日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(442)「象が鼻が長い」の「述語論理」。

2019-12-30 21:44:48 | 象は鼻が長い、述語論理。

(01)
①{象、机}
に於いて、
①{象動物である。}は、「本当」である。
(02)
②{象、兎}
に於いて、
②{象動物である。}は、「ウソ」である。
従って、
(01)(02)により、
(03)
①{象、□}
に於いて、
① □動物でない。ならば、そのときに限って、
①{象動物である。}は、「本当」である。
従って、
(03)により、
(04)
① 象動物である。⇔
① 象は動物であり、象以外は動物ではない
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(04)により、
(05)
① 鼻長い。⇔
① 鼻は長く、鼻以外は長くない
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(05)により、
(06)
① 象は鼻長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない
といふ「等式」が、成立する。
従って、
(06)により、
(07)
① 象長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くなく、象以外は、さうではない
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(08)
① 象は鼻長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない
であれば、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① すべてのxについて{xが象であるならば、あるyは、xの鼻であって、長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
といふ風に、書くことが出来る。
従って、
(06)(07)(08)により、
(09)
① 象長い。⇔
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くなく、象以外は、さうではない
であれば、
① ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&~象x→~[∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)]}⇔
① すべてのxについて{xが象であるならば、そのときに限って、あるyは、xの鼻であって、長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くない}。
といふ風に、書くことが出来る。
然るに、
(10)
(ⅰ)
1      (1)∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}  A
1      (2)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&
          ~象x→~[∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)]} 1Df.⇔
1      (3)   象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)&
          ~象a→~[∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)]  2UE
1      (4)   象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)   3&E
1      (5)~象a→~[∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)]  3&E
 6     (6)~象a                             A
16     (7)    ~[∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)]  56MPP
16     (8)    ~∃y(鼻ya&長y)∨~∀z(~鼻za→~長z)   7ド・モルガンの法則
  9    (9)                ~∀z(~鼻za→~長z)   A
  9    (ア)                ∃z~(~鼻za→~長z)   9量化子の関係
   イ   (イ)                  ~(~鼻ba→~長b)   A
    ウ  (ウ)                     鼻ba∨~長b    A
    ウ  (エ)                    ~鼻ba→~長b    ウ含意の定義
   イウ  (オ)                  ~(~鼻ba→~長b)&   
                             (~鼻ba→~長b)   イエ&I
   イ   (カ)                   ~(鼻ba∨~長b)   ウオRAA
   イ   (キ)                    ~鼻ba& 長b    カ、ド・モルガンの法則
   イ   (ク)                 ∃z(~鼻za& 長z)   キEI
  9    (ケ)                 ∃z(~鼻za& 長z)   アイクEE
  9    (コ)     ~∃y(鼻ya&長y)∨∃z(~鼻za& 長z)   ケ∨I
