東電会長 会議映像公開の方針より転載
7月13日 19時31分
東京電力の下河邉和彦会長は、NHKのインタビューに対して、原発事故後に福島第一原子力発電所と東京電力本店などとの間を結んだテレビ会議の映像について、今月23日以降、報道陣に公開する方針を明らかにしました。
原発事故後に福島第一原発と東京電力本店などとの間を結んだテレビ会議の映像は、事故の対応のやり取りや、菅前総理大臣が東京電力の本店を訪れた際の記録なども残っていますが、東京電力はこれまで報道機関などへの公開を一切、拒んできました。
この映像について、先月、就任した東京電力の下河邉会長は、NHKのインタビューに対し、「録画は24時間を超えるボリュームがあるが、その一部を編集して私のほか役員が確認した。そのうえで、基本的にはオープンな対応をすべきだと決めている」と述べ、映像の内容を公開する方針を明らかにしました。
そのうえで、下河邉会長は公開の方法や時期について、「映像や記録がどのようなものか、まずはプレスにご覧いただき、従業員などのプライバシーにも配慮した形で公正な報道をしてもらいたい。事故に関係した調査報告が出そろったあと、時間を置かずに公開の方針を決定したい」と述べ、政府の原発事故調査・検証委員会の最終報告書がまとまる今月23日以降、速やかに報道陣に公表する考えを示しました。
7月13日 19時31分
東京電力の下河邉和彦会長は、NHKのインタビューに対して、原発事故後に福島第一原子力発電所と東京電力本店などとの間を結んだテレビ会議の映像について、今月23日以降、報道陣に公開する方針を明らかにしました。
原発事故後に福島第一原発と東京電力本店などとの間を結んだテレビ会議の映像は、事故の対応のやり取りや、菅前総理大臣が東京電力の本店を訪れた際の記録なども残っていますが、東京電力はこれまで報道機関などへの公開を一切、拒んできました。
この映像について、先月、就任した東京電力の下河邉会長は、NHKのインタビューに対し、「録画は24時間を超えるボリュームがあるが、その一部を編集して私のほか役員が確認した。そのうえで、基本的にはオープンな対応をすべきだと決めている」と述べ、映像の内容を公開する方針を明らかにしました。
そのうえで、下河邉会長は公開の方法や時期について、「映像や記録がどのようなものか、まずはプレスにご覧いただき、従業員などのプライバシーにも配慮した形で公正な報道をしてもらいたい。事故に関係した調査報告が出そろったあと、時間を置かずに公開の方針を決定したい」と述べ、政府の原発事故調査・検証委員会の最終報告書がまとまる今月23日以降、速やかに報道陣に公表する考えを示しました。