とあるスナックで
コー
小林
コー
コー
2001年、ニューヨーク同時多発テロについての本は、たいがい読んだつもりだったけど、この本はまだ読んでいなかったな。
デヴィット・レイ・グリフィン著 「 9.11の矛盾 」2010年7月 緑風出版
いやーこの本も、原点の一つだね、9.11問題を考えるについて。 表紙のところに書いてある説明には、
9.11事件の真相を解明する「9.11委員会報告書」が2004年に公表された。しかしこの公式最終報告書は、事件当時報道された政府機関・公的機関などの説明、公人や当事者の証言、映像などの事実とあまりに多くの点で重大な矛盾、食い違いがある。また公人や当事者が見解を変えるなどの自己矛盾が多くある。
本書は、9・11事件に関する膨大な報道記録と資料を調べ上げ、客観的に事実関係を綿密に比較分析し、主要な25項目にしぼって、矛盾を検討し、米国議会とマスコミに対して、それについての説明と真相の解明を求めている。予断を排し、科学的・論理的視点から事実に迫る内容は、9・11事件の本質を浮き彫りにする。
そして著者については、
デヴィット・レイ・グリフィン (David Ray Griffin)
1939年生まれ。1970年にクレアモント神学院で博士号。1973年から2004年までフルタイムの大学教員。師であるジョン・B・カブとともにプロセス神学の代表的な研究者として知られる。現在クレアモント神学院名誉教授。退職頃から、9・11事件をめぐる疑惑について調査と発言を始める。著書、編著多数
デヴィット・レイ・グリフィン著 「 9.11の矛盾 」2010年7月 緑風出版
いやーこの本も、原点の一つだね、9.11問題を考えるについて。 表紙のところに書いてある説明には、
9.11事件の真相を解明する「9.11委員会報告書」が2004年に公表された。しかしこの公式最終報告書は、事件当時報道された政府機関・公的機関などの説明、公人や当事者の証言、映像などの事実とあまりに多くの点で重大な矛盾、食い違いがある。また公人や当事者が見解を変えるなどの自己矛盾が多くある。
本書は、9・11事件に関する膨大な報道記録と資料を調べ上げ、客観的に事実関係を綿密に比較分析し、主要な25項目にしぼって、矛盾を検討し、米国議会とマスコミに対して、それについての説明と真相の解明を求めている。予断を排し、科学的・論理的視点から事実に迫る内容は、9・11事件の本質を浮き彫りにする。
そして著者については、
デヴィット・レイ・グリフィン (David Ray Griffin)
1939年生まれ。1970年にクレアモント神学院で博士号。1973年から2004年までフルタイムの大学教員。師であるジョン・B・カブとともにプロセス神学の代表的な研究者として知られる。現在クレアモント神学院名誉教授。退職頃から、9・11事件をめぐる疑惑について調査と発言を始める。著書、編著多数
小林
動画では何回か見たことがあるんですが、本はまだ読んでいなかったですね。
この本で提示された疑問、疑惑は陰謀論とは関係なく、当然多くのアメリカ人が持ったとしてもいいと思うんですが、そうならないんですよね。
この本で提示された疑問、疑惑は陰謀論とは関係なく、当然多くのアメリカ人が持ったとしてもいいと思うんですが、そうならないんですよね。
コー
そうなんだ。当たり前の疑問だけど、そうならないんだな。それほど、あのテロの衝撃は大きかったということだと思う。人間はだれでも大きなショックを受けると、正常な精神が保てなくなるんだ。PTSD:心的外傷後ストレス障害もそうだし、もっとひどいと、シェル・ショックになってしまうんだ。特に第一次世界大戦後だよね。戦争が終わっても、平和になっても症状は治らない。そこからなんとかして治療しようとして、人間の心の研究、精神医学が発達したんだと思う。
治療のための研究だけだったらよかったんだけど、そこからジョン・コールマンの言う、「ダヴィストック研究所」も生まれてしまったんだな。
そしてこの「ダヴィストック研究所」から、「衝撃と畏怖」作戦という考え方が生まれたんだな。敵に対して予想できない、考えられない大きな衝撃を与えると相手は茫然自失になって、いままでの考え、信念が簡単に変わってしまう、ということらしい。
第二次世界大戦の「東京大空襲」や「原爆」はまさにそういうことだったんだと思う。日本人の死ぬまで戦う、一人になっても戦うという信念を、変えるえるための「衝撃と畏怖」作戦だったと思う。日本を占領するには、日本人の考え方、信念を変える必要があったということだ。日本人が死ぬまで戦う、一人になっても戦う、という考えのままだったら占領はできないと考えたんだと思う、アメリカ人の犠牲があまりにも大きくなるからね。
だからまさに9・11テロは、アメリカ人に対する「衝撃と畏怖」作戦だったんだと思う。
衝撃が大きすぎて、大概ののアメリカ人は、正常な判断を下せなくなったんだと思う。
この本「9・11の矛盾」という内容は冷静に考えれば当たり前の矛盾点だと思うけど、多くのアメリカ人はもう冷静に考えられないんだよ。
治療のための研究だけだったらよかったんだけど、そこからジョン・コールマンの言う、「ダヴィストック研究所」も生まれてしまったんだな。
そしてこの「ダヴィストック研究所」から、「衝撃と畏怖」作戦という考え方が生まれたんだな。敵に対して予想できない、考えられない大きな衝撃を与えると相手は茫然自失になって、いままでの考え、信念が簡単に変わってしまう、ということらしい。
第二次世界大戦の「東京大空襲」や「原爆」はまさにそういうことだったんだと思う。日本人の死ぬまで戦う、一人になっても戦うという信念を、変えるえるための「衝撃と畏怖」作戦だったと思う。日本を占領するには、日本人の考え方、信念を変える必要があったということだ。日本人が死ぬまで戦う、一人になっても戦う、という考えのままだったら占領はできないと考えたんだと思う、アメリカ人の犠牲があまりにも大きくなるからね。
だからまさに9・11テロは、アメリカ人に対する「衝撃と畏怖」作戦だったんだと思う。
衝撃が大きすぎて、大概ののアメリカ人は、正常な判断を下せなくなったんだと思う。
この本「9・11の矛盾」という内容は冷静に考えれば当たり前の矛盾点だと思うけど、多くのアメリカ人はもう冷静に考えられないんだよ。