9.11について

2001年の9.11事件や、その他色々な感想、思い、などを書いていけたらなと、思っています。

9.11について 「尿療法バイブル」マーサ・クリスティ 著 その7

2023年04月22日 | 健康
とあるスナックで
コー
さーまたまた読んでいこう。それにしても驚いた。
p-151
ーーーーーー。
効能報告13 (ウイルス等の感染症、喘息、アレルギー、偏頭痛、枯草熱、糖尿病、痛風、副腎および甲状腺の機能不全、そして心臓病に対する尿の治療的使用)
論文題名「尿療法」 1947年、J・プレッシュ博士、「医学新法」誌、1947年8月6日号(第218巻)371~382頁

英国の内科医プレッシュ博士は、尿療法を用いてさまざまな疾患の治療を行い、素晴らしい成果を上げていた。その詳細が、この論文で具体的に披露されています。

感染症の患者に本人の尿を与えるという”自家ワクチン療法”は、実を言えば、ジェンナーやパスツールのワクチン療法の方法論を拡張したものにほかならない。だからこそ私は尿療法を推奨しているわけであるが、奇妙なことに、”自己尿ワクチン療法”は、”尿を使っている”という理由だけで、これまで医師たちはこの方法に手を出さなかったのである。パスツール・ジェンナー流のワクチン療法と、自己尿療法との最大の違いは、患者本人の新鮮な尿を自家接種するというやり方で自己尿療法を行うと、自分の排泄した尿が体内を再び循環することになり、その過程で、感染症の原因となっている病原体が弱体化してしまうという点である。

私は、自分の実践体験から、今では次のように確信するに到っている。つまり、あらゆる感染症に対して、尿療法がどのくらい有効かを真剣に評価してみる価値があると思うのだ。そうした感染症の中に、目下の脅威であるポリオ(灰白髄炎)も含まれていることは言うまでもない。

ところで私は尿療法の使用を通じて注目すべき効果を見出した。尿療法を治療に用いだした当初、私は典型的な喘息の症状を呈している患者にこの方法を使ってみた。すると、尿を最初に注射した直後にーーー当然この時点ではまだワクチンとしての効果は生じ得ないわけだがーーーこの患者を毎日襲っていた喘息の発作が、ぴたりと止んでしまったのである。

これにヒントを得て、私は過敏症(アレルギー)の患者たちにも自己尿療法、を試してみた。その結果、自己尿を注射すると、過敏症を改善(脱感作)できることが確認できた。さらに調べた結果、自己尿療法は、あらゆる種類の過敏症(アレルギー)ーーー枯草熱(花粉アレルギーなどの植物アレルギー)や蕁麻疹、猛烈な腹痛をともなう下痢などーーーに、感心してしまうほどの効き目があることが判った。そればかりか、偏頭痛や痙攣のような症状にも治療効果を発揮した。

三年前に自己尿療法を行うようになってから、私はすでに自家尿注射を数百回も行ってきたが、これまでただの一度も、患者に有害な副作用が出たことはなかった。

まさにこの優れた効果と安全性ゆえにーーーしかも尿療法はどんな医者でもなんなく実施できるほど簡単きわまる方法であるからーーー私は、この療法についてこれまで得た知見を、初期の段階で発表しておこうと決心したわけである。

ここに紹介する観察事例の数々を知れば、医学の専門家なら、必ずや次のような確信を得ることができるはずである。すなわち、まったく新たな研究領域が今まさに開けつつあるということを。そしてこの、尿療法という新領域の発展によって、細菌学や免疫学や血清学にさらなる発展が期待できるということを。

