若女将の修行日記

『写真館の若女将・成長記録』のはずが、いつのまにか『若女将のおとぼけな記録』になっていました。

遊びもマジメに

2008-03-25 01:37:51 | その他
友人Aが石垣島・西表島へ旅立っていきました(すぐ帰ってくるけど)。羨ましいっっっ!私たちがその辺りへ旅行したのは2000年のこと、もう8年も前かー。

カヤックに乗ったり、自然探索したり、シュノーケリングを体験したり、それはそれは新経験の詰まった最高の旅だったのですが、特に思い出に残っているのは、カヤックでの川くだり。全く初体験なのに、大きな船で山の中まで連れて行かれ、ぽいっと一人づつカヤックに乗せられて、「さぁ、レッツゴー!」なんて、ガイドのお姉さん、そんな簡単に……と必死でついていきました(が、結構出来ちゃうもんなのです)。

ゴール間近の河口付近は、私にとって戦いだったなー。波がたち、流れが速く、川幅が広くなり、二代目とガイドさんの背中はどんどん小さくなっていき、「怖いよー、不安だよー」と半べそになって必死で漕いだ記憶があります。『コレは遊びなのか!?』と自分に問いかけながら!

遊びが苦しみを伴うことはよくありますよね。どんなスポーツでも練習は厳しいものだと思いますし。山登りを趣味にしていた時期がありますが、そのときもよく「ナゼ貴重な週末に私はこんなに苦しい思いをしているのか!?」と自分に問いかけながら歩いたものです。

そんな『遊びだけど苦しい』原体験は、子どもの頃にも。吹雪で指は凍え、目の前の急斜面は泣きそうなほど怖い。でも、上手になりたい(ような気がする)。勇気をもって滑り出すと、彼方から父の声が……「右足に加重だぞぉぉぉぉ」。リフトの上からでも熱血指導をする父なのでした。お陰で(?)今では数年に1回しかゲレンデに行かない不真面目スキーヤーですが、何とか楽しむことが出来る程度の技術が身につきました。

遊びもマジメに取り組む!日本人はそうでなくっちゃ。友人Aも明日は必死でオールを漕ぐことでしょう!