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建築士会全国大会(3)

2019-09-27 08:12:00 | ノンジャンル
【9月27日(金)】


今日も天気が良さそうです。

秋晴れで清々しい気持ちにさせてくれます。


さて、今日も建築士会全国大会の続きです。


『いにしえ街道』について昨日も話をしましたが、この整備にはもちろん地元の建築士の方々が大きく関わっています。

いろんな建物を見て回るたびに、地元の建築士会の方が同行して説明をしてくれました。





多くの店舗の店先には全国大会の歓迎の貼り紙がありました。

感激です。


街道の建築物は歴史的建築物に合わせ、高さ制限や屋根の形状、外装材の材質など「景観条例」によってそろえられています。




こちらは一般の住宅ですが築年数はまだ経っていませんが、地区の「景観条例」に基づいて建築されています。


また、こちらは別の建築物で建てられてからかなり年数が経っています。

何代も続いている自転車屋さんみたいです。





看板が歴史を感じさせます。

そしてこのような自転車を見つけました。





自転車の前後にフラッシュライトが取り付けられています。

昔、小学生の頃に親におねだりして買ってもらった記憶がよみがえりました。

けっこう電池の消耗が早かったのと、ライトが重くふらついた思い出が。

懐かしい限りです。


そして「いにしえ街道」を進んでいくと、可愛らしい案内板がありました。





この先には『横山家』がありました。







有名な『にしん御殿』です。

建物が物凄く長くてびっくりします。

文政五年(1822年)より江差の中心、姥神神宮前の現在地に店舗・住居を構え以来、現在まで約200年。江差で同じ場所に住んでいる家は、横山家のみとなっていたそうですが、昨年8代目の方がお亡くなりになり、名物「にしんそば」の提供や「展示物」の一般公開を現在は休止しているとのこと。

この「横山家」ですが、相続者が民間で維持するのは限界で、処分を検討されているそうです。

有形民俗文化財を指定されてる歴史的建造物の横山家ですが、後世に残してほしいものです。

江戸時代にニシン漁で栄えた歴史が昨年、道内初の日本遺産に選ばれた江差町。

北海道や江差町が救いの手を差し伸べても良いのではないかと思います。


この後も続きを・・・。