ーーーーー。

小林

第二次世界大戦で、いったん開こうとしたこの「尿療法」の扉が、閉じてしまったんでしょうか。

mRNAワクチンがつくりだすスパイクタンパク質の有害反応にたいして、この「尿療法」が臨床的に有効だとわかれば、大きく扉は開かれると思いますね。

コー

おれもそう思うな。どうやらこの「尿療法」が、ビンゴだな。

2023年2月25日から俺は自分の尿を飲み始めたが、体全体が回復してきて、筋痛症もほぼなくなってきた。来月また病院にいって血液検査をするが、その結果が楽しみだ。

この本の帯にこう書かれている。

さまざまな病に
悩める人々にとって
待望の健康バイブルが出た!
免疫機能不全による
現代病には
尿療法しか
最終解決がないことに
誰もが気づくだろう

小宮山かよ子 MCL研究会代表





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9.11について 「尿療法バイブル」 その6

2023年04月21日 | 日記
とあるスナックで

コー
ではどんどん読んでいこう。p-132
ーーーー。
効能報告4(癌性病変の治療への、尿素結晶の使用)
論文題名「癌治療への尿素結晶の利用」 1933年、ウイリアム・M・ミラー博士、シンシナティ大学医学部・外科、「全米医師会雑誌」1933年5月27日号、1684頁

尿素の抗菌作用についてのファウルガーとフォーシェイ両氏の研究に続き、やはりシンシナティ大学のミラー博士は、尿素結晶を使って、身体外部に露出した癌性の潰瘍の治療を試みました。

癌がきわめて悲惨な疾患となっている一つの原因は、壊死によって脱落した組織が異様な臭気を発するからである。そこで昨年、シンシンナティ総合病院の腫瘍診療科で、こうした症例に尿素の利用を推奨し、実際に処方を行った。癌の傷口に尿素結晶を湿布すると、傷口が発していた臭気は大幅に止めることができた。
尿素結晶そのものは数分間で溶けてしまうわけだが、傷口が発する悪臭という癌性潰瘍の恐るべき問題点は、尿素結晶の湿布を行うたびに改善されていった。
尿素結晶は安価だし、かなり強力な防腐効果がある。しかも全身性の反応を起こすような副反応の心配も皆無である。

尿素の抗菌作用の研究は20世紀を通じて続けられ、次第に広く知られるようになり、ヨーロッパやアメリカでは創傷や感染症の治療に使われていました。しかし、20世紀も半ばになると抗生物質入りの軟膏が普及するようになり、当時は抗生物質が「最新の化学技術が発明した魔法のクスリ」であるという宣伝が徹底的に行われたため、尿素の抗菌剤としての使用はすたれてしまったわけです。とはいえ抗生物質の「魔法のクスリ」という看板だって、じきに薬剤耐性菌が出現して見事にハゲ落ちてしまったわけですが・・・。
尿素は、(そして何よりも尿そのものが)本来タダで簡単に手に入る、きわめて優れた薬効を持った天然物質であり、クスリとして使っても副作用はない。その抗菌作用を活かせばあらゆる種類の創傷(きず)や(火傷)やけどに優れた治療効果を期待できるのです。
p-133

効能報告5 論文報告「自己尿療法」(ライプツィヒ小児科医師会での講演記録) 1934年、マルティン・クレプス博士、小児科開業医、「小児科医師会」誌(ライプツィヒ)422~444頁)

マルティン・クレプス博士はドイツのドレスデンの小児科開業医ですが、彼も他の医者たちと同様に、”さまざまな疾患への治療法として患者本人の尿を使う尿療法が成果を上げている”という情報を知って興味を覚え、自分の医療実践にも採用して大成功したわけです。ニューヨークのダンカン医師はこの療法を「自家分泌療法」と呼んでいましたが、クレプス博士は「自己尿療法」ーー英語では「auto-urine therapy」、ドイツ語だと「Autourintherapie」ーーと呼んでいました。
クレプス博士の場合は、患者に本人の尿を注射するという方法をとったわけですが、たいていは途方もない効き目が即座に現れたことを、感激しながら報告しています。

