田舎住まい

吸血鬼テーマーの怪奇伝記小説を書いています。

想いでの暖かな父のセェター 麻屋与志夫

2023-12-05 10:12:02 | わが家のニーユス
12月5日 火曜日 室温5℃
本格的に冬将軍の到来だ。
父の着ていた緑色のセェターを箪笥の奥の方から取りだした。
暖かい。
驚くほと暖かい。
そこで考えた。
裏起毛とか、なんだかんだと、いろいろとCMがテレビからいやでも伝わってくる。

最近では、パソコンにまでふいにCMがはいる。
それはいいのだが、ブログなどに、うかつな言葉を使えない。

わたしは小説家だが、GGなので現地取材はもうでかけられない。
PCでほとんど調べる。
たいがいのことは、それですむ。
あたたかなホリゴタツにいてすましてしまう。
ことたりる。

ところが困ったことも突発する。
過日、中上や半村などの先生方と飲んだくれていた。
歌舞伎町のゴールデン街のことを調べた。
あらあらとんでもないことがおきた。
風俗店のお誘いのド派手なCM。
モウ、おどろいたなぁ。
この調子でいくと。
キーワードでこのような操作をされるのだ。

葬儀の費用など調べようものなら『早割り』があります。
などという文句を読まされるのではないか。

なによりも、こちらの事情を読みとられているようで不愉快だ。
さて、父のセェターのことだった。
このように暖かなのは混ざりけのない羊毛の毛糸であまれているからだろう。

それにこれを編んだのは栃木に嫁に行った姉だ。
姉の父を思う温情。
卒寿にもなってお座敷の掛からない小説を書きつづけているわたしを父と姉が暖かく包みこんでくれているのかもしれない。

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