12月28日 月曜日
老いてなお花となる
●織本順吉さんの老境のドキメンタリーを見た。ほぼ同世代の人間として恐怖の感動を覚えた。わたしとはまったく真逆の生き方をつらぬいたひとだった。
●じぶんの進む道をまっしぐらに爆走したひとだ。わたしは両親の看病のため、愛する妻と子供たちのため、すべてをなげうって働いた。
●その間のわたしなりの記録は「カクヨム」に「人間もどきの終焉」「下痢」にとどめてあります。小説書くこともできず、地獄の日々を過ごしました。
●あの時期に、東京にとどまりただひたすら小説を書き続けたら、どんな作品を創作できただろうか。ときどき見る夢です。
●だから織本さんの生き方に羨望を、嫉妬すら感じます。「いいなぁ。わたしには死んでもできない生き方だ」うらやましい。
●そろそろ「アサヤ塾」は後進に道をゆずり小説を書くだけの生活に入りたい。十年くらいはお座敷のかからない作家であるとしても、書き続けたいのだ。ところで、恐怖を覚えたのは、織本さんのように悲しいことだが老いが急激に襲ってきたら、もう残された時間、小説を書き続けられる時間は、わたしには残されていない。ということだ。どうしよう。どうしよう。
●日暮れて、道遠し。
●わたしの作品は角川BOOK WALKER 惑惑星文庫で読んでいただけます。
麻屋与志夫の小説は下記のカクヨムのサイトで読むことができます。どうぞご訪問ください。
カクヨムサイトはこちら
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老いてなお花となる
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●じぶんの進む道をまっしぐらに爆走したひとだ。わたしは両親の看病のため、愛する妻と子供たちのため、すべてをなげうって働いた。
●その間のわたしなりの記録は「カクヨム」に「人間もどきの終焉」「下痢」にとどめてあります。小説書くこともできず、地獄の日々を過ごしました。
●あの時期に、東京にとどまりただひたすら小説を書き続けたら、どんな作品を創作できただろうか。ときどき見る夢です。
●だから織本さんの生き方に羨望を、嫉妬すら感じます。「いいなぁ。わたしには死んでもできない生き方だ」うらやましい。
●そろそろ「アサヤ塾」は後進に道をゆずり小説を書くだけの生活に入りたい。十年くらいはお座敷のかからない作家であるとしても、書き続けたいのだ。ところで、恐怖を覚えたのは、織本さんのように悲しいことだが老いが急激に襲ってきたら、もう残された時間、小説を書き続けられる時間は、わたしには残されていない。ということだ。どうしよう。どうしよう。
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