新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

職業

2009年06月16日 | 財運・仕事
■職業・適職の見方には様々な見方があります。
 まず、日干による味方と、中心星(月柱)を中心とした天干星(変通星)の並びによる見方、そして正官の五行による見方とあります。
これらを総合的に見る必要があるでしょう。

①日干による見方(天干従化法)

●日干が甲の人(作:比肩)→独立、自主的な業務、医者、会計士、人間的な切磋琢磨には弱い。共同事業は向きません。

●日干が乙の人(作:傷官)→弁護士、弁理士、公認会計士、仲介行、スポーツ選手、格闘技。

●日干が丙の人(作:偏財)→金融業、小売業、広告取扱業、仲買人、銀行員、など。

●日干が丁の人(作:正官)→サラリーマン、公務員、銀行員、実業家等、組織の中で活動する仕事。

●日干が戊の人(作:偏印)→俳優、飲食業、板前、美容師、人気商売等、才能を生かす仕事。

●日干が己の人(作:劫財・敗財)→技術者、土木建築請負業、投機的な仕事、鉱山業、相場師、酒屋。

●日干が庚の人(作:食神)→サラリーマン、証券業、銀行員、芸術家、農業、問屋、水商売、その他衣食住に関するもの。

●日干が辛の人(作:正財)→興行師、金融業、商工業等、金銭を扱う職業。

●日干が壬の人(作:偏官)→建築士、公務員、政治家、支配人、経営者等、動きや変動のある仕事。

●日干が癸の人(作:印綬)→教師、設計士、宗教家、著述業、印刷業、研究者、工業、実業家等の頭脳・精神労働向き。


①天干星(変通星)及び五行の並びによる見方。

●天干星が印星⇔食傷星の並び…考えたり感じたりと精神世界が強いので、芸能・芸術・技術・スポーツ等、才能を生かす分野が良い。偏印が出ると技術系。

●天干星が、食傷⇒財星と流れるもの…目先が利き損得に敏感なので商売に良い。特に財星が偏財の場合。

●天干星が財星⇒官星の場合…現実的な星で、お金や社会ですので、サラリーマンや経営者には良い。

●天干星が官星⇒印星と流れるもの・・・社会の中で才能を発揮する命式です。いろんな分野で活躍している方が多い。

※ 大雑把に分けると、この四つに分けられます。

●偏官・比肩などの官殺混雑ではデスクワークに向きません。
●正財・偏印などはデスクワークの経理や事務屋さんが多い。
●敗財・財星の並びの方は、お金の問題を起こしやすい。
●傷官・官星の並びの方は、才能はあるが問題を起こしやすい。
●その他・・・様々な注意点もあります。


③正官の所属する五行から見た職業分野

■「木」の正官(日干が戊己)→行政機関

■「火」の正官(日干が庚辛)→教育・文化・芸術分野

■「土」の正官(日干が壬癸)→農林・土木・建築分野

■「金」の正官(日干が甲乙)→経済・金融・財政分野

■「水」の正官(日干が丙丁)→商業・工業分野

※ 以上①~③の3つの観点で総合的に判断する必要があります。

新栄堂

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