     サ (サ)     ~∃y(鼻ya&長y)                A
     サ (シ)     ~∃y(鼻ya&長y)∨∃z(~鼻za& 長z)   サ∨I
16     (ス)     ~∃y(鼻ya&長y)∨∃z(~鼻za& 長z)   89コサシ∨E
16     (セ)      ∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   ス含意の定義
1      (ソ)  ~象a→∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   6セCP
      タ(タ)  ~象a&∃y(鼻ya&長y)                A
      タ(チ)  ~象a                           タ&E
1     タ(ツ)      ∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   ソチMPP
      タ(テ)      ∃y(鼻ya&長y)                タ&E
1     タ(ト)                 ∃z(~鼻za& 長z)   ツテMPP
1      (ナ)  ~象a&∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   タトCP
1      (ニ)   象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)&
            ~象a&∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   4ナ&I
1      (ヌ)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&
            ~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx& 長z)}  ニUI
(ⅱ)
1       (1)∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&
             ~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx& 長z)}  A
1       (2)   象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)&
             ~象a&∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   1UE
1       (3)   象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)   2&E
1       (4)  ~象a&∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   2&E
 5      (5)  ~象a                           A
  6     (6)      ∃y(鼻ya&長y)                A
 56     (7)  ~象a&∃y(鼻ya&長y)                56&I
156     (8)                 ∃z(~鼻za& 長z)   47MPP
15      (9)      ∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   68CP
1       (ア)  ~象a→∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   59CP
   イ    (イ)  ~象a                           A
1  イ    (ウ)      ∃y(鼻ya&長y)→∃z(~鼻za& 長z)   アイMPP
1  イ    (エ)     ~∃y(鼻ya&長y)∨∃z(~鼻za& 長z)   ウ含意の定義
    オ   (オ)                 ∃z(~鼻za& 長z)   A
     カ  (カ)                    ~鼻ba& 長b    A
      キ (キ)                    ~鼻ba→~長b    A
     カ  (ク)                    ~鼻ba        カ&E
     カキ (ケ)                         ~長b    キクMPP
     カ  (コ)                          長b    カ&E
     カキ (サ)                      ~長b&長b    ケコ&I
     カ  (シ)                  ~(~鼻ba→~長b)   キサRAA
     カ  (ス)                ∃z~(~鼻za→~長z)   シEI
    オ   (セ)                ∃z~(~鼻za→~長z)   オカスEE
    オ   (ソ)                ~∀z(~鼻za→~長z)   セ量化子の関係
    オ   (タ)    ~∃y(鼻ya&長y)∨~∀z(~鼻za→~長z)   ソ∨I
       チ(チ)    ~∃y(鼻ya&長y)                 A
       チ(ツ)    ~∃y(鼻ya&長y)∨~∀z(~鼻za→~長z)   タ∨I
