チダイズム
福島県知事選挙2014(井戸川克隆)。
2014-10-13 00:00:00NEW !
テーマ:政治や選挙
先日、「乃木坂46」の超人気メンバーが、
チビ編集者と路上でキスしていたところを
週刊文春先生にパパラッチされた騒動で、
あのゲス編集者とアイドルが出会った場所は、
新宿の「紀伊国屋書店」だと発覚したそうです。
僕にも可能性があったってことか!
なんとも悔しい気持ちでいっぱいですけれども、
今日の『チダイズム』は、福島県知事選を戦う
候補者たちのマニフェストを見比べます。
今回の特集は・・・!
MTD019
井戸川克隆(68)さん。
福島第一原発が立地している双葉町の元町長。
原発事故が起こった時、町民たちをバスに乗せ、
避難させていたのは、井戸川克隆さんでした。
ご自身も被曝しており、原発事故直後は何度も
鼻血を出していたといい、国民的な騒動となった
「美味しんぼ」にも登場。町民の声も聞いていて、
こうした健康被害は現実として起こっているのだと
主張しています。
そんな井戸川さんが掲げているマニフェストは、
「福島第一原発事故をしっかり検証すること」。
被曝による健康被害も明らかにするべきだと
言っており、演説は100%、原発に関すること。
実際に目の前で原発事故を体験したからこその
マニフェストであると言えると思います。
ただし、それなりに投票する人はいるでしょうが、
知事に当選できるかと言うと、かなり厳しいです。
福島県民が現在、最も関心を持っている内容は、
被曝による健康被害ではなく、「復興」なのです。
井戸川さんのマニフェストには、被曝の被害を
最小限に留める以外の政策がありません。
県民は、明るい話を期待している!
除染をしたり、国道6号線が通れるようになっても、
みんなが期待するような「復興」は難しいでしょう。
しかし、口先だけでも「復興」と言ってほしいもの。
放射能の話ばかりでは、人々の心は掴めません。
ただし、井戸川さんはとても重要なことを皆さんに
伝えようとしています。
まず、国や福島県が進めている「帰還政策」。
年間20ミリシーベルト以下であれば安全であると
科学的根拠のないことを言い、住民たちを放射能
汚染が深刻な地域に帰還させようとしていますが、
「もし健康被害が出たら、誰が責任を取るのか」と
福島県に聞いたら、こんな答えが返ってきました。
「責任は、国と東京電力です!」
福島県としても、「復興」を謳い、一日でも早く
住民を帰還させようと政策を進めているのに、
そこに責任はないと言い出しているのです。
キチガイとしか言いようがありません。
そして、いざ健康被害が出た時、「それだったら
東京電力の責任ですね!」となるかと言ったら、
そうはなりません。東京電力は何と言うでしょう。
「帰還するように進めたのは、国と福島県です」
一体、誰が責任者なんだか分からなくなって、
結局、死ぬのは罪もない県民ということになる。
内堀雅雄さんに投票するということは、すなわち、
そうなっても構わないという県民の意思表示です。
また、井戸川さんは県外の原発についても
再稼働するべきではないと主張しています。
どんなに避難計画を立てたところで、その通りに
できるかどうかは不明で、福島第一原発事故を
教訓にしなければ、また同じ失敗を繰り返します。
MTD020
たとえ、井戸川さんが落選をしたとしても、
一人でも多くの人に、井戸川さんが体験した
生々しい話を伝えられれば、選挙に立候補した
意味があるのではないかと思います。
福島県知事選挙2014(井戸川克隆)。
2014-10-13 00:00:00NEW !
テーマ:政治や選挙
先日、「乃木坂46」の超人気メンバーが、
チビ編集者と路上でキスしていたところを
週刊文春先生にパパラッチされた騒動で、
あのゲス編集者とアイドルが出会った場所は、
新宿の「紀伊国屋書店」だと発覚したそうです。
僕にも可能性があったってことか!
なんとも悔しい気持ちでいっぱいですけれども、
今日の『チダイズム』は、福島県知事選を戦う
候補者たちのマニフェストを見比べます。
今回の特集は・・・!
MTD019
井戸川克隆(68)さん。
福島第一原発が立地している双葉町の元町長。
原発事故が起こった時、町民たちをバスに乗せ、
避難させていたのは、井戸川克隆さんでした。
ご自身も被曝しており、原発事故直後は何度も
鼻血を出していたといい、国民的な騒動となった
「美味しんぼ」にも登場。町民の声も聞いていて、
こうした健康被害は現実として起こっているのだと
主張しています。
そんな井戸川さんが掲げているマニフェストは、
「福島第一原発事故をしっかり検証すること」。
被曝による健康被害も明らかにするべきだと
言っており、演説は100%、原発に関すること。
実際に目の前で原発事故を体験したからこその
マニフェストであると言えると思います。
ただし、それなりに投票する人はいるでしょうが、
知事に当選できるかと言うと、かなり厳しいです。
福島県民が現在、最も関心を持っている内容は、
被曝による健康被害ではなく、「復興」なのです。
井戸川さんのマニフェストには、被曝の被害を
最小限に留める以外の政策がありません。
県民は、明るい話を期待している!
除染をしたり、国道6号線が通れるようになっても、
みんなが期待するような「復興」は難しいでしょう。
しかし、口先だけでも「復興」と言ってほしいもの。
放射能の話ばかりでは、人々の心は掴めません。
ただし、井戸川さんはとても重要なことを皆さんに
伝えようとしています。
まず、国や福島県が進めている「帰還政策」。
年間20ミリシーベルト以下であれば安全であると
科学的根拠のないことを言い、住民たちを放射能
汚染が深刻な地域に帰還させようとしていますが、
「もし健康被害が出たら、誰が責任を取るのか」と
福島県に聞いたら、こんな答えが返ってきました。
「責任は、国と東京電力です!」
福島県としても、「復興」を謳い、一日でも早く
住民を帰還させようと政策を進めているのに、
そこに責任はないと言い出しているのです。
キチガイとしか言いようがありません。
そして、いざ健康被害が出た時、「それだったら
東京電力の責任ですね!」となるかと言ったら、
そうはなりません。東京電力は何と言うでしょう。
「帰還するように進めたのは、国と福島県です」
一体、誰が責任者なんだか分からなくなって、
結局、死ぬのは罪もない県民ということになる。
内堀雅雄さんに投票するということは、すなわち、
そうなっても構わないという県民の意思表示です。
また、井戸川さんは県外の原発についても
再稼働するべきではないと主張しています。
どんなに避難計画を立てたところで、その通りに
できるかどうかは不明で、福島第一原発事故を
教訓にしなければ、また同じ失敗を繰り返します。
MTD020
たとえ、井戸川さんが落選をしたとしても、
一人でも多くの人に、井戸川さんが体験した
生々しい話を伝えられれば、選挙に立候補した
意味があるのではないかと思います。