The Game is Afoot

ミステリ関連を中心に 海外ドラマ、映画、小説等々思いつくまま書いています。

これから読む予定のミステリ:その(8)

2022-11-14 | ブックレヴュー&情報
興味ある新作が続きます。

※ 『ペインフル・ピアノ』上下 サラ・パレツキー著

ハヤカワ・ミステリ文庫 2022年11月2日発売

シカゴを舞台に女性私立探偵V.I.ウォーショースキーの活躍をえがく サラ・パレツキーによるシ
リーズ。前作『クロス・ボーダー』に続くシリーズ20作目。

≪内容概略≫
ホームレスの元歌姫リディアが失踪し、その行方を追うヴィクの元にバーニーの友人レオが殺さ
れたという情報が入る。犯行現場は、リディアが住処にしていた高架下近くの公園。犯人の姿をリ
ディアが目撃しているかもしれないと考え、捜索を続けるヴィクだったが彼女の前にまたしても謎
の男クープが現れる。彼はレオ殺しの犯人はシカゴの経済を動かす大物だと示唆するが…

随分長く続いているシリーズですが、途中チョットご無沙汰したものの、再び読み始めました。
この新作もこれから読みますが楽しみです。

※ 『炎の爪痕』アン・クリーヴス著

創元推理文庫 2022年12月16日発売予定→ 2022年12月19日発売予定に変更されています(11月25日現在)
(注) 今現在未だカバー画像出ていませんので、原作表紙です。


※ 11月25日現在カバーが出ていますので追記します。

≪内容概略≫
イングランドから越してきた家族が住むシェトランド本島の家の納屋で、相次いでふたつの死体
がみつかる。最初の死者は家の前の住人で、それ以来、何者かが家の敷地に侵入し、謎めいた書
きつけをあちこちに残していた。そしてふたり目は島の旧家で働く子守りだった。ふたつの死に
関連があるのか? ペレス警部は粘り強く捜査に当たる……。
CWA最優秀長編賞受賞作『大鴉の啼く冬』から始まったペレス警部シリーズ、ここに完結。

ドラマ化作品と共に これ迄何度か取り上げてきました シェトランド(ジミー・ペレス警部シ
リーズ)もこの作品で完結となる様です。

又、ドラマの方も情報が出ていますので、この作品に関しては別途追加詳細をご紹介しようと思
います。

※ 『かくて彼女はヘレンとなった』キャロライン・B.クーニー著

ハヤカワ。ポケットミステリ 2022年9月2日発売

≪内容概略≫
老人たちが暮らすシニアタウンの住人ヘレンは、知人の安否確認のために訪れた隣家で美しいガ
ラスパイプを見つける。だがそれは麻薬密売に関係する重要な証拠品だった。警察が捜査に来て
しまったら、彼女が50年間隠し通してきた秘密が明るみになってしまうかもしれない。
その秘密とは、彼女がかつて犯した罪から逃れるためにタレミーという元の名前を捨て、ヘレン
と名前を変えて暮らしていること。窮地を脱すべくヘレンは策を練るが、事件は予想もつかない
方へ発展し…過去と現在の謎が交差する衝撃のサスペンス。

ベストセラー作家とのことですが、この作家さんも初読みです。

※ 『カッコーの歌』フランシス・ハーディング著

創元推理文庫 2022年11月18日発売予定

≪内容概略≫
「あと七日」笑い声と共に言葉が聞こえる。 わたしは……わたしはトリス。池に落ちて記憶を
失ったらしい。母、父、そして妹ペン。ペンはわたしをきらっている、わたしが偽者だと言う。
破りとられた日記帳のページ、異常な食欲、恐ろしい記憶。そして耳もとでささやく声。
「あと六日」。わたしに何が起きているの? 大評判となった『嘘の木』の著者が放つ、ファンタ
ジーの傑作。
英国幻想文学大賞受賞、カーネギー賞最終候補作。

何故かこの作家さんの作品は未読でした。 
ちょっと独特な作風の様ですが、この他にも何作か評判になった作品があります。




(source : HAYAKAWA, 東京創元社)