4月28日(月)
●昨夕。
ベニマルまでカミサンと買い物に出かけた。
ベニマルの前に警察車がきていた。
若者が数人なにか訊かれていた。
なんだったのだろう?
野次馬根性まるだしのGGは「なにがあったのですか?」
とまわりにひとがいたらききたかった。
●二人の警官に十人近い若者が説明している。
別に緊迫した様子はなかったからなのか。
ベニマルに出入りするひとが大勢いたのに。
だれも立ち止まらない。
GGはそのほうにも興味をもった。
自分たちだけの生活に閉じこもっている。
周囲で進行中のことにあまり目を向けない。
そういうひとが、おおくなったようだ。
なぜなのだろう。なぜかな?
●横断歩道を渡るのは命がけだ。
ゼブラクロッシングでもよく左右を見る。
車の途切れるまで待つ。
30メエトル以上は離れているから、と渡りだすと。
……離れていたはずの車が。
獲物をみつけたおおがた肉食獣のように。
ダッシュして猛スピードで迫って来る。
●ともかく――街を歩いているひとがほとんどいない。
二足歩行のGGが珍しくて急接近してくるのだろうか。
それとも、歩行者が目にはいらないのだろうか。
わからない。
●商店街のなくなった田舎町。
老人には、これからますます住みにくくなっていくだろう。
●歩いて、ぶらりと近くのお店に買い物に行く。
そうした習慣の中で生きてきた老人だ。
徒歩でかなりの時間かけて、買い物をする。
たいへんな労苦となる。
●街をあるいていても、同年代の老人にはついぞ会わなくなった。
家に閉じこもっているのだろう。
●こちらはまだ現役ばりばりの塾のセンセイダ。
小説家でもある。
忙しい。
買い物に時間をかけてはいられない。
近くに個人商店がないのはさびしいな。
●買い物をしながら、お喋りをして、街の様子や、知り合いの消息をきく楽しみがなくなった。
●「お巡りさんがきていたけど、なにがあったのですか」
GGの野次馬根性に応えてくれるひとがいない。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。
●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。
今日も遊びに来てくれてありがとうございます。
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●昨夕。
ベニマルまでカミサンと買い物に出かけた。
ベニマルの前に警察車がきていた。
若者が数人なにか訊かれていた。
なんだったのだろう?
野次馬根性まるだしのGGは「なにがあったのですか?」
とまわりにひとがいたらききたかった。
●二人の警官に十人近い若者が説明している。
別に緊迫した様子はなかったからなのか。
ベニマルに出入りするひとが大勢いたのに。
だれも立ち止まらない。
GGはそのほうにも興味をもった。
自分たちだけの生活に閉じこもっている。
周囲で進行中のことにあまり目を向けない。
そういうひとが、おおくなったようだ。
なぜなのだろう。なぜかな?
●横断歩道を渡るのは命がけだ。
ゼブラクロッシングでもよく左右を見る。
車の途切れるまで待つ。
30メエトル以上は離れているから、と渡りだすと。
……離れていたはずの車が。
獲物をみつけたおおがた肉食獣のように。
ダッシュして猛スピードで迫って来る。
●ともかく――街を歩いているひとがほとんどいない。
二足歩行のGGが珍しくて急接近してくるのだろうか。
それとも、歩行者が目にはいらないのだろうか。
わからない。
●商店街のなくなった田舎町。
老人には、これからますます住みにくくなっていくだろう。
●歩いて、ぶらりと近くのお店に買い物に行く。
そうした習慣の中で生きてきた老人だ。
徒歩でかなりの時間かけて、買い物をする。
たいへんな労苦となる。
●街をあるいていても、同年代の老人にはついぞ会わなくなった。
家に閉じこもっているのだろう。
●こちらはまだ現役ばりばりの塾のセンセイダ。
小説家でもある。
忙しい。
買い物に時間をかけてはいられない。
近くに個人商店がないのはさびしいな。
●買い物をしながら、お喋りをして、街の様子や、知り合いの消息をきく楽しみがなくなった。
●「お巡りさんがきていたけど、なにがあったのですか」
GGの野次馬根性に応えてくれるひとがいない。
平安の昔より続く「九尾(吸美)族VS人狼」の怨念の戦いが今蘇る。勝利して月に吠えるのは、どっちだ!
猫の動きから「人狼(じんろう)」の出現を予感していた一人の老人がいた。老人の予感通り人狼が出現し、民族学者の石裂(おざく)は争いの渦にまきこまれていく。那須野を舞台に展開する千年越しの怨念の戦い。勇猛果敢な妻は「あなたのことは、わたしが守る」といい、長女の祥代は「お父さんのことは、見捨てないから」といってナギナタをふるって人狼の群れに斬りこんでいく。那須野ガ原の『玉藻狩り絵巻』さながらの戦いが妻の故郷で勃発したのだ。平安から連綿と続く「都市伝説」は平成の世にも生きていた!痛快無比の壮絶な戦いの幕が、ここに切って落とされた――。
●角川ブックウォーカー惑惑星文庫で検索してください。
はじめの4ページくらいは立ち読みコーナーがあって気軽に読めますよ。
ブログとは違ったGGの小説の文章を読んでみてください。
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