詳細な空間放射線量計測の無人飛行船を公開 福島大 福島民報
福島大は17日、NTTデータ、イバラキ・エアポート・エンタープライズと共同で、国内で初めて開発した自動操縦の無人飛行船を報道陣に公開した。上空から空間放射線量を詳細に計測できる。
飛行船は同大環境放射能研究所の渡辺明特任教授が考案。全長約15メートル、最大幅約5メートルの大きさで、バッテリーやガソリンエンジンにより約2時間の連続飛行ができる。予定したルートを自動で飛行し、地上から高さ1メートルの空間放線線量を計測する。
従来のヘリコプターや航空機を使った計測に比べ、低空をゆっくりと飛行するため精度の高い観測ができる。船体に穴などが開いた際にもゆっくりと降下していく仕組みを採用し、重さは10キロ程度と住宅街などの上空を飛行する際の安全性も高い。
飛行船は今後、これまで詳細な放射線量が観測されていなかった森林域の計測や、高線量地域からの放射性物質の飛散状況を分析するために活用する。
( 2014/10/18 09:11 カテゴリー:主要 )
観測データがアメリカに行かないように監視してください。
福島大は17日、NTTデータ、イバラキ・エアポート・エンタープライズと共同で、国内で初めて開発した自動操縦の無人飛行船を報道陣に公開した。上空から空間放射線量を詳細に計測できる。
飛行船は同大環境放射能研究所の渡辺明特任教授が考案。全長約15メートル、最大幅約5メートルの大きさで、バッテリーやガソリンエンジンにより約2時間の連続飛行ができる。予定したルートを自動で飛行し、地上から高さ1メートルの空間放線線量を計測する。
従来のヘリコプターや航空機を使った計測に比べ、低空をゆっくりと飛行するため精度の高い観測ができる。船体に穴などが開いた際にもゆっくりと降下していく仕組みを採用し、重さは10キロ程度と住宅街などの上空を飛行する際の安全性も高い。
飛行船は今後、これまで詳細な放射線量が観測されていなかった森林域の計測や、高線量地域からの放射性物質の飛散状況を分析するために活用する。
( 2014/10/18 09:11 カテゴリー:主要 )
観測データがアメリカに行かないように監視してください。