1  イ    (テ)    ~∃y(鼻ya&長y)∨~∀z(~鼻za→~長z)   エオタチツ∨E
1  イ    (ト)    ~[∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)]  テ、ド・モルガンの法則
1       (ナ)~象a→~[∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)]  イトCP
1       (ニ)   象a→∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)&
           ~象a→~[∃y(鼻ya&長y)&∀z(~鼻za→~長z)]  3ナ&I
1       (ヌ)   象a⇔∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}  ニDf.⇔
1       (ネ)∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}  ヌUI
従って、
(10)により、
(11)
① ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx&長z)}
に於いて、
①=② である。
従って、
(09)(10)(11)により、
(12)
② 象長い。⇔
② 象は鼻は長く、鼻以外は長くなく、象以外は、さうではない。⇔
② ∀x{象x⇔∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}⇔
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx&長z)}⇔
② すべてのxについて{xが象であるならば、あるyは、xの鼻であって、長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くなく、xが象でなくて、あるyがxの鼻であって長いならば、あるzはxの鼻ではないが、zは長い}。
といふ「等式」が、成立する。
然るに、
(13)
② すべてのxについて{xが象であるならば、あるyは、xの鼻であって、長く、すべてのzについて、zがxの鼻でないならば、zは長くなく、xが象でなくて、あるyがxの鼻であって長いならば、あるzはxの鼻ではないが、zは長い}。
といふことは、
② 象は鼻は長く、鼻以外は長くないものの、象以外に、鼻が長い動物がゐるのであれば、その動物は、鼻以外も長い。
といふ「意味」である。
然るに、
(14)
② 象は鼻は長く、鼻以外は長くないものの、象以外に、鼻が長い動物がゐるのであれば、その動物は、鼻以外長い
といふことは、
② 鼻が長く、鼻以外は長くない動物は、象だけである。
といふ「意味」である。
従って、
(12)(13)(14)により、
(15)
② 象長い。
といふ「日本語」は、
② 鼻が長く、鼻以外は長くない動物は、象だけである。
といふ「意味」である。
従って、
(08)(12)(15)により、
(16)
① 象は鼻長い。
② 象長い。
といふ「日本語」は、
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない
② 鼻が長く、鼻以外は長くない動物は、象だけである。
といふ「意味」であって、
① 象は鼻は長く、鼻以外は長くない
② 鼻が長く、鼻以外は長くない動物は、象だけである。
といふ「日本語」は、
① ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx&長z)}。
といふ「述語論理」に、相当する。
然るに、
(17)
③ 象は動物である。
といふ「日本語」は、
③ ∀x(象x→動物x)。
といふ「述語論理」に、相当する。
従って、
(16)(17)により、
(18)
「番号」を付け直すと、
① 象は動物である。
② 象は鼻長い。
③ 象長い。
といふ「日本語」は、
① ∀x(象x→動物x)。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx&長z)}。
といふ「述語論理」に、相当する。
然るに、
(19)
① ∀x(象x→動物x)。
② ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
③ ∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)&~象x&∃y(鼻yx&長y)→∃z(~鼻zx&長z)}。
といふ「述語論理」は、「大枠」としては、三つとも、
① ∀x(象x→P)。
② ∀x(象x→P)。
③ ∀x(象x→P)。
といふ「文型」をしてゐる。
従って、
(18)(19)により、
(20)
少なくとも、「述語論理」的には、
① 象は動物である。
② 象は鼻長い。
③ 象長い。
といふ「日本語」に於ける、
① 象は が、「主語」であるならば、
② 象は も、「主語」であり、
③ 象 も、「主語」である。
としても、「何らの不都合」も、生じない


(441)「象の鼻は長い・鼻は象が長い」の「述語論理」。

2019-12-30 13:35:13 | 象は鼻が長い、述語論理。

(01)
① 象の鼻は長い。   然るに、
② 兎の鼻は長くない。従って、
③ 象の鼻は兎の鼻ではない。
といふ「推論」は「妥当」である。
然るに、
(02)
1  (1)∀x∀y(象x&鼻yx→ 長y)     A
 2 (2)∀x∀y(兎x&鼻yx→~長y)     A
1  (3)  ∀y(象a&鼻ya→ 長y)     1UE
1  (4)     象a&鼻ba→ 長b      3UE
 2 (5)  ∀y(兎a&鼻ya→~長b)     2UE
 2 (6)     兎a&鼻ba→~長b      5UE
