【東日本大震災】【津波】今迄見た中で一番衝撃的な大津波の映像
福島県知事 「収束」に不快感より転載
12月18日 17時56分 NHKニュース
福島県の佐藤知事は、細野原発事故担当大臣ら3人の関係閣僚と会談し、野田総理大臣が事故の収束を宣言したことに不快感を示したうえで、避難区域の見直しにあたっては地元の意見を尊重し、すべての福島県民を損害賠償の対象とすることを求めました。
政府は、16日、福島第一原発の事故について、「原子炉が『冷温停止状態』になり、事故そのものは収束した」として、工程表の「ステップ2」の完了を宣言しました。これを受けて、細野原発事故担当大臣ら3人の関係閣僚が、18日、福島県庁を訪れ、佐藤知事と会談しました。この中で佐藤知事は、「本来なら、野田総理大臣が来て話をしてしかるべきだ。『事故収束』ということばを発すること自体、県民は『実態を本当に知っているのか』という気持ちでいる」と述べ、野田総理大臣が事故の収束を宣言したことに不快感を示しました。これに対して細野大臣は、「ステップ2の達成は、『これ以上、地元の皆さんに改めて避難していただく状況にはならない』ということであり、このことをもって、事故そのものは収束したと判断している。ただし、これからが一番大切な難しい局面を迎えるので、除染や健康管理の問題に責任を持って対応する」と述べ、理解を求めました。さらに、佐藤知事は、住民の帰宅に向けた避難区域の見直しについて、「地域の市町村長や住民の話を真摯(しんし)に聞いていただくことが大事だ」と述べるとともに、すべての福島県民を損害賠償の対象とすることを求めました。これに対して枝野経済産業大臣が、「避難指示区域の見直しは、地元に寄り添いながら取り組んでいく決意であり、県や市町村の考えを受け止めて具体的に進めたい」と述べたほか、平野復興担当大臣は、「1日も早い帰還を実現するための時期が来たので、復興対策本部が、帰還に向けた支援の中心的な役割を担いたい」と述べました。このあと政府側は、福島県と11の市町村に対し、今の警戒区域と計画的避難区域について、▽年間の被ばく線量が20ミリシーベルト未満の地域を、住民の早期帰宅を想定する「避難指示解除準備区域」に、▽20ミリシーベルト以上の地域を、引き続き避難を求める「居住制限区域」に、▽現時点で50ミリシーベルトを超える地域を、原則、長期間居住を制限する「帰宅困難区域」に指定する、避難区域の新たな区分けの方針を説明しました。こうした方針について、政府は、被災地の意見を聞いて調整を行ったうえで、今月末に正式に決定したい考えです。
12月18日 17時56分 NHKニュース
福島県の佐藤知事は、細野原発事故担当大臣ら3人の関係閣僚と会談し、野田総理大臣が事故の収束を宣言したことに不快感を示したうえで、避難区域の見直しにあたっては地元の意見を尊重し、すべての福島県民を損害賠償の対象とすることを求めました。
政府は、16日、福島第一原発の事故について、「原子炉が『冷温停止状態』になり、事故そのものは収束した」として、工程表の「ステップ2」の完了を宣言しました。これを受けて、細野原発事故担当大臣ら3人の関係閣僚が、18日、福島県庁を訪れ、佐藤知事と会談しました。この中で佐藤知事は、「本来なら、野田総理大臣が来て話をしてしかるべきだ。『事故収束』ということばを発すること自体、県民は『実態を本当に知っているのか』という気持ちでいる」と述べ、野田総理大臣が事故の収束を宣言したことに不快感を示しました。これに対して細野大臣は、「ステップ2の達成は、『これ以上、地元の皆さんに改めて避難していただく状況にはならない』ということであり、このことをもって、事故そのものは収束したと判断している。ただし、これからが一番大切な難しい局面を迎えるので、除染や健康管理の問題に責任を持って対応する」と述べ、理解を求めました。さらに、佐藤知事は、住民の帰宅に向けた避難区域の見直しについて、「地域の市町村長や住民の話を真摯(しんし)に聞いていただくことが大事だ」と述べるとともに、すべての福島県民を損害賠償の対象とすることを求めました。