The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

「エージェント・オブ・シールド」S1&S2 一気見

2017-03-28 | 海外ドラマ
”Agents of S.H.E.L.D.”ちょっとだけご紹介
 

このところ”シャーロック S4”に掛かりきりになって 何となく心がもやもやして疲れが出ていた
所身内から面白いドラマだと勧められ 気分転換に、と何となく見始めた途端嵌りました。
マーベルは・・・と云いつつ、最近マーベルづいている事に気付いてしまった。

「エージェント・オブ・シールド」 ”Agents of S.H.I.E.L.D.” はマーベルの「アベンジャーズ」の
スピンオフドラマとして2013年にS1が放送されて以来 現在S4まで放送されています(in USA)。
ワタクシはHuluで視聴。 Huluでは現在S2迄配信中です。

S1(全22話)& S2(全22話)(トータル44話)を思わず一気見してしまいました(汗)
この様に連日一気見をしたのは ”Dr. Who” や ”Game of Thrones” 以来でしょうね。
1話が1時間前後と見やすい事もあり、1日に2話位ずつ見続けてしまいました。
暫らく用無しで埃をかぶっていたFire TV Stickが久々の出番となりました。

取りあえず 細かい内容には触れないでネタバレしない様にしつつ概要を書いてみます。

“S.H.I.E.L.D.” とは、The mission of the Strategic Homeland Investigation, Enforcement and Logistics
Division”「戦略国土調停補強配備局」 という長ったらしい名前の頭文字を取った秘密特殊組織で 世界
平和を維持する”shield”=「盾」の両方の意味も持っているようです。



時代設定は 映画「アベンジャーズ」の後 という事になっていますが、「アベンジャーズ」でロキに殺された
はずのフィル・コールソンがシールドのボス。
何故殺されたはずのコールソンが生きているのか? どの様に復活したのか?の謎も作品の主要なテーマであり
次第にこの謎も明らかにされていきます。
コールソンを蘇生させた「タヒチ作戦」の秘密(アベンジャーズを救う為の特殊な薬の実験台になったらしい)
を追うと共に、謎の組織による”ムカデ計画”なるものや、ナチスの流れを汲む組織「ヒドラ」等との戦いを絡ませ
ながら チームメンバーの秘密、絆等を描いていて 一昔前の映画の様な趣きや、「Xファイル」的要素、マーベル
らしいアクション、CGやSFXを駆使した画面構成等兎に角どんどん嵌って行きます。
ちなみに、”ヒドラ”では「ハイル ヒドラ」(ハイル ヒットラーのモジリ?同じポーズで笑わされた。
いや、皮肉を込めているんでしょう)

アベンジャーズの様なスーパーヒーローが出演していないし、美男美女うが出ているとも思えない(暴言)にも
関わらず、ここまで惹きつけるとは想定外でしたし、
又各所でソー、キャプテン・アメリカ等が話題に出たり、本編にリンクしたりしていてマーベル好きにとっては
堪らない作品なんじゃないかしら?
勿論、ワタクシも含め それ程本編に詳しくなくても十分に理解できるし、楽しめる作品で流石マーベル、TV
ドラマとはいえ手を抜いていません。 

 
シールドの移動基地ともいえる大型輸送機、通称”バス” が又凄くて 小さいながら個室をはじめ全て備えた
何ともカッコイイ飛行機。 垂直離着陸可能であり、後にステルス機能も追加される。
サンダーバードを思い出しましたよ(古!)