  7(7)     象a&鼻ba          A
1 7(8)             長b      47MPP
1 7(9)           ~~長b      8DN
127(ア)   ~(兎a&鼻ba)         69MTT
127(イ)    ~兎a∨~鼻ba         ア、ド・モルガンの法則
127(ウ)    ~鼻ba∨~兎a         イ交換法則
127(エ)     鼻ba→~兎a         ウ含意の定義
  7(オ)     鼻ba             7&E
127(カ)         ~兎a         エオMPP
127(キ)    ~兎a&鼻ba          オカ&I
12 (ク)     象a&鼻ba→~兎a&鼻ba  7キCP
12 (ケ)     象a&鼻ba→~兎a&鼻ba  7クCP
12 (コ)  ∀y(象a&鼻ya→~兎a&鼻ya) ケUI
12 (サ)∀x∀y(象x&鼻yx→~兎x&鼻yx) コUI
従って、
(02)により、
(03)
① ∀x∀y(象x&鼻yx→ 長y)。然るに、
② ∀x∀y(兎x&鼻yx→~長y)。従って、
③ ∀x∀y(象x&鼻yx→~兎x&鼻yx)。
といふ「推論」、すなはち、
① すべてのxとyについて、xが象であって、yがxの鼻であるならば、yは長い。   然るに、
② すべてのxとyについて、xが兎であって、yがxの鼻であるならば、yは長くない。 従って、
③ すべてのxとyについて、xが象であって、yがxの鼻であるならば、xは兎ではなく、yはxの鼻である。
といふ「推論」は「妥当」である。
然るに、
(04)
① すべてのxとyについて、xが象であって、yがxの鼻であるならば、yは長い。   然るに、
② すべてのxとyについて、xが兎であって、yがxの鼻であるならば、yは長くない。 従って、
③ すべてのxとyについて、xが象であって、yがxの鼻であるならば、xは兎ではなく、yはxの鼻である。
といふことは、
① 象の鼻は長い。   然るに、
② 兎の鼻は長くない。従って、
③ 象の鼻は兎の鼻ではない。
といふ、ことである。
従って、
(01)~(04)により、
(05)
① 象の鼻は長い。
といふ「日本語」は、
① ∀x∀y(象x&鼻yx→長y)。
といふ「述語論理」に、相当する。
然るに、
(06)
① 鼻は象長い。
② 鼻は兎は長くない。
③ 兎の鼻は象の鼻ではない。
といふ「推論」は「妥当」である。
然るに、
(07)
1  (1)∀x∀y(鼻xy&象y⇔ 長y)     A
 2 (2)∀x∀y(鼻xy&兎y→~長y)     A
1  (3)  ∀y(鼻ay&象y⇔ 長y)     1UE
1  (4)     鼻ab&象b⇔ 長b      3UE
1  (5)    (鼻ab&象b→ 長b)&
          (長b→鼻ab& 象b)     4Df.⇔
1  (6)     鼻ab&象b→ 長b      5&E
 2 (7)  ∀y(鼻ay&兎y→~長y)     2UE
 2 (8)     鼻ab&兎b→~長b      7UE
  9(9)     兎b&鼻ab          A
  9(ア)     鼻ab&兎b          9交換法則
 29(イ)            ~長b      89MPP
129(ウ)   ~(鼻ab&象b)         6アMTT
129(エ)    ~鼻ab∨~象b         イ、ド・モルガンの法則
129(オ)     鼻ab→~象b         ウ含意の定義
  9(カ)     鼻ab             9&E
129(キ)         ~象b         エオMPP
129(ク)    ~象b&鼻ab          オカ&I
12 (ケ)     兎b&鼻ab→~象b&鼻ab  9クCP
12   (コ)  ∀x(兎b&鼻xb→~象b&鼻xb) ケUI
12 (サ)∀y∀x(兎y&鼻xy→~象y&鼻xy) コUI
cf.
∀x∀y(Fxy)と、
∀y∀x(Fxy)は、「等しい」。
従って、
(07)により、
(08)
① ∀x∀y(鼻xy&象y⇔ 長y)。然るに、
② ∀x∀y(鼻xy&兎y→~長y)。従って、
③ ∀y∀x(兎y&鼻xy→~象y&鼻xy)。
といふ「推論」、すなはち、
① すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、そのときに限って、yは長い。   然るに、
② すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、         yは長くない。 従って、
③ すべてのyとxについて、yが兎であって、xがyの鼻であるならば、yは象ではなく、 xはyの鼻である。
といふ「推論」は「妥当」である。
然るに、
(09)
① すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、そのときに限って、yは長い。   然るに、
② すべてのxとyについて、xがyの鼻であって、yが象であるならば、         yは長くない。 従って、
③ すべてのyとxについて、yが兎であって、xがyの鼻であるならば、yは象ではなく、 xはyの鼻である。
といふことは、
① 鼻は象長い。
② 鼻は兎は長くない。
③ 兎の鼻は象の鼻ではない。
といふ、ことである。
従って、
(06)~(09)により、
(10)
① 鼻は象長い。
といふ「日本語」は、
① ∀x∀y(鼻xy&象y⇔長y)。
といふ「述語論理」に、相当する。
従って、
(05)(10)により、
(11)
① 象の鼻は長い。
② 鼻は象長い。
といふ「日本語」は、
① ∀x∀y(象x&鼻yx→長y)。
② ∀x∀y(鼻xy&象y⇔長y)。
といふ「述語論理」に、相当する。