「背信」「うそつき」=小沢元代表、野田首相らを批判-反対96票に議場どよめくより転載

「国民への背信行為」「うそつきと言われても仕方がない」。衆院本会議で消費増税法案が可決された26日午後、小沢一郎民主党元代表は議員会館内で取材に応じ、野田佳彦首相ら政府首脳や党執行部を痛烈に批判、「近いうちに、どうするかの決断をしなくてはならない」と離党に含みを持たせた。
小沢元代表は「(採決で)多くの仲間とともに(反対の)意思表示をできたことは大変良かった」と明るい表情。採決後、元代表との会合に出席したグループ議員によると、すっきりとした顔で、「きょうは結束した行動を示すことができた。国民の支援は必ず増大する」などと話したという。
本会議での採決は名前を呼ばれた順に、賛成は白票、反対なら青票を投じる形式で行われ、小沢元代表は後の方だったが、早々と議員席の卓上に青票を置いて反対を意思表示。同党議員が青票を投票すると、グループ議員や法案反対の野党議員から拍手が起きた。
反対票が全体で96票に上ることが分かると、議場に「おーっ」とどよめきが響いた。採決後、グループの山岡賢次氏は「思いの外多い」と手応えを感じた様子で話し、中野渡詔子氏は「明確に態度で示すことができたので、すっきりした」と語った。
一方、採決前に議場を出て棄権した宮崎岳志氏は「野田首相を選んだので、反対にはちゅうちょした。離党するつもりはないし、反対の方々にも離党はしてほしくない」と硬い表情だった。(2012/06/26-19:36)jiji.com

「国民への背信行為」「うそつきと言われても仕方がない」。衆院本会議で消費増税法案が可決された26日午後、小沢一郎民主党元代表は議員会館内で取材に応じ、野田佳彦首相ら政府首脳や党執行部を痛烈に批判、「近いうちに、どうするかの決断をしなくてはならない」と離党に含みを持たせた。
小沢元代表は「(採決で)多くの仲間とともに(反対の)意思表示をできたことは大変良かった」と明るい表情。採決後、元代表との会合に出席したグループ議員によると、すっきりとした顔で、「きょうは結束した行動を示すことができた。国民の支援は必ず増大する」などと話したという。
本会議での採決は名前を呼ばれた順に、賛成は白票、反対なら青票を投じる形式で行われ、小沢元代表は後の方だったが、早々と議員席の卓上に青票を置いて反対を意思表示。同党議員が青票を投票すると、グループ議員や法案反対の野党議員から拍手が起きた。
反対票が全体で96票に上ることが分かると、議場に「おーっ」とどよめきが響いた。採決後、グループの山岡賢次氏は「思いの外多い」と手応えを感じた様子で話し、中野渡詔子氏は「明確に態度で示すことができたので、すっきりした」と語った。
一方、採決前に議場を出て棄権した宮崎岳志氏は「野田首相を選んだので、反対にはちゅうちょした。離党するつもりはないし、反対の方々にも離党はしてほしくない」と硬い表情だった。(2012/06/26-19:36)jiji.com