大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

「国民と思ってるか」福島・双葉町長、首相につめ寄る

2012-01-15 17:00:00 | 学習
「国民と思ってるか」福島・双葉町長、首相につめ寄るより転載
産経新聞 1月9日(月)12時23分配信


中間貯蔵施設で福島県の佐藤雄平知事(左)に協力を要請する野田佳彦首相(右)=8日午後、福島県庁(矢島康弘撮影)(写真:産経新聞)

 野田佳彦首相は8日、福島県を訪問し、佐藤雄平知事と会談し、東京電力福島第1原発事故による放射性物質で汚染された土壌などを保管する中間貯蔵施設を同県双葉郡内に建設する政府方針に理解を求めた。佐藤知事は昨年12月に首相が行った事故収束宣言について「あくまでも避難者の帰還が収束だ」と不快感を示した。税制優遇措置など福島の再生に向けた“手土産”を前面に押し出した首相だが、原発事故に対する県側との認識の違いが改めて浮き彫りになった。

 首相は復興関係の閣僚や地元自治体の首長らでつくる「原子力災害からの福島復興再生協議会」に初めて出席。復興に向けた税制優遇措置や規制の緩和、原発事故への賠償などについて積極的な姿勢を示した。 

 だが、第1原発が立地する双葉町の井戸川克隆町長は終了後、「私たち双葉郡民を日本国民と思っていますか。法の下に平等ですか。憲法で守られていますか」と首相に問いただしたことを明らかにした。首相は「大事な国民である」と答えたという。

 井戸川町長は首相が協力を要請した双葉郡内への中間貯蔵施設について「いろんな問題が解決されないのに一方的に話が進むのは納得できない」と改めて設置反対の意思を示した

 首相は佐藤知事との会談で、収束宣言について、「原発事故との戦いが終わったわけではない。課題から逃げることなく、国が最後の最後まで責任を持って取り組む覚悟だ」と釈明した。

 佐藤知事は、18歳以下の県民の医療費無料化を要請した。首相は記者団に「政府内でしっかり検討したい」と前向きな姿勢を示した。首相の福島入りは就任以来3回目。

建造物侵入など容疑不十分で不起訴処分

2012-01-15 16:00:00 | 学習
山本太郎さん:建造物侵入など容疑不十分で不起訴処分より転載


街頭演説で、原発依存からの脱却を訴える俳優の山本太郎さん=高松市内町で2011年12月18日、広沢まゆみ撮影

 九州電力玄海原発(佐賀県玄海町)2、3号機の再稼働問題を巡り、佐賀県庁に侵入して抗議活動をしたとして、建造物侵入や威力業務妨害などの疑いで告発された俳優の山本太郎さん(37)について、佐賀地検は28日付で容疑不十分で不起訴にした。犯罪と認められる十分な証拠がないと判断した。

 山本さんは7月11日、反原発メンバーら約150人と佐賀県庁で抗議活動をした際、バリケードを越えて庁舎内に入り、知事に面会を求めたなどとして、報道で知った京都市内の行政書士から告発されていた。【春田周平】

毎日新聞 2011年12月28日 18時57分(最終更新 12月28日 19時48分)

損賠支援 政府保証枠4兆~5兆円規模へ

2012-01-15 15:00:00 | 学習
福島第1原発:損賠支援 政府保証枠4兆~5兆円規模へより転載

 政府は24日、12年度予算案で、東京電力福島第1原発事故に伴う損害賠償を支援する原子力損害賠償支援機構への政府保証枠を現在の2兆円から4兆~5兆円規模に拡大する方針を決めた。

 機構は東電に出資や融資ができ、その原資として、機構が銀行から資金を借りる時に政府は保証を付けている。東電は今後、福島第1原発の廃炉費用などが膨らむ見通しで、政府保証枠が拡大されると機構は銀行から資金を借りやすくなり、東電の資金需要に柔軟に対応できる。予算案の国会提出までに具体的な保証枠を決定する。

