日本語の「は」と「が」について。

象は鼻が長い=∀x{象x→∃y(鼻yx&長y)&∀z(~鼻zx→~長z)}。
とりあえず「三上文法」を「批判」します。

(814)「三択(Three choices)」の「命題計算」。

2021-02-06 18:02:35 | 論理

(01)
(ⅰ)
1  (1)  P∨ Q∨R  A
1  (2)  P∨(Q∨R) 1結合法則
 3 (3)  P       A
 3 (4)~~P       3DN
 3 (5)~~P∨(Q∨R) 4∨I
 3 (6) ~P→(Q∨R) 5含意の定義
  7(7)    (Q∨R) A
  7(8)~~P∨(Q∨R) 7∨I
  7(9) ~P→(Q∨R) 8含意の定義
1  (ア) ~P→(Q∨R) 13679∨E
(ⅱ)
1  (1) ~P→(Q∨R) A
1  (2)  P∨(Q∨R) 1含意の定義
1  (3)  P∨ Q∨R  2結合法則
従って、
(01)により、
(02)
①  P∨ Q∨R
② ~P→(Q∨R)
に於いて、すなはち、
① Pであるか、Qであるか、Rである。
② Pでないならば、 Qか、Rである。
において、
①=② である。
(03)
(ⅰ)
1  (1)   P∨ Q∨R  A
1  (2)   P∨(Q∨R) 1結合法則
1  (3) ~~P∨(Q∨R) 2DN
1  (4)  ~P→(Q∨R) 3含意の定義
 5 (5)  ~P       A
15 (6)      Q∨R  45MPP
15 (7)    ~~Q∨R  6DN
15 (8)     ~Q→R  7含意の定義
1  (9) ~P→(~Q→R) 58CP
  ア(ア) ~P& ~Q    A
  ア(イ) ~P        ア&E
1 ア(ウ)    (~Q→R) 9イMPP
  ア(エ)     ~Q    ア&E
1 ア(オ)        R  ウエMPP
1  (カ)(~P&~Q)→R アオCP
(ⅲ)
1  (1) (~P&~Q)→R A
1  (2)~(~P&~Q)∨R 1含意の定義
 3 (3)   P∨ Q ∨R 2ド・モルガンの法則
従って、
(03)により、
(04)
①   P∨ Q∨ R
③(~P&~Q)→R
に於いて、すなはち、
① Pであるか、Qであるか、  Rである。
③ Pでなくて、Qでないならば、Rである。
(05)
(ⅰ)
1    (1)  P∨ Q∨R      A
1    (2)  P∨(Q∨R)     1結合法則
1    (3)~~P∨(Q∨R)     2DN
 4   (4)~~P           A
 4   (5)~~P∨Q         4∨I
 4   (6) ~P→Q         5含意の定義
 4   (7)(~P→Q)∨(~P→R) 6∨I
  8  (8)     Q∨R      A
   9 (9)     Q        A
   9 (ア) ~~P∨Q        9∨I
   9 (イ)  ~P→Q        ア含意の定義
   9 (ウ)(~P→Q)∨(~P→R) イ∨I
    エ(エ)       R      A
    エ(オ)       ~~P∨R  エ∨I
    エ(カ)        ~P→R  オ含意の定義
    エ(キ)(~P→Q)∨(~P→R) カ∨I
  8  (ク)(~P→Q)∨(~P→R) 89ウエキ∨E
1    (ケ)(~P→Q)∨(~P→R) 1478ク∨E
(ⅳ)
1    (1)(~P→Q)∨(~P→R) 1
 2   (2) ~P→Q         A
 2   (3)  P∨Q         2含意の定義
 2   (4)  P∨Q∨R       3∨I
  5  (5)        ~P→R  A
  5  (6)         P∨R  5含意の定義
  5  (7)       Q∨P∨R  6∨I
  5  (8)       P∨Q∨R  7交換法則
1    (9)  P∨Q∨R       12458∨E
従って、
(05)により、
(06)
①   P∨Q∨R
④(~P→Q)∨(~P→R)
に於いて、すなはち、
①  Pであるか、Qであるか、Rである。
④(Pでないならば、Qである)か、(Pでないならば、Rである)。
に於いて、
①=④ である。
従って、
(02)(04)(06)により、
(07)
①  Pであるか、  Qであるか、  Rである。
②  Pでないならば、Qであるか、  Rである。
③  Pでなくて、  Qでないならば、Rである。
④(Pでないならば、Qである)か、(Pでないならば、Rである)。
に於いて、
①=②=③=④ である。