9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について まだ読んでない本があった。

2018年05月01日 | 日記
とあるスナックで

コー
2001年、ニューヨーク同時多発テロについての本は、たいがい読んだつもりだったけど、この本はまだ読んでいなかったな。
デヴィット・レイ・グリフィン著 「 9.11の矛盾 」2010年7月 緑風出版

いやーこの本も、原点の一つだね、9.11問題を考えるについて。 表紙のところに書いてある説明には、


9.11事件の真相を解明する「9.11委員会報告書」が2004年に公表された。しかしこの公式最終報告書は、事件当時報道された政府機関・公的機関などの説明、公人や当事者の証言、映像などの事実とあまりに多くの点で重大な矛盾、食い違いがある。また公人や当事者が見解を変えるなどの自己矛盾が多くある。
本書は、9・11事件に関する膨大な報道記録と資料を調べ上げ、客観的に事実関係を綿密に比較分析し、主要な25項目にしぼって、矛盾を検討し、米国議会とマスコミに対して、それについての説明と真相の解明を求めている。予断を排し、科学的・論理的視点から事実に迫る内容は、9・11事件の本質を浮き彫りにする。
 

そして著者については、


デヴィット・レイ・グリフィン (David Ray Griffin)

1939年生まれ。1970年にクレアモント神学院で博士号。1973年から2004年までフルタイムの大学教員。師であるジョン・B・カブとともにプロセス神学の代表的な研究者として知られる。現在クレアモント神学院名誉教授。退職頃から、9・11事件をめぐる疑惑について調査と発言を始める。著書、編著多数


小林
動画では何回か見たことがあるんですが、本はまだ読んでいなかったですね。

この本で提示された疑問、疑惑は陰謀論とは関係なく、当然多くのアメリカ人が持ったとしてもいいと思うんですが、そうならないんですよね。


コー
そうなんだ。当たり前の疑問だけど、そうならないんだな。それほど、あのテロの衝撃は大きかったということだと思う。人間はだれでも大きなショックを受けると、正常な精神が保てなくなるんだ。PTSD:心的外傷後ストレス障害もそうだし、もっとひどいと、シェル・ショックになってしまうんだ。特に第一次世界大戦後だよね。戦争が終わっても、平和になっても症状は治らない。そこからなんとかして治療しようとして、人間の心の研究、精神医学が発達したんだと思う。

治療のための研究だけだったらよかったんだけど、そこからジョン・コールマンの言う、「ダヴィストック研究所」も生まれてしまったんだな。

そしてこの「ダヴィストック研究所」から、「衝撃と畏怖」作戦という考え方が生まれたんだな。敵に対して予想できない、考えられない大きな衝撃を与えると相手は茫然自失になって、いままでの考え、信念が簡単に変わってしまう、ということらしい。

第二次世界大戦の「東京大空襲」や「原爆」はまさにそういうことだったんだと思う。日本人の死ぬまで戦う、一人になっても戦うという信念を、変えるえるための「衝撃と畏怖」作戦だったと思う。日本を占領するには、日本人の考え方、信念を変える必要があったということだ。日本人が死ぬまで戦う、一人になっても戦う、という考えのままだったら占領はできないと考えたんだと思う、アメリカ人の犠牲があまりにも大きくなるからね。

だからまさに9・11テロは、アメリカ人に対する「衝撃と畏怖」作戦だったんだと思う。

衝撃が大きすぎて、大概ののアメリカ人は、正常な判断を下せなくなったんだと思う。

この本「9・11の矛盾」という内容は冷静に考えれば当たり前の矛盾点だと思うけど、多くのアメリカ人はもう冷静に考えられないんだよ。
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9.11について  日本売りの 「カイル バス」

2018年05月01日 | 日記
とあるスナックで

コー

5年前に、あと2年で日本は財政破綻すると言っていた、カイル・バスは今どういっているんだろう。


小林

そうですね、ここにその後のことが書いてありますね

そしてここにも。どうやら2015年に「国債の売り」から撤退したみたいですね。「国債の売り」で損をし、「円安」では利益を出したんでしょうか。そのため致命的には損をしなかったみたいですね。

でも偉いですね。自分の予想が間違っていたと認めたんですから。

できないですね、自分の間違いを認めることは。なかなかできないと思いますね。


コー
うん、俺もそう思うな。なんでもそうかもしれないが、「撤退」こそ難しいと思うな。

日本の戦国時代に、信長が北陸の戦で負けそうになって潔く撤退した話は有名だけど、その一番後ろを任されたのが秀吉だったんだろ?