 政府は保証枠とは別に機構に対して5兆円の交付国債の発行枠を持つが、機構が交付国債を現金化して得る資金は賠償にしか使えず、廃炉などの費用には充てられない。【野原大輔】

毎日新聞 2011年12月24日 19時41分(最終更新 12月24日 20時07分)

鳩山元首相:「福島第1原発を国有に」英科学誌に寄稿

2012-01-15 14:00:00 | 学習
鳩山元首相:「福島第1原発を国有に」英科学誌に寄稿より転載


「福島第1原発の国有化提言」が掲載されたネイチャーの表紙=ネイチャー提供

鳩山由紀夫元首相=藤井太郎撮影
 深刻な事故を起こした東京電力福島第1原発を国有化すべきだとの英文の論評を、鳩山由紀夫元首相と平智之衆院議員(いずれも民主党)が15日付の英科学誌ネイチャーに寄稿した。国有化の理由として、企業秘密などを理由に情報開示が進まない現状では、事故の全容解明や安全対策が進まないと指摘している。

 同誌は掲載に合わせ、日の丸と、黒塗りされた同原発の「事故時運転操作手順書」の写真をあしらったイラストを表紙に掲載した。

 論評では、東電が「特許や核物質防護上の問題」を理由に手順書の大半を塗りつぶして衆院特別委員会に提示した問題を取り上げ、溶融した燃料が格納容器の底のコンクリートをどの程度侵食したかも不明なため、放射性物質が地下水に混入する恐れが残るとした。

 こうした状況を踏まえ、あらゆる情報が公開され、独立した立場で科学者が事故を評価する必要があると指摘。「政府の管理下に置くしかない」と結んでいる。共著者の平衆院議員は「日本人は広島、長崎の原爆に続く被ばくをした。世界中の人が事故分析に参加するきっかけにしたい」と話す。

 両氏は、官邸主導の検証とは別に、国会議員有志で全容解明を目指すチームの一員。その活動に興味を持った英国のネイチャー編集部が執筆を依頼したという。【田中泰義】

毎日新聞 2011年12月15日 3時00分(最終更新 12月15日 3時05分)

日本産冷凍魚から微量のセシウム=韓国食品当局

2012-01-15 13:00:00 | 学習
日本産冷凍魚から微量のセシウム=韓国食品当局より転載
聯合ニュース 2011年12月28日(水)21時22分配信

【ソウル聯合ニュース】農林水産食品部は28日、日本産冷凍魚から微量のセシウムを検出したことを明らかにした。
 セシウムが検出されたのは、北海道から輸入された冷凍スケトウダラ。1キログラム当たりの検出量は1.89ベクレル~3.54ベクレルで、食品許容基準値の1キログラム当たり370ベクレルの0.5~0.9%にすぎない。
 これまで日本から輸入された水産物から放射性物質が検出されたのは計19件となった。いずれも同基準値を下回っている。

福島第1原発事故 「収束は見せかけ」 小出・京大助教が講演 /福岡

2012-01-15 12:00:00 | 学習
東日本大震災:福島第1原発事故 「収束は見せかけ」 小出・京大助教が講演 /福岡より転載

 京都大原子炉実験所助教、小出裕章さん(62)がこのほど、小倉北区真鶴の真鶴会館で講演し、東京電力福島第1原発事故について報告。野田佳彦首相が16日に宣言した「冷温停止状態」に対し「本来の冷温停止とは似て非なるもの。事故が収束しているように見せかけている」と断じた。

 「原発の廃炉を求める北九州市民の会」の主催。約450人が参加した。

 小出さんは福島県の広大な範囲が汚染された実態を示し「福島原発事故を起こした東電と、運転を与えた国に責任がある」と声を強め「原子力村」の既得権者たちを批判。事故後も原発を推進する理由として「核兵器に転用できるプルトニウムを保持したいとする国家的欲望がそこにある」と指摘した。

 また、節電を呼びかける広報にも、火力と水力の設備容量だけで最大需要が賄えてきた資料を提示。原発再稼働に「地ならし」を進めているとして電力会社と国の姿勢を批判した。【林田英明】

