大川原有重 春夏秋冬

人は泣きながら生まれ幸せになる為に人間関係の修行をする。様々な思い出、経験、感動をスーツケースに入れ旅立つんだね

一滴の涙

2012-01-02 16:33:05 | 日記
山火事になったときに一羽の小鳥が湖の中にザンブと飛び込んで、
山火事を消すために火事の真上に水を一滴ずつ運んだ。ライオンや
虎や猛獣たちは「お前何やってんだ?」と訊いた。小鳥は「いや私
を生んで育ててくれたこの森が今火事だ。私の力では消しようもな
いけれども、私にできることはこれしかないんだ」と言って、また
池の中に飛び込んでは、火事の真上に行って羽ばたいて滴を落とし
続けた。それを繰り返した小鳥が焼け死にそうになったとき、一天
ににわかにかき曇り、雨が降って火事が収まった。
ジャータカ(本生経)の中で紹介されているたとえ話

浪江町赤宇木地区、積算100ミリシーベルト超える

2012-01-02 16:00:00 | 学習
浪江町赤宇木地区、積算100ミリシーベルト超えるより転載

 東京電力福島第一原発の事故による放射能汚染で、福島県浪江町赤宇木(あこうぎ)地区(第一原発から北西31キロ)の積算放射線量が、がんなど健康影響が出るとされるレベルの100ミリシーベルトを超えた。文部科学省が積算線量計を設置している福島県内9カ所(警戒区域を除く)の18日の集計結果でわかった。100ミリを超える地点は初めて。

 赤宇木地区では、事故直後の3月23日から測定を始めた。計算上では、268日目にあたる今月15日に超えたとみられる。同地区は警戒区域外だが線量が高い場所の一つで、積算線量計を毎時換算すると12.9マイクロシーベルトを示している。

 100ミリシーベルトは長期間で被曝(ひばく)すると、がんで亡くなるリスクが約0.5%高まるとされる。内閣府の有識者会議が今月15日にまとめた報告書では、100ミリシーベルトを「長期間の被曝であれば、短時間で被曝した場合より健康影響が小さい」「野菜不足や受動喫煙のリスクと同等」などとしている。
asahi.com 2011年12月18日18時5分

ストロンチウム、462兆ベクレルが海に流出

2012-01-02 15:00:00 | 学習
ストロンチウム、462兆ベクレルが海に流出より転載


 東京電力福島第一原発から事故後、海洋に放出された放射性ストロンチウムの総量は、少なくとも約462兆ベクレルになることが朝日新聞の試算でわかった。水産庁は魚介類への蓄積を調べるサンプリング調査の強化を検討している。

 試算は東電などが発表した資料をもとに行った。4月に2号機、5月に3号機から流出した放射能汚染水については、流出源である両号機の建屋内のたまり水に含まれる放射性ストロンチウムの濃度を、流出した水の体積にかけて算出。これらに、今月4日に流出が確認された処理水に含まれていたと見られるストロンチウムの量を足し合わせた。大気から海への降下量は含まれていない。

 東電は4~5月に海に流出した汚染水中の放射性ヨウ素とセシウムの総量を推定約4720兆ベクレルと発表した。ストロンチウムの量はその約1割に相当する。
asahi.com 2011年12月18日3時2分

作業員「政府ウソばかり」

2012-01-02 14:00:00 | 学習
作業員「政府ウソばかり」より転載

2011年12月17日 朝刊 東京新聞


 「冷温停止状態」を通り越し「事故収束」にまで踏み込んだ首相発言に、福島第一原発の現場で働く作業員たちからは、「言っている意味が理解できない」「ろくに建屋にも入れず、どう核燃料を取り出すかも分からないのに」などと、あきれと憤りの入り交じった声が上がった。
 作業を終え、首相会見をテレビで見た男性作業員は「俺は日本語の意味がわからなくなったのか。言っていることがわからない。毎日見ている原発の状態からみてあり得ない。これから何十年もかかるのに、何を焦って年内にこだわったのか」とあきれ返った。
 汚染水の浄化システムを担当してきた作業員は「本当かよ、と思った。収束のわけがない。今は大量の汚染水を生みだしながら、核燃料を冷やしているから温度が保たれているだけ。安定状態とは程遠い」と話した。
 ベテラン作業員も「どう理解していいのか分からない。収束作業はこれから。今も被ばくと闘いながら作業をしている」。
 原子炉が冷えたとはいえ、そのシステムは応急処置的なもの。このベテランは「また地震が起きたり、冷やせなくなったら終わり。核燃料が取り出せる状況でもない。大量のゴミはどうするのか。状況を軽く見ているとしか思えない」と憤った。
 別の作業員も「政府はウソばっかりだ。誰が核燃料を取り出しに行くのか。被害は甚大なのに、たいしたことないように言って。本当の状況をなぜ言わないのか」と話した。