これに対して枝野経済産業大臣が、「避難指示区域の見直しは、地元に寄り添いながら取り組んでいく決意であり、県や市町村の考えを受け止めて具体的に進めたい」と述べたほか、平野復興担当大臣は、「1日も早い帰還を実現するための時期が来たので、復興対策本部が、帰還に向けた支援の中心的な役割を担いたい」と述べました。このあと政府側は、福島県と11の市町村に対し、今の警戒区域と計画的避難区域について、▽年間の被ばく線量が20ミリシーベルト未満の地域を、住民の早期帰宅を想定する「避難指示解除準備区域」に、▽20ミリシーベルト以上の地域を、引き続き避難を求める「居住制限区域」に、▽現時点で50ミリシーベルトを超える地域を、原則、長期間居住を制限する「帰宅困難区域」に指定する、避難区域の新たな区分けの方針を説明しました。こうした方針について、政府は、被災地の意見を聞いて調整を行ったうえで、今月末に正式に決定したい考えです。
ドイツ 再生エネ発電が原発上回るより転載
12月18日 8時26分 NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、将来的に国内すべての原発を廃止することを決めたドイツで、総発電量に占める風力や太陽光など、再生可能エネルギーの割合がことしおよそ20%に達し、初めて原発の発電量を上回る見通しとなりました。
これは、ドイツの電力会社などが加盟するエネルギー・水道事業連盟が、16日に発表したもので、ことし1年間のドイツ国内の総発電量を試算したところ、▽石炭やガスによる火力発電がおよそ57%で最も多く、▽2番目に多かったのが風力や太陽光などの再生可能エネルギーで、去年より3.5ポイント増えて19.9%でした。一方、▽原子力発電は、福島第一原発の事故後、国内17基の原発のうち、8基が運転をやめたことから、去年の22.4%から17.7%に低下し、再生可能エネルギーが初めて原発を上回りました。再生可能エネルギーの内訳は、▽風力発電が7.6%、次いで▽バイオマス発電が5.2%、▽太陽光発電が3.2%などとなっています。ドイツは、福島第一原発の事故を受けて、2022年までに国内すべての原発を廃止する方針を決めています。今回の結果について、エネルギー・水道事業連盟は、「再生可能エネルギーの割合が増えたことは喜ばしいが、天候に大きく左右されるなど安定性に欠ける面もあり、中心的な電力源になるまでには時間がかかる」と分析しています。
12月18日 8時26分 NHKニュース
東京電力福島第一原子力発電所の事故を受けて、将来的に国内すべての原発を廃止することを決めたドイツで、総発電量に占める風力や太陽光など、再生可能エネルギーの割合がことしおよそ20%に達し、初めて原発の発電量を上回る見通しとなりました。
これは、ドイツの電力会社などが加盟するエネルギー・水道事業連盟が、16日に発表したもので、ことし1年間のドイツ国内の総発電量を試算したところ、▽石炭やガスによる火力発電がおよそ57%で最も多く、▽2番目に多かったのが風力や太陽光などの再生可能エネルギーで、去年より3.5ポイント増えて19.9%でした。一方、▽原子力発電は、福島第一原発の事故後、国内17基の原発のうち、8基が運転をやめたことから、去年の22.4%から17.7%に低下し、再生可能エネルギーが初めて原発を上回りました。再生可能エネルギーの内訳は、▽風力発電が7.6%、次いで▽バイオマス発電が5.2%、▽太陽光発電が3.2%などとなっています。ドイツは、福島第一原発の事故を受けて、2022年までに国内すべての原発を廃止する方針を決めています。今回の結果について、エネルギー・水道事業連盟は、「再生可能エネルギーの割合が増えたことは喜ばしいが、天候に大きく左右されるなど安定性に欠ける面もあり、中心的な電力源になるまでには時間がかかる」と分析しています。
20ミリSv未満、来春にも帰宅 避難区域再編を伝達より転載

