横浜市青葉区に残された里山、「恩田の森」の四季の移ろいをご紹介するblogです。
恩田の森Now
田んぼに水が入りました
19 May 2012
早いところでは先週あたりから水が入っていたようですが、白山谷戸の田んぼにも水が入り出しました。今日は雲一つない快晴となった恩田の森、田んぼに写る緑の森と青空とがとてもきれいでした。
虫取り撫子の蜜を吸いに来た揚羽蝶。撮り逃がしましたが黒揚羽もこの蜜を狙っていました。虫取り撫子はヨーロッパ原産で日本へは江戸時代に観賞用として渡来したものが野生化したようです。「虫取り」と云っても食虫植物ではなく、花のすぐ下の茎に蟻などの小昆虫が花に至らないようにするための粘液が出ていることからの命名です。蜜だけを吸い、受粉の役に立たない昆虫の侵入を防ぐのだそうです。
こちらはなるせの森の尾根道にあるエゴノキの蜜を吸うマツハナバチ。我が家のエゴノキにもこの黒い毛に覆われた大きく丸いマツハナバチが来ていました。花の蜜の在りかと蜜を吸う管の長さがちょうど良い具合だと云う事なのでしょう。
今日最後の一枚は、なるせの森番爺谷戸のOさんの畑で咲いていた春菊の花。日本では、春菊は葉を食べるものであることから、その花を見る機会はあまり多くありませんが、勿論キク科の植物ですので「菊の花」が咲きます。蕾を花も葉もコスモスに似ているなと思いましたが、考えてもみればコスモスもキク科ですから従兄弟みたいなものですから似ていて当然ですね。
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