小児のアレルギーやある種のけいれんは(痙攣)、患児本人の尿を筋肉注射することで顕著に改善した。ぜんそくや(喘息)こそうねつ(姑草熱=花粉アレルギー)では途方もない治療効果が観察できた。出産(分娩)時に新生児が受けた脳の外傷が原因で起こる筋肉のけいれん(痙攣)にも、自己尿療法は成果を上げた。
枯草熱にかかった八歳男児にこの患児本人の尿を五cc注射したところ驚くほどの効果があった。この患児自身の尿を注射するとただちに呼吸障害が治りはじめ、両眼に現れていた極端な充血も二、三分で消え去ったのである。
もう一人、これは喘息のために三年半もサナトリウムでの療養を余儀なくされた小児であったが、自己尿を四cc注射したところわずか六分後には深呼吸ができるようになり、喘息発作で睡眠が中断されることもなくなった。
初めて試した自己尿療法がこのように大成功に終わったことに私は大いに励まされ、他の疾患にも試してみる気になった。そこで局部的な麻痺と筋痙攣を見せている生後10か月の乳児に自己尿療法を実施することにした。この乳児の症状が分娩時に脳に受けた外傷のせいであることは明らかであった。たった一度の自己尿注射で、この男児はそれまで痙攣のために開かなかった両手のこぶしがひらくようになった。また身体の動きも全般的にぎこちなさが薄れ、笑うようにもなった。両親の話では、この患児はそれまで笑ったことがなかったという。さらにこの患児はそれまでに何度か狭心症の発作を起こしていたが、これも自己尿注射の後は起こらなくなった。
尿療法は、これまでに次のような症状や目的に使用できることが判った。
1;妊娠時の毒血症 2;アレルギーの諸症状 3;百日咳 4;痙攣 5;母乳の分泌促進 6;枯草熱 7;喘息 8;扁頭痛をともなった各種の疾患 9;湿疹
私は、自己尿療法は小児科分野の医療で活用するだけの価値があると確信している。特に枯草熱と喘息の治療にはぜひともこの療法を勧めたい。ここに紹介したそれ以外の各種の疾患については、自己尿療法の効果を確かめるため、今しばらく追跡調査をしてみようと思っている。

この講演録でも宣言されていますが、クレプス博士はその後も自己尿療法の小児科的応用についての臨床研究を続け、1940年には「急性感染症の緩和治療における回復期患者の尿の使用」と題する論文を発表しています。この論文では、百日咳やはしか(麻疹)や水痘のような子供の感染症に(かん腸で自己尿を患者の直腸に入れる方法による)尿療法が安全かつ効果的であることが報告されています。
クレプス博士は、感染症の患児58例に対する尿療法が素晴らしい成果を上げたことに感動し、他の医師たちにも小児感染症の治療手段として尿療法の採用を勧めています。そればかりか尿療法の卓越性に気づくや、他の医者や研究者たちみたいに”業界内部の秘密”として隠しておくのではなく、親が子供に対して家庭で簡単に実行できる尿療法の方法を親たちに教えてもいたのです。

効能報告6 論文題名「急性出血性腎炎に対する自己尿ワクチン療法の効用」 1934年、R・ティベリ博士、ペルージャ大学(イタリア)臨床医学研究所、「診断術」誌(イタリア)、1934年6月9日号(第14巻)183~196頁

腎炎とは「急性または慢性の腎臓の炎症」のことを言いますが、これは腎臓の感染症であり、通常の医学的治療では治すのが難しく、しかも場合によっては重症化して致命的になりうるという問題を抱えた疾患です。ーーーーーー。

小林

おどろきましたね、もうとっくにお医者さんは知っていたんですよ、尿療法を。
でもやっぱり、隠したいんでしょうね、こんな療法がはやったら、医者は儲からないですから。

その気持ち、わかりますね。









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9.11について 「尿療法バイブル」マーサ・クリスティ 著 その5