東京電力福島第一原発の「事故収束」宣言を受け、原発から半径20キロで線引きした避難区域が見直される。野田政権が18日、来年4月1日をメドに現在の警戒区域を解除し、年間放射線量に応じて三つの区域に再編する方針を関係自治体に伝えた。放射線量が低い区域は、生活インフラなどが整えば来春にも、住民が戻ることができる。
細野豪志原発相と枝野幸男経済産業相、平野達男復興相の3閣僚が18日、福島市を訪ね、佐藤雄平福島県知事らに伝えた。現在は原発から半径20キロ圏内を警戒区域とし、20キロ圏外で計画的避難区域を設定。この線引きを今年度中に見直し、地上から高さ1メートルの放射線量を年間で換算して20ミリシーベルト(Sv)未満を「避難指示解除準備区域」、20~50ミリシーベルト未満を「居住制限区域」、50ミリシーベルト以上を「帰還困難区域」に再編する。
避難指示解除準備区域は「生活インフラの復旧や子どもの生活圏の除染の進捗(しんちょく)を踏まえ、段階的に解除する」と定める。解除前でも住民の一時帰宅や復旧作業のための立ち入りを柔軟に認め、事業再開を先行させる考えも示した。実際に住民が戻り始める時期について、細野氏はこの日の朝日新聞のインタビューに「来春から年央(来年6、7月ごろ)だろう」と答えた。
asahi.com2011年12月18日22時31分

東京電力福島第一原発の「事故収束」宣言を受け、原発から半径20キロで線引きした避難区域が見直される。野田政権が18日、来年4月1日をメドに現在の警戒区域を解除し、年間放射線量に応じて三つの区域に再編する方針を関係自治体に伝えた。放射線量が低い区域は、生活インフラなどが整えば来春にも、住民が戻ることができる。
細野豪志原発相と枝野幸男経済産業相、平野達男復興相の3閣僚が18日、福島市を訪ね、佐藤雄平福島県知事らに伝えた。現在は原発から半径20キロ圏内を警戒区域とし、20キロ圏外で計画的避難区域を設定。この線引きを今年度中に見直し、地上から高さ1メートルの放射線量を年間で換算して20ミリシーベルト(Sv)未満を「避難指示解除準備区域」、20~50ミリシーベルト未満を「居住制限区域」、50ミリシーベルト以上を「帰還困難区域」に再編する。
避難指示解除準備区域は「生活インフラの復旧や子どもの生活圏の除染の進捗(しんちょく)を踏まえ、段階的に解除する」と定める。解除前でも住民の一時帰宅や復旧作業のための立ち入りを柔軟に認め、事業再開を先行させる考えも示した。実際に住民が戻り始める時期について、細野氏はこの日の朝日新聞のインタビューに「来春から年央(来年6、7月ごろ)だろう」と答えた。
asahi.com2011年12月18日22時31分
国会の原発事故調、4テーマ調査 「原因」「政策」などより転載
東京電力福島第一原発事故の原因を検証する国会の事故調査委員会は19日、福島市での委員会で、テーマ別に四つのワーキンググループ(WG)をつくることを決めた。半年以内にまとめる報告書に、各WGの調査結果を反映させる。
WGは事故原因が中心の「事故調査」、健康や環境への影響をテーマにした「被害調査」、事故前の原発政策を調べる「政策調査」、この三つを踏まえ今後の原子力政策のあり方を提示する「政策提言」。
初会合では、各WGの具体的な調査項目のたたき台も示された。事故調査は「緊急時の東電・(原子力安全・)保安院の対応・体制」や「シビアアクシデント対策、事故想定の妥当性」、政策調査は「いわゆる『安全神話』の弊害」など。委員に専門的意見を助言する「参与」を数人任命することも決めた。
asahi.com2011年12月19日20時48分
東京電力福島第一原発事故の原因を検証する国会の事故調査委員会は19日、福島市での委員会で、テーマ別に四つのワーキンググループ(WG)をつくることを決めた。半年以内にまとめる報告書に、各WGの調査結果を反映させる。
WGは事故原因が中心の「事故調査」、健康や環境への影響をテーマにした「被害調査」、事故前の原発政策を調べる「政策調査」、この三つを踏まえ今後の原子力政策のあり方を提示する「政策提言」。