保安院 海への汚染水、ゼロ扱い 「緊急」で法適用外

2012-01-02 13:00:00 | 学習
保安院 海への汚染水、ゼロ扱い 「緊急」で法適用外より転載

2011年12月16日 朝刊


 福島第一原発事故で、何度も放射性物質を含む汚染水が海に漏出したが、経済産業省原子力安全・保安院は「緊急事態」を理由に、法的には流出量は「ゼロ」と扱ってきたことが本紙の取材で分かった。今後、漏出や意図的な放出があってもゼロ扱いするという。政府は十六日に「冷温停止状態」を宣言する予定だが、重要な条件である放射性物質の放出抑制をないがしろにするような姿勢は疑念を持たれる。 
 原子炉等規制法により、電力事業者は、原発ごとに海に出る放射性物質の上限量を定めるよう決められている(総量規制)。福島第一の場合、セシウムなどは年間二二〇〇億ベクレルで、年度が変わるとゼロから計算される。
 しかし、四月二日に2号機取水口近くで高濃度汚染水が漏出しているのが見つかり、同四日には汚染水の保管場所を確保するため、東京電力は建屋内のタンクに入っていた低濃度汚染水を意図的に海洋に放出した。
 これら二件の漏出と放出だけで、原発外に出た放射性物質の総量は四七〇〇兆ベクレル(東電の試算)に達し、既に上限値の二万倍を超える。
 試算に対しては、国内外の研究機関から「過小評価」との異論も出ている。
 今月四日には、処理済みの汚染水を蒸発濃縮させる装置から、二六〇億ベクレルの放射性ストロンチウムを含む水が海に漏れ出した。
 さらには、敷地内に設置した処理水タンクが来年前半にも満杯になる見込み。この水にもストロンチウムが含まれている。東電はできるだけ浄化して海洋放出することを検討している。漁業団体の抗議を受け、当面は放出を見送る方針だ。
 保安院は本紙の取材に対し、事故への対応が最優先で、福島第一は損傷で漏出を止められる状態にない「緊急事態」だった点を強調し、総量規制を適用せず、四七〇〇兆ベクレルの漏出をゼロ扱いする理由を説明した。
 「緊急事態」に伴う特例扱いは「事故収束まで」続くとも説明したが、具体的な期間は「これからの議論」とあいまい。
 今後、仮に放射性物質を含んだ処理水を放出したとしても、ゼロ扱いを続けるという。

「買えないものある」45%=葉もの野菜が最多―放射能影響で・調査会社アンケート

2012-01-02 12:00:00 | 学習
「買えないものある」45%=葉もの野菜が最多―放射能影響で・調査会社アンケートより転載

2011年12月18日14時44分

提供:時事通信社

 東京電力福島第1原発事故の影響で、放射性物質の汚染を気にして「買えないものがある」とする人が首都圏で45%に上ることが、市場調査会社「マーケティング・リサーチ・サービス」(東京都文京区)のアンケートで18日、分かった。購入をためらう食材の中では、葉もの野菜が最も多かった。
 調査は7~8月に実施。東京、神奈川、埼玉、千葉の1都3県の夫婦2人以上の世帯の妻(20~69歳)を対象に調査票を送付、返信があった250人分の回答を分析した。
 同社によると、放射能に汚染されていると思って買えないものがあるか尋ねたところ、「ある」が20%、「まあある」も25%に上った。具体的に二の足を踏む食材(複数回答可)は、「葉もの野菜」が56%で最多。「牛肉・鶏肉・豚肉」が48%で続いた。
 一方で、原発事故地域の応援コーナーで食料品を買うことがあるかとの質問に「ある」「まあある」とした人は計38%。放射能の影響がありそうな地域のものでも、店で売っていたら気にせず買うかとの問いに対しても、「買う」「まあ買う」は計33%あった。 