この時信長が撤退を決意しなかったら、おそらく負けていたんだと思う。そして撤退、後退するとき最後尾(殿・しんがり)というのはやはり一番難しい戦いになるんだろうな。


小林
そうですね、カイル・バルも一時撤退してまた体制を立て直して「売り」に仕掛けて来るんでしょうね。どの相場の「下げ」に仕掛けてくるんでしょう。

ところでカイル・バルと浅井隆は、(あと2年で国債暴落、1ドル=250円に!!)の本でどういう理由で日本は財政破綻すると言っているんでしょう。p-83


日本の80年代後半のバブル膨張と90年前半のバブル崩壊、この時起こった停滞変動を避けようとして、これまで日本はいろいろとやって来ましたが、いずれにせよ日本の財政破綻は起こるでしょう。日本の銀行は、こうしたことが起きて欲しくないと思っています。私たちも起きてほしくないと思っています。しかし、莫大な赤字を続けるの日本政府はあまりにも無責任でしょう。人口統計学による適切な計画(少子高齢化に対応できる社会保障制度)もないわけですから、この問題は好むと好まざるとにかかわわず日本を襲いますよ。


コー
いま日本は65歳以上の人口がどのくらいなんだろう。たしか全体の25%くらいになっているんじゃないだろうか。4人に1人は65歳以上ということか。たしかに街を歩けば老人ばっかしだな。こんなに老人人口の割合が多い国はほかにないと言うことか。このことでいろいろな問題が出てくるということか。

まず政府の社会保障費の増大。これは避けられないな。年金や健康保険費はどうしても老人が増えれば増大せざるを得ない。

それから働き手の減少。

若い世代が少ないからどうしても消費が伸びない。

70歳の夫婦が収入が2倍になっても自分たちの消費は2倍には増えないだろう。

30歳の夫婦の収入が2倍になれば消費も2倍くらいは増えるんではないだろうか。少なくとも1,5倍くらいは。子供がいればなおさらだと思う。

消費が増えるということは、国全体のGDP(国民総生産)が上がって、税収も増えるわけだ。

老人が多いということは、GDPが上がらず、税収も増えず、国の社会保障費ばっかりが増えていくということか、大ざっぱに考えて。

だから日本は少子高齢化によって持続的な経済成長はできない。このことが財政破綻を招く大きな原因だと言っている。

この問題がまず第一点。つぎに金利の問題をあげているね。  p-59


インフレになれば、国際価格はまず間違いなく下落する。歴史的に見ても、ほとんどの場合で長期金利はインフレ率よりも高い水準に落ち着く。いまは喜んで日本国債をを買っている国内金融機関も、インフレになれば国債投資を敬遠するだろう。これから下落する商品を喜んで買う”大ばかもの”など存在しない。
他方、長期金利の上昇は政府に利払い費の増大を促す。前述した通り、全年限の金利水準が2%上がれば、歳入に占める利払い費の割合は現在の25%から80%にまで膨れ上がる。こうなると日本政府のデフォルトは必死だ。

金利を低く抑えようと日銀が国債を引き受ければ、インフレ下の低金利、すなわち「大幅な実質マイナス金利」という得意な状況が出現し、円は際限ない下落局面に突入する。バス氏は、国債が大幅に売られてからおよそ二,三年後には、ドル円相場は1ドル=200円~250円の水準まで下落すると指摘。最悪の場合は1ドル=300円まで売られる可能性もあると私に述べた。さらに、バス氏は最終的に日銀が金利のコントロール能力を失うとも指摘する。同氏は将来的に「日銀の買い入れ能力を売りが圧倒」すると警告。最終的に長期金利が10%くらいまで跳ね上がる事態にも絵空事ではないと述べている。

歴史を振り返っても、債務危機に直面した国家の中央銀行は金利をコントロールできない。リフレ派の中には「(たとえ)国債が売られても日銀が買い取れば平気」と断言している者も少なくないが、理解しがたい。百歩譲ってデフォルトは避けられたとしても、通貨安による輸入インフレ(ハイパーインフレ)で国民の生活は壊滅するだろう。


小林
ベネズエラはどうもこのような状態のようですね。でもいま日本はデフレでしょ。ここまでになるには時間がかかるんでしょう。

そしてこのようなことを避けるために、消費税の税率アップはけっして、国の税収のアップにならないということだと思います。逆に税収は下がるんだと思います。このことは、はっきりしていると思います。


コー
そうだね、結局アベノミクスでもインフレにならなかったんだな。だから国債もまだまだ投資対象となって、金利も上がらなかったんだと思う。

でもこれからどうかな。アメリカや他の国の金利が上がってくれば影響は日本にも及ぶのではないだろうか。なにしろ金利が上がってくれば、日本政府は苦しくなるということだと思う。

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