初会合では、各WGの具体的な調査項目のたたき台も示された。事故調査は「緊急時の東電・(原子力安全・)保安院の対応・体制」や「シビアアクシデント対策、事故想定の妥当性」、政策調査は「いわゆる『安全神話』の弊害」など。委員に専門的意見を助言する「参与」を数人任命することも決めた。
asahi.com2011年12月19日20時48分
原発事故「収束」 IAEA事務局長「日本の判断尊重」より転載
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は19日、東京都内で細野豪志原発相と会談した。天野氏は終了後、政府が東京電力福島第一原発の冷温停止状態の達成を宣言したことを「歓迎する」と記者団に述べ、原発事故の「収束宣言」も「日本政府の判断を尊重する」と語った。
核開発問題を抱える北朝鮮の金正日総書記が死去したことには「どういう影響があるのかを言うのはまだ早い」としたうえで、「朝鮮半島の非核化は世界、東アジアの安全保障のためにも進めるべき問題だ。IAEAも非核化の検証に役割を果たしたい」と述べた。
asahi.com2011年12月19日20時34分
国際原子力機関(IAEA)の天野之弥事務局長は19日、東京都内で細野豪志原発相と会談した。天野氏は終了後、政府が東京電力福島第一原発の冷温停止状態の達成を宣言したことを「歓迎する」と記者団に述べ、原発事故の「収束宣言」も「日本政府の判断を尊重する」と語った。
核開発問題を抱える北朝鮮の金正日総書記が死去したことには「どういう影響があるのかを言うのはまだ早い」としたうえで、「朝鮮半島の非核化は世界、東アジアの安全保障のためにも進めるべき問題だ。IAEAも非核化の検証に役割を果たしたい」と述べた。
asahi.com2011年12月19日20時34分
受刑者の全裸検査中止=下着着用に変更―名古屋刑務所より転載
2011年12月19日20時32分
提供:時事通信社
名古屋刑務所(愛知県みよし市)が、工場への出入りの際に受刑者を全裸にする身体検査を中止していたことが19日、分かった。下着を着た状態での検査方法に変更したという。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本(東京)が名古屋市で開いた記者会見で明らかにした。
名古屋刑務所は取材に対し、全裸検査を中止したことを認めた上で、「以前から検討課題としていたもので(アムネスティの)要請があったから変更したのではない」と説明。「所内の秩序が維持できなければ、再開する可能性もある」としている。
アムネスティは5月、受刑者の尊厳を著しく傷つけ、国際人権基準などに違反するとして、同刑務所に全裸検査中止を要請。11月下旬に質問書を送ったところ、今月12日付の書面で「10月からパンツを着用させる方法に変更している」との回答を得たという。
2011年12月19日20時32分
提供:時事通信社
名古屋刑務所(愛知県みよし市)が、工場への出入りの際に受刑者を全裸にする身体検査を中止していたことが19日、分かった。下着を着た状態での検査方法に変更したという。国際人権団体アムネスティ・インターナショナル日本(東京)が名古屋市で開いた記者会見で明らかにした。
名古屋刑務所は取材に対し、全裸検査を中止したことを認めた上で、「以前から検討課題としていたもので(アムネスティの)要請があったから変更したのではない」と説明。「所内の秩序が維持できなければ、再開する可能性もある」としている。
アムネスティは5月、受刑者の尊厳を著しく傷つけ、国際人権基準などに違反するとして、同刑務所に全裸検査中止を要請。11月下旬に質問書を送ったところ、今月12日付の書面で「10月からパンツを着用させる方法に変更している」との回答を得たという。
千葉・柏の民家のホコリからセシウム「服や靴について持ち込み」より転載
2011/12/19 12:31
市民団体の測定で千葉・柏市の民家のホコリから放射性セシウムが検出された。原発から190キロ。これをどう考えたらいいのか。発表されたのは、野田首相が福島第1原発の「収束宣言」を出す3時間前。検査したのは「福島老朽原発を考える会」。各地で測定したが、いずれも1キログラムあたりで、福島市・渡利地区で1万9500ベクレル(Bq)、岩手・ 一関市で5880Bq、郡山市で4910Bq、そして千葉・柏市で5970Bqだった。