2023年04月20日 | 日記
とあるスナックで
コー
いよいよ大事なところに入ってきた、どんどん読んでいこう。p-43
ーーーー。
尿はどうして”究極のオーダーメイド生薬”なのか?それは、あなたの尿には、あなたの健康状態に対応するために、あなたの身体が特別に作り出した何百種類もの成分が含まれているから。あなたの身体は、常に休みなく、膨大な種類の抗体、ホルモン、酵素やそれ以外の諸々の天然の”クスリ”をつくりだしており、そうした物質を駆使することによって、からだ全体が順調に働くように諸々の機能をととのえたり、病気と闘っている。あなたが知らないうちに、あなたの身体は始終そうした”自己治療”を行っているのです。

あなたの血液の中には、あなたの健康状態を正確に反映した無数の生理活性物質や栄養素が含まれていますが、それらは最終的に尿となって体外に出される。だから尿には、天然のワクチン、抗菌剤、抗ウイルス剤、抗癌剤、ホルモン調整剤、アレルギー治療剤等々として再利用できるーー現代医学の基礎的・臨床的研究の数々は、それを立証したのです(つまり、自分の尿を毎日”再利用”していれば、まさに完ぺきな予防医学の実践が、自分で簡単にできるのです!)。

尿療法で肝心なのは、あくまでも自分自身の尿を使う事。なぜなら尿から一定の成分だけを抽出したり、それを真似て化学合成で作ったクスリは、一人ひとりの微妙に違う健康上の要請に応えるべく体内各所で生み出された、本人ならではの尿成分を、すべて含んでいるわけではないからーー言葉にすればごく単純ですが、これこそ”完ぺきなクスリであるための条件”にほかならない。それが多くの医学者の研究によって、くり返し立証されてきたわけです。

「尿療法には天然の尿をまるごと使え」と多くの医者が力説してきたのには、これ以外にもうひとつ重大な理由がある。それは、こうした使い方をしている限り、尿療法は副作用を起こさないからです。
ーーーーー。

小林

尿とは、「 天然のオーダーメイド生薬 」だったんですね、現代医学では作ることができない。

そしてこのことを、一部の医者や科学者はとっくに知っていたんですね。

コー

いやーでもこの事実が一般に広まると医者は廃業だな。

それにしても人間の体を作ったヤツは、大した仕掛けをつくったもんだ。





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9.11について 「尿療法バイブル」 マーサ・クリスティ 著  その4

2023年04月20日 | 日記
とあるスナックで

コー
またまた読んでいこう。p-33
ーーーーーーー。
「だったら・・・」と、ここで疑問の声が聞こえてきそうです。「尿がそういう理由で体外に出されることは、わかったけれど、だったらなぜ、一回排泄された尿をわざわざ飲みなおさなければならないの?」と・・・・。
そう、ここからが重要なんです。腎臓の役割は、あくまで血中の各種のバランスをとることなんです。そういうわけで腎臓は、血中の重要な成分も、それが他の成分に比べて過剰に含まれている場合には、身体が勝手にこの「過剰」な成分を「不要」だと判断して排泄してしまう。つまり、尿となって排泄される物質は、身体に有害であるとか有毒であるといった理由ではなく、単に「過剰」とみなされて捨てられたにすぎない。

しかも医学研究者たちは、決定的な”発見”をした。
尿は要するに血液の成分を漉しだして作った液体である。だから尿には血液の各種の成分が含まれているわけですが、そうした成分の多くは、クスリとして途方もない価値を有しており、しかもそうした成分を体内に再び戻してやると、他のどんな手段によっても達成できないやり方で、身体の免疫的防衛機能を増強し、自然治癒能力を増進することが判明したのです。

医学研究者向けの専門書「臨床検査の実践における尿検査」(A・H・フリー他著、1975年)には「腎臓の最も重要な機能は、身体が当面必要としていない各種の物質を排泄することである」と説明されていますが、この記述には、そうした意味があるという事を知っていただきたい。つまりオシッコの成分は「有害物質」や「汚物」ではなく、単に「身体が当面必要としていない物質」だということを・・・・。

