田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

「異変が起きる街」――ぜひ読んでください。 麻屋与志夫

2018-10-31 16:52:28 | ブログ
10月31日 Wed.

●カミサンが裏庭に面したデッキに防腐剤をぬった。夜、「餌皿」に固形餌をてんこもりにして置いた。

●朝、見てみたら一粒も残さず食べてあった。

●そして、かわいらしい肉球の足痕が残されていた。このゲソコンから判断すると、猫は一匹だったようだ。白ちやんだ……。

●いよいよ寒くなってきた。今朝は、室温が10°だった。寒さが身に沁みる。

●ヤフーの検索を見ていたら、校長の犯罪が報じられていた。最近ではもっとも犯罪を犯さないような職種の人たちが――カナシイことだ。すっかり、心まで冷え込んでしまった。

●GGが「角川のカクヨム」に書いた「異変が起きる街」ぜひ読んでみてください。上記の事件を先取りしたような内容です。こんなことが起きるとは――カナシイことですね。


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二都物語、やはり東京に住みたい。 麻屋与志夫

2018-10-28 08:00:56 | ブログ
10月28日 Sun.

●金曜日には上京した。長女のSと孫娘のMに会えてうれしかった。東京と田舎町の間を行ったり来たりするのが、膝関節症を患ったために億劫になって来た。ぼくとしては、東京を終の棲家としたいのだが、故郷では「塾」をやっているので、中断するわけにもいかない。故郷のこの街が、これからどうなっていくのか見届けたい気持ちもある。

●地下鉄を利用する。どうしてこうも、もちろん地下に降りていくのだからあたりまえなのだが、階段がおおいのだろう。ひややかなアルミパイプの手すりに両手ですがりながら上がり下りする。ガクッと痛みが膝に来る。でも、心の痛みのほうが、痛切だ。あと30年は生き続けると豪語している手前、こんなことでへこたれる訳にはいかない。ヒザの痛みは治る。必ず治る。そう信じている。まだ杖をつくには早過ぎる。早過ぎる。と、じぶんでじぶんを励まし歩きつづけた。

●スマホでゲームをしているひと。文章を読んでいる人もいた。ぼくのカクヨムに載せている小説をああして電車のなかで読んでくれる人もいるのだろうな。しげしげと眺めているうちに、うとうとしてしまった。電車の中でまぶたが重くなるようなことは若いときにはなかった。情けない。

●忙しい合間にブログや小説を読んでくださるひとのためにも、面白いものを書きたい。それがなかなかムズカシイ。世代のちがいもあるし、田舎町にいる時間のほうが多い。泣きごとをいわずに出来るだけ東京にいることにしょうと思った。



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青島から猫がいなくなる。 麻屋与志夫

2018-10-24 13:50:08 | ブログ
10月24日 Wed.

●数日前のニュース。愛媛県・大洲市の青島で200匹以上に増えた猫すべてに不妊手術をしたというのだ。ここにも高齢化と過疎化の問題があった。島民は減少するいっぽうで、現在9人で猫の世話をしてきたが、さらに島をでていく老人がいるという。いたしかたない決断だと思う。でも、猫好きにとっては、なにかすごく寂しいニュースだった。

●GGの住む街でも野良ネコチャンはほとんどその姿が見られなくなった。わが家でも、この春20年も共棲してきたブラッキ―に死なれて、猫のいない生活をしている。なにかものたりない。ああ、いまこの瞬間そばに猫がいたら、もっとくつろいだ時間が流れるだろうなと、思うことがある。猫の可愛さは、飼ってみないとわからない。ほんとうにかわいいですよ。

●ペットとしての猫は増えるばかりで、空前の猫ブームだという。野良ネコがいなくなるのが理想なのかもしれない。でも、寂しいな。そうツブヤクことしか、GGにはできない。カナシイ。



●私事ですが、GGのカミサンが、やはりブログ「猫と亭主とわたし」を開設しています。
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秋の夜長にGGが想ったこと。 麻屋与志夫

2018-10-23 03:52:37 | ブログ
10月23日 Tue.

