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仮設住宅

2011-07-19 09:49:00 | ノンジャンル
先週の金曜日の15日に縁があって岩手県の田野畑村へ行ってきました。

田野畑村では仮設住宅が入居希望者への提供が全て完了したそうです。

現地で仮設住宅を見させてもらったところ、「在来木造工法」でした。

仮設住宅の場合、多くが「プレハブ工法」。軽量鉄骨で組立てるのが主です。

再生可能と組立てが早い。ということでプレハブ工法が多いわけですが、「阪神・淡路大震災」ではその多くが廃棄になったそうです。

木材の場合は上手に解体すれば、一般住宅にも再生できるので人気があるとのこと。

再生の仕方は充分考慮して無駄のないようにして欲しいものです。


今回の震災は広範囲で多くの仮設住宅を建設しなければならなかったことから、各地でいろんな問題が出ました。

「雨漏れ」、「断熱材の有無」、「サッシのシングル、ペアサッシ」、「界壁の音の問題」など。

雨漏れは施工上のミスなので、これは技術者の選定の問題ですが、残りは仕様の取決めなので国や県で(特に国)で最低限の東北地方に見合った『標準仕様』なるものが必要だったと思われます。

政争も大切でしょうが、今回の震災の対応の遅れは誰もが認めるところ。

このような時にこそ、一丸となって復興プロジェクトを早く推し進めて欲しいものです。