「不安はあったが、こんなに出るとは!」(住人)
測定した民家は一戸建てで、周辺の屋外も毎時0.35マイクロシーベルトと高い。夫婦と3歳の子の3人暮らしだ。「出てくるのかなぁという不安はあったが、出てみるとびっくり。こんなに出るとは。子どもは床で寝転がったりソファではねたりして遊んでいるから、大人より心配」 と言う。周囲の市民も「頻繁に掃除をしてないので子どもが心配」「どこまで心配しないといけないのか」と戸惑う。柏市の担当者も「始めてのケースなので対応が難しいですね」と話す。
首都大学東京の加藤洋准教授は「ホコリだから吸い込んで体内被ばくする可能性が高い」というが、一方で「ホコリにたまったのであって、食べるわけではないからそう心配することはないだろう」ともいう。
青木理(ジャーナリスト)「6000Bqは捨ててはいけないんでしょう?」
加藤「ハイ、放射性廃棄物としては規制しないといけないレベルです」
司会の赤江珠緒「どこから入ってくるんでしょう」
加藤「気密性の高いマンションなんかだと、窓からというより衣服やクツについて持ち込まれるものが多い」
司会の羽鳥慎一「掃除したごみは、普通のゴミで出せるんですか」
加藤「そこまで規制できるかどうか。要は、インフルエンザや花粉と同じように考えて、マスク、うがいなどで対処しないといけません」
羽鳥「(放射性物質は)家の外にはあって、移動するだけで減らない。舞わせないことですね」
青木「これは柏なので、もっと近い福島などはもっと深刻でしょう」
「モーニングバード」は原発から20キロ圏の警戒区域に入ったが、原発に近づくに連れて線量計の数値はどんどん上がり、30マイクロシーベルトの針が振り切れてしまっていた。
文 ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
2011/12/19 12:31
市民団体の測定で千葉・柏市の民家のホコリから放射性セシウムが検出された。原発から190キロ。これをどう考えたらいいのか。発表されたのは、野田首相が福島第1原発の「収束宣言」を出す3時間前。検査したのは「福島老朽原発を考える会」。各地で測定したが、いずれも1キログラムあたりで、福島市・渡利地区で1万9500ベクレル(Bq)、岩手・ 一関市で5880Bq、郡山市で4910Bq、そして千葉・柏市で5970Bqだった。
「不安はあったが、こんなに出るとは!」(住人)
測定した民家は一戸建てで、周辺の屋外も毎時0.35マイクロシーベルトと高い。夫婦と3歳の子の3人暮らしだ。「出てくるのかなぁという不安はあったが、出てみるとびっくり。こんなに出るとは。子どもは床で寝転がったりソファではねたりして遊んでいるから、大人より心配」 と言う。周囲の市民も「頻繁に掃除をしてないので子どもが心配」「どこまで心配しないといけないのか」と戸惑う。柏市の担当者も「始めてのケースなので対応が難しいですね」と話す。
首都大学東京の加藤洋准教授は「ホコリだから吸い込んで体内被ばくする可能性が高い」というが、一方で「ホコリにたまったのであって、食べるわけではないからそう心配することはないだろう」ともいう。
青木理(ジャーナリスト)「6000Bqは捨ててはいけないんでしょう?」
加藤「ハイ、放射性廃棄物としては規制しないといけないレベルです」
司会の赤江珠緒「どこから入ってくるんでしょう」
加藤「気密性の高いマンションなんかだと、窓からというより衣服やクツについて持ち込まれるものが多い」
司会の羽鳥慎一「掃除したごみは、普通のゴミで出せるんですか」
加藤「そこまで規制できるかどうか。要は、インフルエンザや花粉と同じように考えて、マスク、うがいなどで対処しないといけません」
羽鳥「(放射性物質は)家の外にはあって、移動するだけで減らない。舞わせないことですね」