●老後の生活、暮らしかたはこれでいいのか? はなはだ疑問だ。年金暮らしを楽しんで、現実とのかかわりあいからは、遠ざかりじぶんたちだけの生活の中に埋没してしまう。

●まあ、考えかたはひとさまざまだから、はたでとやかくいうことではないのだろう。でも、せっかく歳を重ね、世の荒波をのりこえ、いろいろな経験をしてきた。それを次の世代に残したい、あるいは継承してもらいたいと思っている。でも、テレビのお笑い芸人の話しのようには、子どもたちを笑わせながら、「昔はね」などという話題をうまく展開することができない。カナシイ。

●そういう場合は、こんなふうにしてみるとベターだよ。そういいたいことがたくさんある。

●具体的なことは書きだしたらきりがない。ともかく「親孝行」などという言葉はとっくのむかしに死語となっている。小説の世界でも、テーマ―として書いている作家をみかけない。ぼくなどは、親の病気の看病をするために大学も中退した。老人医療が無かった時代なので、経済的にも破綻して、いまだにその後遺症で苦しんでいる。でも、これでよかったのだと思っている。

●いま、現在、小説を書いていられる。恋女房とふたりだけの暮らし、朝から晩までパソコンに向かい小説を書くことができる。ああ、幸せだな。と何処かの歌の文句ではないが、幸福感にひたっている。毎晩、教壇にたって声をからして英語を大学受験生から小学生までに教えている。のんびりとした時間はまったくない。これでいいのだ。

●それにこうして書いたものが最初から、活字? になるのだから爽快だ。

●むかし小説を書きだした頃は、万年筆で一字一字書きつづけたものだ。原稿が活字になることを夢見て死んでいった友だちもおおぜいる。「一将功成りて万骨枯る」ひとりの仲間が作家としてデビューしたあとには、ものにならなかった友だちが、ごまんといたものだ。 

●いまは電脳時代。作家になりたかったら、ひとりでキーボードを叩き、カクヨムにでも投稿すればいい。ともただちとつきあう、こともないのでしょうね。でもそれでは、人間くさいトラブルのアヤを書く筆が、鈍るというものではないだろうか。そこで考え出したのが、ファンタジーという、現実からは遊離した世界だ。現実の体験や悩みなどがまったくベースにナイ世界。

●幻想小説。うまいことを考えたものだ。なんだが、こちらも、初めに書こうとおもったことから、どんどんかけ離れていく。このへんでやめておきます。

●物カキに成りたくて、なれなかった友だちの慟哭の声が聞こえてくるような、秋の夜だ。こうして生き残れたのだから、その友だちの分までガンバラナクテハ――。



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室温15℃、猫ちゃん湯たんぽの恋しいGG  麻屋与志夫

2018-10-22 01:31:32 | ブログ
10月22日 Mon.

●「白ちゃんがね」
わが家の猫カフェをときどき訪れる外猫白の話題になった。
「一部屋ひとへや、のっそりのっそりあるいていたの」とカミサンがつづける。
「どうしたのかしら」
「それは、ブラッキ―をさがしていたのだろう」
ブラッキ―のいた匂いは白ならばまだ嗅ぎとるこができるだろう。ともかく猫の嗅覚は人間のそれとはくらべものにならないほど敏感らしい。
「ここにかわいい黒の雌猫がいたはずなのに……」
 固形餌をもらっているてまえ、たまにはここの黒ちゃんにも謝意を……などと猫がかんがえることは、ナイカ。

●テレビで「漱石悶々(もんもん)」を観た。漱石先生のかかえていたのは黒猫だった。文豪ならぬ、文二くらいの作家であるGGは、いままでに飼ってきた猫ちゃんに「文豪の猫にしてやるからな」などとウソブイテきたが、いまだにコノていたらくだ。

●ああ、ブラッキ―がなつかしいな。室温が15°以下になると、どこからともなくブラッキ―はあらわれた。ニャ、ニャオと鳴きながらわたしの寝どこにもぐりこんできたものだ。

●今年も寒くなってきた。いままさに15°――どこかでブラッキ―の鳴き声がする。いや、猫のような嗅覚はないが、GGの記憶の庭ではいまでもブラッキ―は駆けまわっている。だって、20年もともに同棲したのだ。忘れるわけがない。