現場の恐怖、不安訴える=高い被ばく「心が折れる」―細野担当相に福島第1作業員

2012-01-02 11:00:00 | 学習
現場の恐怖、不安訴える=高い被ばく「心が折れる」―細野担当相に福島第1作業員より転載
時事通信 12月18日(日)16時35分配信

 「被ばく線量が上がり、この先どうなるのか」「心が折れてしまう」。東京電力福島第1原発事故で厳しい現場に臨んだ協力会社の作業員らは、細野豪志原発事故担当相が17日に同原発を視察した際、政府の「事故収束」宣言から程遠い実情を訴えた。作業員らは被災者でもあり、避難区域解除の前に除染計画を立てることや、周辺住民が放射性物質を過剰に恐れて精神的に参ることがないよう、正しい知識の普及を政府に要望した。
 東電がホームページで公開した細野担当相と作業員らの懇談映像によると、事故直後に真っ暗な1、4号機で電源調査を行った中堅作業員は「水素爆発とかあって本当に現場が安全なのか疑念を持った。家族とも連絡がつかず、できれば(第1原発から)出たいなという気持ちがあった」と振り返り、「被ばく線量が上がって、この先自分はどうなるんだろう」と不安を明かした。
 厚生労働省が事故発生を受けて250ミリシーベルトに引き上げた被ばく限度を100ミリシーベルトに戻したことについても、「頑張った技術者の被ばく線量が上がり、(現場に入れず)行き場がなくなっている」として、雇用対策を求めるとともに、労働環境は依然厳しいままと訴えた。
 5月に放射線量が高い1号機原子炉建屋内に酸素ボンベを背負って入った若手作業員は、「大きな余震が来たときに戻れるのか、本当に大丈夫なのか、一番怖かった」と語った。その上で「現場にいる人間は被ばく線量が高い。使命感を持っているが、心が折れてしまう人もいる。たたえてほしいとか賞がほしいとかではなく、やる気を持ち続けられる環境作りをお願いしたい」と話した。 

地下トンネルに高濃度汚染水=230トン、貯蔵建屋から漏出か-福島第1

2012-01-02 10:00:00 | 学習
地下トンネルに高濃度汚染水=230トン、貯蔵建屋から漏出か-福島第1より転載

 東京電力は18日、福島第1原発の集中廃棄物処理施設にあるケーブル用地下トンネルに高濃度汚染水が推定230トン漏れているのを発見したと発表した。タービン建屋地下から移送した高濃度汚染水を貯蔵している同施設内の「プロセス主建屋」につながっており、4月に境界部分の止水工事を行って遮断したが、その後漏れた可能性がある。海に流出する恐れはないという。東電は今後漏れた経路を調べ、回収方法を検討する。
 政府は16日に冷温停止状態の達成と「事故収束」を宣言したが、17日には1号機原子炉建屋の使用済み燃料プールの代替冷却装置で冷却水漏れが起きており、依然としてトラブルが続いている。(2011/12/18-21:02)jiji.com

原発停止なら電気料金値上げ検討も…電事連会長

2012-01-02 09:00:00 | 学習
原発停止なら電気料金値上げ検討も…電事連会長より転載

 電気事業連合会の八木誠会長(関西電力社長)は16日の定例記者会見で、原子力発電所の運転停止が長引いた場合の電気料金について、「もともとの(電源の)供給構造が変わる」として、値上げが検討事項になりうるとの見方を示した。


 電力会社は、運転が止まったまま再稼働できない原発の代わりに、発電コストが割高な火力発電を増やしている。八木会長は「電力会社の経営効率化の努力もあり、(値上げの)判断時期は一概には言えない」と述べる一方で、値上げを避けるには原発の再稼働が必要だとの認識も示した。

(2011年12月16日20時46分 読売新聞)