ーーーーーーーーー。
p-43
しかし、これは本書のいたるところで論じられることになりますが、尿は、特定の成分だけを分離精製したり、その成分だけの化学合成物をクスリとして使うよりも、天然の状態でまるごと使ったほうがずっと良よい。そう断言せざるを得ない理由がたくさん存在しているのです。

なぜ尿はまるごと生の状態で使ったほうがよいのか?その最大の理由は、まずもって尿の成分が途方まなく複雑であり、しかも厳密に言えば人それぞれに微妙に違っているためです。他人の尿から抽出した単純な成分や、ましてそれを化学的に真似てつくった人工合成物では、このうえなく複雑で精妙な”自分自身のオシッコ”と同等の薬効を持たせるなんて、絶対にできないのです。
この世におなじ人物が二人といないように、尿だってまったく同じ成分のものは二つとして存在していない。あなたの尿に含まれている成分は、あなただけのもの。もしもあなたが何らかの健康問題をかかえていれば、あなたの尿には、まさにその健康問題を解決するための薬効成分が、オーダーメイドのかたちで”処方”されているのです。(もちろん、その絶妙なる”処方”を行っているのは、あなた自身の身体である。いわばあなたの生命力がーーーさらに言うなら”天の恵み”がーーー最新の製薬技術でも絶対に作り出せない”究極のオーダーメイド生薬”を、オシッコというかたちで、日々当たり前のように生産しているわけです)。

ーーーーー。

小林

全く驚きですね。
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9.11について 「尿療法バイブル」 マーサ・クリスティ 著 その3

2023年04月19日 | 日記
とあるスナックで

コー

いやー、この本も貴重な本だな。さっそく読んでいこう。
p-32

尿が作られる仕組みを簡単に説明すると、こうなります。

ーーーーまず何かを食べる。飲み込んだ食物は、消火器で分解されて、最終的にはきわめて小さな分子にまで砕かれます。腸の壁にはきわめて小さな通路があって、腸内で消化された食物の各種の分子は、この腸壁の微小通路を通って腸と接する血管に運ばれ、血流に乗って体内をめぐることになるわけです。血液には、こうして腸から取り込んだ(食物由来の)各種の分子や栄養分のほかにも、赤血球や白血球、抗体、血漿、きわめて小さな各種のたんぱく質、ホルモン、酵素など体内の各所で生産されたさまざまな物質が含まれています。生命維持に欠かせないこうした各種の物質を、全身にくまなく配送し、全身の細胞に栄養を与えて身体が病気にならないように守るのが、血液の働きにほかならないのです。

血液には全身をめぐる際に、必ず肝臓を通り抜ける。血液が体内の各所から回収してきた毒物は、肝臓で化学分解され、最終的には固形物となって体外に排出されるわけですが、こうして毒物を取り去った後の、純化され”キレイになった”血液が、今度は腎臓に向かうのです。
で、腎臓にはいった血液は、「腎単位」(ネフロン)と呼ばれる微小な管が集合してできた複雑きわまるフィルター機構を通り抜けることになるのですが、きわめて微小な管を強引に通り抜ける仕組みになっているので、血液には高圧がかかり、まさにその圧力で、強引に漉(こ)されることになるのです。ただし、腎臓のフィルター機構で漉しとられるのは、血中の余分な(「その時点で身体が必要としていない」という意味で「余分」と見なされたのにすぎないのですが)水分および塩分と、他の成分にかぎられていて、「毒物」ではないのです。

こうして腎臓の中で漉しとられた”血液の余分な成分”は、すでに毒物は肝臓で分解されているし、雑菌も含んでいないので、化学的にも生物的にも「清潔」な水溶液となっている。これが「尿」の正体なのです。こうして腎臓のフィルターで漉しだされた、ほとんど水のようになった”血液のエッセンス”(つまり「尿」)は、多くの成分が再びネフロンで吸収されて血液に戻され、再吸収されなかった分だけが腎臓から膀胱へ送り出されて、オシッコとして体外に排出されるわけです。
ーーーーーー。

小林

なるほど、そういうことですか。
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