青木「これは柏なので、もっと近い福島などはもっと深刻でしょう」
「モーニングバード」は原発から20キロ圏の警戒区域に入ったが、原発に近づくに連れて線量計の数値はどんどん上がり、30マイクロシーベルトの針が振り切れてしまっていた。
文 ヤンヤン | 似顔絵 池田マコト
コメ基準値超え29戸に 福島、伊達両市の一部より転載
(12/18 22:11)静岡新聞
福島県は18日、福島市・大波地区の農家1戸、伊達市・旧3町村の3戸がことし収穫した玄米から新たに国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。いずれのコメも自宅などに保管されていたため、流通していない。基準値超えの被害農家は計29戸に拡大した。
県は4地域のうち、コメの出荷が既に停止されている大波地区で全袋調査を完了。初の基準値超えが確認された伊達市の旧掛田町産のコメ出荷を自粛するよう要請した。
今回、大波地区で610ベクレル、伊達市の旧掛田町や旧小国村、旧富成村で550~730ベクレルを検出した。
(12/18 22:11)静岡新聞
福島県は18日、福島市・大波地区の農家1戸、伊達市・旧3町村の3戸がことし収穫した玄米から新たに国の暫定基準値(1キログラム当たり500ベクレル)を超える放射性セシウムが検出されたと発表した。いずれのコメも自宅などに保管されていたため、流通していない。基準値超えの被害農家は計29戸に拡大した。
県は4地域のうち、コメの出荷が既に停止されている大波地区で全袋調査を完了。初の基準値超えが確認された伊達市の旧掛田町産のコメ出荷を自粛するよう要請した。
今回、大波地区で610ベクレル、伊達市の旧掛田町や旧小国村、旧富成村で550~730ベクレルを検出した。
新年あけましておめでとうございます。
昨年3・11は数多くの東北地方の人々が被災され言葉になりませんでした。自分の田舎である福島はチェルノブイリを超える汚染地帯になってしまい心を痛めています。1970年代の後半から脱原発を目指して5年間くらい活動をしていた時期があります。あのまま脱原発の活動をやめなければ、という悔いが今も心の中に残っていて正直辛い日々です。しかしながら現実を生き抜いていかなくてはいけないわけですから、悲しんでばかりもおれません。今年は福島原発の影響で健康被害が予想されます。春先は風が強く放射性物質が空中に漂うでしょう。自衛策はそれほどないかもしれませんが、できるかぎり体内被ばくを避けるようにしたいものですね。自分にできることはアートを通じて生きる勇気を自覚、回復することぐらいかなと思います。日本列島が核汚染され住みづらい国になってしまったのは誰も否定できないと思います。
人は死ぬまで生きるしかないし、生き延びたいと思うのは本能です。少しでも世の中が明るくなるように、光り輝く世界をアートを通じて提示できるように自分なりに頑張りたいと思いますので今年もどうぞよろしくお願いいたします。
昨年3・11は数多くの東北地方の人々が被災され言葉になりませんでした。自分の田舎である福島はチェルノブイリを超える汚染地帯になってしまい心を痛めています。1970年代の後半から脱原発を目指して5年間くらい活動をしていた時期があります。あのまま脱原発の活動をやめなければ、という悔いが今も心の中に残っていて正直辛い日々です。しかしながら現実を生き抜いていかなくてはいけないわけですから、悲しんでばかりもおれません。今年は福島原発の影響で健康被害が予想されます。春先は風が強く放射性物質が空中に漂うでしょう。自衛策はそれほどないかもしれませんが、できるかぎり体内被ばくを避けるようにしたいものですね。自分にできることはアートを通じて生きる勇気を自覚、回復することぐらいかなと思います。日本列島が核汚染され住みづらい国になってしまったのは誰も否定できないと思います。
人は死ぬまで生きるしかないし、生き延びたいと思うのは本能です。少しでも世の中が明るくなるように、光り輝く世界をアートを通じて提示できるように自分なりに頑張りたいと思いますので今年もどうぞよろしくお願いいたします。