又コールソンの愛車”ローラ”(1962年式のシボレー・コルベットCI だそうです)は一見普通のクラシックカー
の様であるのに突然空を飛んだり・・・・

毎回チームメンバーが次々”裏切り者か?” ”スパイか?”と云う状況になり、ここでもややお約束的テーマで
ありながら、裏をかかれたリ、どんでん返し、その又後のどんでん返しで結構ハラハラさせられるし 飽きさせない
ストーリー展開になっています。

主要登場人物は :

フィル・コールソン(クラーク・グレッグ)

何といってもコールソンの存在感が絶大で、一見普通のオッサンとしか思えない(暴言)にもかかわらず信頼感溢
れる頼もしいボス。 「タヒチ計画」で蘇生させられた後遺症に関しての不安を持ちながらシールドを支える。
凄くカッコ良く見えて来るんですわ。
何といっても戦いの最中でさえ時折出るウィットに満ちた言葉、とユーモアに満ちたセリフには思わずニヤニヤ
させられてしまう。
シールドに対しては揺ぎ無き忠誠心を持ち、敵からでさえも一目置かれる存在になっています。
でもメンバーに語らない秘密もまだありそうで・・・
演じているクラーク・グレッグの雰囲気が何とも言えない魅力でしょうね。 

メリンダ・メイ(ミン・ナ・ウェン)

過去にトラウマになる様な酷い経験を経た後、コールソンにスカウトされシールドのパイロット件戦闘要員となる。
殆ど表情を変えないクールな女性であるが コールソンの信頼を得ている。 又彼女自身もコールソンに対しても
変わらぬ信頼感を持ち、「タヒチ計画」後の後遺症等健康状態を監視,注視している。
戦闘能力も高くアクションシーンも多く頼りになる姐さん的存在。
一時チームメンバーのウォードと親密なお付き合いをしていた。

スカイ(クロエ・ベネット)

「ライジング・タイド」と呼ばれるハッカーチームの一員であったのをコールソンに能力を買われ抜擢されシールド
に加わる。 両親を知らない孤児で辛い思いをして過ごしてきたためなかなか他人に心を許さないが コールソン
とは信頼関係を築いていく。 
どうやらスカイの出生には大きな秘密があるらしく 徐々に明らかにされていく。

グラント・ウォード(ブレット・ダルトン)

有能な工作員、体力自慢。子供の頃のトラウマがあるらしいが 他人との関わりを苦手としている様で多くを語
ろうとしない。 メイとは大人の割り切った大人の関係を持っていたが 指導教官として鍛えるスカイに惹かれて
行く。
元コールソンの相棒であったギャレットに鍛えられ心酔している。が、そのギャレットが実は…という事で次第に
混迷の様相を呈していくのですよ。
裏があり、又どんでん返しの繰り返し。 真実は今のところ分からない状態。

レオ・フィッツ(イアン・デ・カーステッカー)

天才科学者。 やはり人との付き合いは上手くないが同僚のシモンズとは友人以上、恋人未満といった関係。
チョットオタク系かな?
 
ジェマ・シモンズ(エリザベス・ヘンストレッジ)

生命科学、医療担当の優秀な科学者だけど何となく世間知らずで不思議ちゃんの雰囲気だったが、次第に心身共に
強くなって来る。

その他書きませんでしたが個性あふれるメンバーが次々登場しています。

又、本編からのゲスト出演(ニック・フューリー、アスドガルドのシフ等)や、他人気ドラマからのゲスト : 
ホワイトカラーのティム・ディケイ=ビーター・バーク←ウォードの兄、パーソン・オブ・インタレストの
エイミー・アッカ―=ルート← コールソンの元恋人、等賑やかなキャストでもあります。


そして、「ツインピークス」のカイル・マクラクランも出演しています。 懐かしかった!

流石に途中少々中だるみもあるものの、一挙に44話見終わりました。
S2の最後ではコールソンさん大変な危機に陥ります。 が、しっかり復帰します。

それにしても、マーベルは恐るべしです。
視聴者を楽しませるという点では徹底しているし、エンターテインメントとしてもかなり見ごたえがある事に
再認識させられます。
流石に長い歴史と人気を誇る作品作りをしていると感じますね。
グダグダ御託を並べず 子供だけでは無く大人も肩が凝らず楽しめる作品です。

既に米国ではS4も放送されていますが、HuluではS3の配信待ち。
早く続きが見たいです~~!


取りあえず入門編でした。