〔北九州版〕

毎日新聞 2011年12月29日 地方版

中間貯蔵施設:「期間は30年以内」環境省が地元に約束

2012-01-15 11:00:00 | 原子力関係
中間貯蔵施設:「期間は30年以内」環境省が地元に約束より転載

 東京電力福島第1原発事故後の除染で発生した汚染土壌などを保管する中間貯蔵施設について、28日、福島県双葉郡内での建設を要請するため同県を訪れた環境省の高山智司政務官は地元8町村長らとの会談で、国が示す「貯蔵期間は30年以内」について、政権交代しても必ず守ることを約束した。中間貯蔵施設をめぐっては、なし崩しで最終処分場になることを懸念する声があり、配慮したとみられる。【藤野基文、山本太一】

 会談は福島市内で非公開で行われ、細野豪志環境相、高山政務官と地元8町村長らが出席。複数の町村長によると、高山政務官は政権交代があっても「貯蔵期間30年以内」を絶対に担保できるような方法を検討すると約束したという。

 記者会見した細野環境相は「(線量の高い)郡内にとって除染は非常に重要。そのために中間貯蔵施設建設は避けて通れないということは分かってもらえたと思う」と述べた。

 中間貯蔵施設の数については「長期間安定的に貯蔵するためには1カ所がよい」との考えを示した。国は警戒区域(楢葉町は警戒区域外も含む)と計画的避難区域を「除染特別地域」に指定し、国直轄で除染することを決めているが、来年の早い時期に工程表を示すことも明らかにした。

 双葉郡内に中間貯蔵施設を建設する理由について細野環境相は(1)汚染土壌の大量発生地に近い(2)年間放射線量が100ミリシーベルトを超える地域の土地を国が買い取、または借り上げて用地を確保する(3)原発立地時に地盤などの調査が済んでいる--の3点を挙げている。

毎日新聞 2011年12月29日 0時42分

1号機非常用電源部屋、91年に浸水事故

2012-01-15 10:00:00 | 学習
福島第1原発:1号機非常用電源部屋、91年に浸水事故より転載

 東京電力は29日、福島第1原発1号機のタービン建屋で91年10月30日に原子炉の冷却用海水が配管から漏れ、地下1階にある非常用電源の部屋が浸水していたことを明らかにした。電源機能は維持されたが、原子炉は同日、停止した。当時から浸水の危険性があったにもかかわらず抜本対策は取られてこなかったことになる。

 東電によると、配管は建屋床下の地下にあり、原子炉の熱を海水を通して逃がす役割を担っている。ところが、配管が腐食し中の海水が毎時20立方メートルで漏れた。海水は、扉やケーブルの貫通口などから非常用電源のある部屋にも浸水。2台のうち1台の電源の基礎部分まで冠水したが、駆動機構は無事だったという。

 東日本大震災では、津波が地上にある開口部から浸水し非常用電源や配電盤が使えなくなった。原子炉の冷却が困難となり、炉心溶融を招く一因となった。【岡田英】

毎日新聞 2011年12月29日 21時11分

福島第1原発事故 福島県、10基の廃炉要求を復興計画に明記

2012-01-15 09:00:00 | 学習
東日本大震災:福島第1原発事故 福島県、10基の廃炉要求を復興計画に明記より転載

 福島県は28日、東日本大震災と東京電力福島第1原発事故を受けた復興計画を正式に決めた。基本理念に「原子力に依存しない社会づくり」を掲げ、県内にある原発計10基の廃炉を国や東電に求める方針を明記した。

 基本理念を踏まえ、今後10年間で取り組む事業として、除染の推進のほか▽放射線医療の拠点整備▽洋上風力発電の実証研究--など729項目を挙げた。警戒区域の見直しなど今後の国の動向に応じ、県は随時、計画の内容を再検討する。【関雄輔】

毎日新聞 2011年12月29日 東京朝刊