横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
晴れ、雨、晴れ、雨・・・
17 September 2011
出かける前にこちらで確認した雨雲の動きから予想した通り、一日中晴れと雨とが交互にやって来る、不安定な天気の今日の恩田の森でした。
かつらの森の雑木林の臨床で咲いていた杜鵑(ホトトギス)です。杜鵑にもたくさんの種類があるようですが、特定できていません。かつらの森から白山谷戸に出たところにある民家の植え込みでも杜鵑が咲いていましたが(blogの方に掲載予定)、そちらは勿論園芸種なのでしょう、花の色が違っていました。
白山谷戸の田んぼのあぜ道で彼岸花が咲いていました。畑や林の縁で咲いているものはたくさん見かけるのですが、田んぼの脇で彼岸花が咲くのは、恩田の森ではここだけかも知れません。それにしても、彼岸になるとするすると茎を伸ばして花を咲かせるメカニズムは、まったく不可思議です。
秋海棠。春に咲くバラ科の海棠の花に似ているから秋海棠なのだと書かれたものを目にしますが、私には似ているとは思えない。それよりもやはりベゴニアですが、江戸時代初期に日本にもたらされたこれは、ベゴニアとは言わないのだそうです。
なるせの森の番匠谷戸の田んぼでも稲の穂が随分垂れてきていました。この田んぼは昨年までそば畑だった所ですが、水田にした初年からなかなか立派な穂がなりました。ところで今日、お年寄りに「番匠谷戸」ではなく、本当は谷戸の番をしていた爺さんがいたことから「番爺(ばんじい)谷戸」なのだと言う話をお聞きしました。さて、どちらが正しいのでしょうか。
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