日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(813)日本語で 「分配法則(Ⅱ)」を証明する。

2021-02-05 11:02:47 | 論理

(01)
(ⅰ)「Aであるか、または、(Bであって、尚且つ、Cである)。」然るに、
(ⅱ)「Aでない。」故に、
(ⅲ)「Bであって、尚且つ、Cである。」
といふ「推論」は、「妥当」である。
然るに、
(02)
(ⅰ)「Aでないならば(Bであって、尚且つ、Cである)。」然るに、
(ⅱ)「Aでない。」故に、
(ⅲ)「Bであって、尚且つ、Cである。」
といふ「推論」も、「妥当」である。
従って、
(01)(02)により、
(03)
① Aであるか、または、(Bであって、尚且つ、Cである)。
② Aでないならば、  (Bであって、尚且つ、Cである)。
に於いて、
①=② である。
然るに、
(04)
③(Aであるか、または、Bであって)、尚且つ、(Aであるか、または、Cである)。
④(Aでないならば、  Bであって)、尚且つ、(Aでないならば、  Cである)。
に於いて、
③=④ である。
然るに、
(05)
②  Aでないならば、(Bであって、  尚且つ、         Cである)。
④(Aでないならば、  Bであって)、尚且つ、(Aでないならば、Cである)。
に於いて、
②=④ である。
従って、
(01)~(05)により、
(06)
①  Aであるか、または、(Bであって、 尚且つ、Cである)。
②  Aでないならば、  (Bであって、 尚且つ、Cである)。
③(Aであるか、または、  Bであって)、尚且つ、(Aであるか、または、Cである)。
④(Aでないならば、    Bであって)、尚且つ、(Aでないならば、  Cである)。
に於いて、
①=② であって、
③=④ であって、尚且つ、
②=④ である。
従って、
(06)により、
(07)
「番号」を付け直すと、
①  Aであるか、または、(Bであって、 尚且つ、Cである)。
②(Aであるか、または、  Bであって)、尚且つ、(Aであるか、または、Cである)。
に於いて、
①=② である。
従って、
(07)により、
(08)
「記号」で書くと、
①  A∨(B&C)
②(A∨B)&(A∨C)
に於いて、
①=② である(分配の法則Ⅱ)。
然るに、
(09)

従って、
(09)により、
(10)
「真理値表(Truth table)」により、
①  A∨(B&C)
②(A∨B)&(A∨C)
に於いて、
① の「真理値」と、
② の「真理値」は、「等しく」、それ故、
①=② である(分配の法則Ⅱ)。
従って、
(01)~(10)により、
(11)
①  A∨(B&C)
②(A∨B)&(A∨C)
に於いて、
①=② である(分配の法則Ⅱ)。
といふことは、「真理値表」を用ひなくとも、「日本語だけで、「説明(証明)」が可能である。