田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

日傘男子 麻屋与志夫

2024-06-02 16:35:15 | Weblog
6月2日 日曜日 小雨
日傘男子。
なんて言葉があるのを最近知った。
熱中症対策だけではなく、毛髪の脱毛、薄毛に悩む男子がおおいらしい。
それらのことを考えると極めて合理的なことなのだろう。
それに日焼けして色黒になるのを嫌う若者。
たしかに電車のなかでみわたすとすらっとした色白の若者がふえている。
そしてものごしが静かでやさしく親切だ。
GGは杖をついているのでよく席をゆずってもらう。
脚がふらついているので大変ありがたい。
女の子にもやさしい男の子なのだろうな。

陽傘男子。
井上雅彦「綺霊」の中に「パラソル」という超短編が載っている。
黒い蝙蝠をさしたやさしい男子が登場する。
陽をよけるために黒い蝙蝠をさしている。
誘われて女性がついていく。
吸血鬼を連想する。

そこでGGは若者が吸血鬼化しているように思える。
性欲よりも相手の精を吸いたい。
あらあらしいニキビ面の若者が少なくなった。
GGの育った昭和初期はまだ色浅黒く、眉は太くといった好男子の概念だった。

昭和男子でよかったなと思うGGであります。
それに頭髪もサザエさんのパパほどではありませんが、さびしいことになっています。
日傘をさせばよかったのになあ!


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2 コメント

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Unkown (油屋種吉)
2024-06-02 19:56:45
こんばんは、先生。
おっしゃること。わかる気がします。
宇都宮の街中、とりわけオリオン通りを、たまに歩くようにしています。ここに来てほぼ半世紀。時代がどのように変わったか。人々の意識がどんなふうになったか。知りたいのです。若者で四角張った顔の男性は皆無といってもいいほど見られませんね。あまり固いものを食べないからかもしれません。恋愛においては女性主導型が多いようですし。なよなよした男なんていやです。長らく平和がつづいたせいでしょうか。
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Unknown (麻屋)
2024-06-02 20:03:35
その通りですね。男の子が化粧するのですから、驚きです。
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