●ああ、ブラッキ―が恋しいな。


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カナダで大麻解禁   麻屋与志夫

2018-10-21 09:51:13 | ブログ
10月21日 Sun.
カナダで大麻解禁

●驚くべきニュースが飛び込んできた。カナダで大麻が解禁になったというのだ。G7主要七カ国では初めてのことだ。南米ウルグアイに続き2国目。詳細はGGには知るすべもないが、解禁になったというだけでもビッグニュースなのにいまのところあまりテレビでさわいでいない。大麻を吸ったというだけで、有名人をスサマジイバッシングにあわせてきているだけに、どういった切り口でこのニュースをとらえたらいいのか検討中なのでしょうかね。目下、田舎住まい。マスコミとも縁が切れている。これから日本でも騒ぎだすだろうが、どういった情報が流れてくるか、楽しみだ。

●敗者復活戦ではないが、バッシングにあっている吸飲者はどうこのニュースを受けとっただろうか。

●GGの麻屋与志夫というのはペンネームです。もともとが「大麻商」を家業とする家に生まれ、大麻を――もちろん繊維ですが、商いしてきました。

●大麻の生産が禁止されそうになった戦後、栃木県の農務課に呼ばれた。アームストロングという女性がGHQからきていて通訳も伴っていたが、当時はまだ中学生だったが会話の勉強をしていたGGにはかなりの部分が理解できた思い出がある。

●その当時のことは拙作「宇都宮餃子VS関西タコ焼」として書いている。関西山川組が死可沼の大麻畑を襲うというテーマだ。第一稿は出来あがっいるので、急遽、カクヨムに掲載することにした。

●まだまだ整合性にアヤフヤなところがある。ホットなテーマなので第一稿を発表しょうという決断をくだした。オカシナところがあります。あるはずです。――ご指摘くださしい。




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田舎暮らしのよさがなくなっていく。 麻屋与志夫

2018-10-21 02:18:07 | ブログ
10月21日 Sun.

●すっかり秋らしくなった。ベニマルにいくときにとおる大通り。花ミズキが紅葉してきた。これで霜でもおりれば、見事に色づく。それがすめば初冬の季節、日本の自然の移り変わりのあわただしさを感じさせる今日この頃だ。

●妻が留守なので、ひとり寂しく散歩に出た。街もこのところ空家が整理されている。取り壊したままになっていたり、はやくも駐車場になっていたりする。少し見ぬ間に様変わりしている。この町に住んでいるGGですら、このところの変化にはついていけない。

●街を歩いていて寂しく思うのは、昔からのお店がほとんど消えてしまっていることだ。鹿沼銀座通りなど見事にシャッターどおりになっている。時代の変遷についてこられなくなったのも確かだが、ひとびとの生活形態がかわったことにもよるのだろう。

●GGの家の裏も、ごたぶんにもれず、大変革の波におそわれた。まるでツナミのようだ。何軒もあった空家や廃屋がいっきにこわされて広い駐車場になってしまった。終戦後なんら風景に変化がなかったのに、数々のおもいでのあった場所が、いまはGGの記憶の底によどんでいるだけとなった。

●これでは田舎町に住んでいるよさがなくなってしまった。お店にしても、全国どこに行っても同じ看板ということになりつつある。街から個性が消えていく。寂しいものだ。散歩のかえり駐車場を横切りわが家の全景が見られるようになっているのにおどろきながら、あらためて、これからの老後の生活に思いをはせた。田舎町としてのよさがなくなった。これではここにすみつづける理由がない。どうしょうかな。

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ごぶさたしました。 麻屋与志夫

2018-10-20 00:53:33 | ブログ
10月20日 Sat.
●一月近くのごぶさたとなった。ブログを書こうと思っても旧作のタイピングで手いっぱいだった。ともかくタイピングのスピードが遅い。そこえきて、多事多難。GGなのに忙しすぎる。

●朝起きたら、今日はなにしようかと迷う老人と比べたら幸せなのかもしれない。このぶんだと、まだまだ生涯現役とウソブイテいられそうだ。

●旧作はカクヨムに載せましたからぜひご高読ください。元塾生の方からのリクエストで載せた作品、短編小説の部屋の中の「安穏作家の穏やかな日常」がおススメです。

●まったくじぶんのことは、じぶんが一番わかっていないものなのですね。上記の作品はどこのサイトに発表したものか忘れていました。リクエストに応えてカクヨムにのせたところ、いちばんPV、訪問者が多いという結果をうみだしています。毎日増えていくPV数。 うれしいものですね。

●小説は書き手と読者があって、初めて作品として完成するモノだと思います。埋もれていた作品を呼びだしてくれた元塾生に感謝しています。

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