田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

きょうは忘れられない日になるだろう。 麻屋与志夫

2018-05-09 04:58:07 | ブログ
5月9日 Wed.

●びしょ濡れ。
体毛から雨水をしたたらせている。
あわてて枕元のテッシュケースに手をのばす。
ふいてやる。
ノドをゴロゴロ鳴らしている。
みるもミジメナ、悲惨なからだでブラッキ―が、わたしの二階の寝室のベッドにもぐりこんでくる。

●五月にはめずらしい激しい雨。
母屋との間で雨漏れ。
廊下が濡れている。
注意しないとすべって転倒する。
寒い夜。

●室温14°。

●悪夢にうなされ、このところ毎夜、よく眠れない。
理由は子どもたちと孫たちだけが知っている。
長男の嫁が心配して電話をかけてきた。

●そっとブラッキ―をだきしめた。
冷たい。

●ブラッキ―はネコでよかったな。
ネコには不安という感情はないのだろうな。

●もういちど、すこし強くだきしめた。
指先にブラッキ―の鼓動か伝わってくる。

●あと5時間もすれば、ふたりの娘が大森と松戸からかけつけてくる。

●わたしのこころは妻の階下の寝室にとぶ。
ブラッキ―が濡れて帰って来たよ。

●わたしのこころは、妻によりそっている。

●きょうは、忘れられない日になるだろう。



 
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