3日間の内覧会も無事終わりました。3日間で約40組、延べ100名程のご来場者に来ていただくことが出来ました。厚く御礼申し上げます。
次回は8月に開催する予定です。仮テーマは『あづましい家』ご期待下さい。
さて、また新潟、長野の中越地方で地震が昨日ありました。ニュースを見るたびに被害が大きくなっています。被害にあわれた方、謹んでお悔やみ申し上げます。
地震で全壊した家、半壊した家、それぞれ現在時点で350棟を超えてるという。もちろん古い家がほとんどなのだが、なかにはそうでない住宅や店舗もある。
それらの住宅で共通なのが壁量が足りないことだ。中越地方は夏は台風の通り道になることが多く、屋根は強い風に耐えられるように瓦屋根が多い。
そして冬は重い雪が降るために太い4寸柱を使用している。(在来工法の場合)
4寸柱といえども、瓦の自重と雪の積雪荷重を考えるとかなりの重さになる。
柱が太くて、数が多く入っていても、真上からの重力なら耐えられるが、横揺れやモーメントが働くとなれば、それだけでは耐えられない。
その為にはバランスのとれた壁配置が必要になるのである。
柱にこだわりすぎると、どうしても本格的な和室が欲しくなってしまう傾向がある。2間続きの本格和室があれば、極端に壁の量が襖を採用する関係で少なくなってしまうのである。(もちろん解決策はありますが)
デザインや嗜好にこだわりを持つのは、住宅を建てる時のポイントとしては重要である。しかし、構造や基本を超えてまでの選択では決してあってはならないのである。
弊社ではその意味でも、確かに営業にはスピードが重要視され、住宅を建てたいお客様に第一に接するのは営業マンであるが、彼らには簡易ソフトや方眼紙などで絶対図面はかかせない。(建築士の免許があれば別だが)
時間がかかろうとも、建築士がきちんとヒヤリングをしてお客様の要望にこたえるように、かつ構造的にも問題ないように設計をしていくのである。
地震が起こるたびに繰り返される問題点。
少しでも解決策が見出されることを願っています。
次回は8月に開催する予定です。仮テーマは『あづましい家』ご期待下さい。
さて、また新潟、長野の中越地方で地震が昨日ありました。ニュースを見るたびに被害が大きくなっています。被害にあわれた方、謹んでお悔やみ申し上げます。
地震で全壊した家、半壊した家、それぞれ現在時点で350棟を超えてるという。もちろん古い家がほとんどなのだが、なかにはそうでない住宅や店舗もある。
それらの住宅で共通なのが壁量が足りないことだ。中越地方は夏は台風の通り道になることが多く、屋根は強い風に耐えられるように瓦屋根が多い。
そして冬は重い雪が降るために太い4寸柱を使用している。(在来工法の場合)
4寸柱といえども、瓦の自重と雪の積雪荷重を考えるとかなりの重さになる。
柱が太くて、数が多く入っていても、真上からの重力なら耐えられるが、横揺れやモーメントが働くとなれば、それだけでは耐えられない。
その為にはバランスのとれた壁配置が必要になるのである。
柱にこだわりすぎると、どうしても本格的な和室が欲しくなってしまう傾向がある。2間続きの本格和室があれば、極端に壁の量が襖を採用する関係で少なくなってしまうのである。(もちろん解決策はありますが)
デザインや嗜好にこだわりを持つのは、住宅を建てる時のポイントとしては重要である。しかし、構造や基本を超えてまでの選択では決してあってはならないのである。
弊社ではその意味でも、確かに営業にはスピードが重要視され、住宅を建てたいお客様に第一に接するのは営業マンであるが、彼らには簡易ソフトや方眼紙などで絶対図面はかかせない。(建築士の免許があれば別だが)
時間がかかろうとも、建築士がきちんとヒヤリングをしてお客様の要望にこたえるように、かつ構造的にも問題ないように設計をしていくのである。
地震が起こるたびに繰り返される問題点。
少しでも解決策が見出されることを願っています。