これからも路の途中

市民ランナーの日々の出来事

お待たせしました!読書の感想 「INPUT 大全」 樺沢紫苑著

2019年08月11日 14時16分43秒 | 日記

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読書感想文
「INPUT 大全」

昨年の「OUTPUT 大全」に続き、まさかの「INPUT 大全」
筆者の精神科医、樺沢紫苑氏は、一貫して、
インプット→アウトプット→フィードバックを繰り返して、自己成長のサイクルを回していこうと主張しています。この「INPUT 大全」には80項目のインプット法と11の応用編が掲載されています。90以上の項目すべてを実践しようとしたら無理がありますね。
樺沢氏も
「3つの気づきを得られれば十分」と書いています。1度に1冊の本から学べることを欲張らず、まず3つに絞る。これはとても大事。もし、3つの気づきをしっかりと学べたら、次の3つを考えればいいのですから。
 では、今回の私の3つの気づきです。
① やはりAZ
② 男女の違い あの時知っていれば
③ 料理を習う
① のやはりAZ(アウトプット前提)について。
 10年以上前に走り始めた時(市民ランナーです)ただ漠然と走ったり走らなかったりしていた。ブログを始めた走る仲間が、「絶対、ブログやったほうがいいよ。」と勧めるので、ブログを書き始めた。そうすると、ブログのネタ探しのために走りながら周りを観察するようになった。まさに、AZを体験した瞬間だった。アウトプットを前提に観察をすることによって、今まで、「あれども見えず」だった風景が、話しかけてくるような感覚があった。また、自分で発見するような感覚があり、毎日が楽しかった。10年以上たった今でも、走っている時に、「これはブログに書こう」と、考えながら走ることが多い。
 仕事上でも、出張の報告を職員の前で行うということがわかっているから、たくさんのことを講演会等で学んでくることができるのだと実感している。これが特に報告(アウトプット)が、課せられていなかったら居眠りしてしまうかもしれない。また、講演会の時に集中して聞き、メモをして、資料を作るときに思い出しメモを見直し、報告の練習をして、実際に報告するという段取りの中で2週間で3回以上の復習も自然にできて記憶の定着につながるのだと思う。
② の男女の違いについて。
 これについては「21 パートナーの話を聞く」~1日30分の共感が、夫婦円満のコツの項目で語られていた。「男性はアドバイスを求め女性は共感を求める。」これをあの時に知っていて実行できていれば・・・。というエピソードがあります。
 これも、10年近く前、女性のお得意様から相談のようなクレームのようなお電話がありました。
「○○で困っているんですが。」
「そういう時は□□すればいいですよ。」
「××の時はどうすればいいんですか?」
「それは、▲▲ですね。」
「☆☆はやっていただけませんか?」
「▽▽という風にやってみてください。」
と、相談されたことにすぐに対応しなければと真剣に対応していたら、女性のお得意様が急に怒りだしました。
「あなたはいつも答えを持っているんですね!」
と、怒られてびっくりしました。が、今ならばその理由がわかります。その方は、きっと答えが知りたかったのではなくて、共感してほしかったのだと。共感のない、回答を繰り返していた私はそのお得意様を怒らせてしまったというわけですね。その失敗を繰り返さないようにしていきたいと思っています。
③ 料理を習うについて
 料理は脳トレにいいのではないか?ということには、うすうす気づいていました。若い頃、職場を見回すと「おじさんより、おばさんの方が元気」だと感じていました。疲れた感じの男性先輩が多い中、女性の先輩はエネルギッシュです。仕事面はもちろんですが、休日の過ごし方も「あれやった。」「どこどこに行った。」と話題が豊富です。「どうしてだろう?」と、純粋に疑問に思っていました。その時の答えが、「女性は家事をしているから」特に、料理。献立を考え、買い物をして、実際に調理をする。やってみればわかりますが、これ、「脳トレ」じゃないか。毎日こんなことをしていたら脳が活性化して、仕事もバリバリ、プライベートも充実した日々が過ごせるだろうと思いました。たぶんこの予想は正解なのだと思います。
 「料理をする」ことが大事なのであって「習う」ことが必ずしも大事なのではないと思います。ただ、自分の得意な料理、レシピなども暗記している料理を作り続けても「コンフォートゾーン」の中で活動していることになりますね。コンフォートゾーンから出る方法の1つとして「料理を習う」があるのだと思います。作ったことのない料理に挑戦することは、コンフォートゾーンから出ることになるし、刺激的です。つまり、新作を作ればいいのだと気が付きました。
 そこで、3つのTO DO。気づきを生かすための行動目標です。
① AZを前提にした、休日の計画を立てる。
② 妻と娘の話をただ聞こう。共感しよう。
③ 月に1つは新作料理を作り、ブログ・職場の仲間に伝える。
① は、与えられた課題や偶然目の前にある景色から発見するという受動的なインプットではなくて、積極的にアウトプットするための計画を立てた休日の過ごし方をするというもの。ランニングだったら、「今日も、走っていて何か見つけよう。」ではなくて、「朝日のすばらしさを実感するために、日の出ランをしよう!」とか、「この準備運動をしたら、走りがどう変わるか実験しよう!」とか。1日の終わりに、今日あったことを振り返ってブログのネタを探すというより、「今日のハイライトはこれ!」と計画を立てて、それをアウトプットしよう!ということ。毎日できるとは限らないが、そういう計画をするもの楽しそう。
② 妻と娘の話をただ聞こう。共感しよう。について。
これも難しい。つい、対応策、結論を考えて言いたくなってしまう。「そうか」「そうだよね」と、共感する習慣を付ければ、仕事の場面でもよい効果が現れると考える。
③ 月に1つは新作料理を作り、ブログ・職場の仲間に伝える。
時々、新作料理を作り、ブログに乗せ、職場の仲間に話したりしてきた。これを定期的に「〇月の新作」のような形でできたらいいなと思う。新作料理の情報は、テレビの料理番組、料理の本、ネットなど様々。旬の食材を使った新作料理は脳トレになるだけでなく体にもきっと良いと思う。

 「INPUT 大全」を読んで気が付いたこと3つと、行動に移したいこと3つを中心に書いてきたが、今まで書いてきたもの以外にも「脳内情報図書館を構築する」も興味深い。読者限定無料プレゼント6つの特典の中の3番目をダウンロードして脳内情報図書館づくりをしてみたいと思います。

 今回は少し長くなってしまったのでこの辺りで終わりにします。
このブログの読者の皆さんも、興味深い本と出合いましたら是非、紹介してくださいね。出来たら、3つの気づきと共に。

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