赤瀬川原平さんの作品展 NHK
赤瀬川原平さんの作品展
26日亡くなった、前衛の芸術家で芥川賞作家の赤瀬川原平さんの青春時代から去年までの作品を集めた展示会が28日から千葉市で始まりました。
赤瀬川原平さんは、前衛的な作品の制作やパフォーマンスで活躍した芸術家で、おととい敗血症のため亡くなりました。
赤瀬川さんの10代の頃から去年までの作品、554点を集めた展示会が千葉市中央区の千葉市美術館で28日から始まり、午前中からファンが訪れました。
赤瀬川さんは昭和40年に1千円札を題材にした作品が通貨模造にあたるとして起訴され、裁判の行方が注目を集めましたが、会場では、当時押収された作品や「表現の自由」を主張して争った裁判の様子などが紹介されています。
また赤瀬川さんは昭和56年に尾辻克彦の名前で書いた短編「父が消えた」で芥川賞を受賞するなど作家としても知られ、本人直筆の小説の原稿なども展示されています。
このほか、いすや扇風機などを包装紙で包んだ「不在の部屋」をはじめ、赤瀬川さんの代表的な作品が数多く展示されていて、訪れた人たちはさまざまな活動の軌跡を一つ一つ、見入っていました。
千葉市から訪れた女性は「『梱包』作品をはじめ迫力のある作品の数々に圧倒されました。赤瀬川さんが亡くなったのは残念ですが、残してくれた作品をこれからも楽しみたいです」と話していました。
10月28日 16時35分
赤瀬川原平さんの作品展
26日亡くなった、前衛の芸術家で芥川賞作家の赤瀬川原平さんの青春時代から去年までの作品を集めた展示会が28日から千葉市で始まりました。
赤瀬川原平さんは、前衛的な作品の制作やパフォーマンスで活躍した芸術家で、おととい敗血症のため亡くなりました。
赤瀬川さんの10代の頃から去年までの作品、554点を集めた展示会が千葉市中央区の千葉市美術館で28日から始まり、午前中からファンが訪れました。
赤瀬川さんは昭和40年に1千円札を題材にした作品が通貨模造にあたるとして起訴され、裁判の行方が注目を集めましたが、会場では、当時押収された作品や「表現の自由」を主張して争った裁判の様子などが紹介されています。
また赤瀬川さんは昭和56年に尾辻克彦の名前で書いた短編「父が消えた」で芥川賞を受賞するなど作家としても知られ、本人直筆の小説の原稿なども展示されています。
このほか、いすや扇風機などを包装紙で包んだ「不在の部屋」をはじめ、赤瀬川さんの代表的な作品が数多く展示されていて、訪れた人たちはさまざまな活動の軌跡を一つ一つ、見入っていました。
千葉市から訪れた女性は「『梱包』作品をはじめ迫力のある作品の数々に圧倒されました。赤瀬川さんが亡くなったのは残念ですが、残してくれた作品をこれからも楽しみたいです」と話していました。
10月28日 16時35分