敦賀原発 調査中に配管破損させるより転載
NHKニュース
福井県にある日本原子力発電の敦賀原発2号機で、今月6日、地下の亀裂が活断層かどうか調べるボーリング調査中に、誤って地下に埋まった重要な配管に穴を開けてしまう作業ミスが起きました。原発は運転が停止しており、安全上問題はありませんでしたが、原子力安全・保安院は、重要な配管を損傷するというミスがなぜ起きたのか、報告するよう指示しました。 日本原電によりますと、作業ミスが起きたのは今月6日午後2時ごろで、敦賀原発の敷地内でボーリング調査を行っていたところ、掘削用の機器で誤って地下5メートル余りにある配管に穴を開けました。 この配管は、2号機のタービンを回した蒸気を水に戻すための機器に海水を送る重要な配管で、直径4メートル余りの配管の上の部分に8センチ余りの穴が開いたということです。 ボーリング調査は、2号機の近くにある「破砕帯」と呼ばれる地下の亀裂が活断層の可能性があるなどと専門家から指摘されたのを受けて行われていたもので、調査地点は敷地内の図面を見て決めていたということです。 日本原電では、なぜ作業ミスが起きたのか原因を調べる一方、原因が判明するまではボーリング調査を中止することにしました。 当時、原発は運転を停止しており安全上の問題はありませんでしたが、原子力安全・保安院は、重要な配管を損傷するというミスがなぜ起きたのか、報告するよう口頭で指示しました。
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福井県にある日本原子力発電の敦賀原発2号機で、今月6日、地下の亀裂が活断層かどうか調べるボーリング調査中に、誤って地下に埋まった重要な配管に穴を開けてしまう作業ミスが起きました。原発は運転が停止しており、安全上問題はありませんでしたが、原子力安全・保安院は、重要な配管を損傷するというミスがなぜ起きたのか、報告するよう指示しました。 日本原電によりますと、作業ミスが起きたのは今月6日午後2時ごろで、敦賀原発の敷地内でボーリング調査を行っていたところ、掘削用の機器で誤って地下5メートル余りにある配管に穴を開けました。 この配管は、2号機のタービンを回した蒸気を水に戻すための機器に海水を送る重要な配管で、直径4メートル余りの配管の上の部分に8センチ余りの穴が開いたということです。 ボーリング調査は、2号機の近くにある「破砕帯」と呼ばれる地下の亀裂が活断層の可能性があるなどと専門家から指摘されたのを受けて行われていたもので、調査地点は敷地内の図面を見て決めていたということです。 日本原電では、なぜ作業ミスが起きたのか原因を調べる一方、原因が判明するまではボーリング調査を中止することにしました。 当時、原発は運転を停止しており安全上の問題はありませんでしたが、原子力安全・保安院は、重要な配管を損傷するというミスがなぜ起きたのか、報告するよう口頭で指示しました。