新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

運勢について

2010年04月08日 |  四柱推命(変通星の意味)
運勢についてはこの様に捉えると解りやすいと思います。

■比肩(分離)…人生は比肩から始まります。まず母親の胎内からの分離です。小さな狭い産道を命がけで通過して、地上界に生まれるようなものです。この時期は母親が面倒を見てくれねば、死んでしまいます。また比肩は自我を現します。赤ちゃんはお腹が空いたり、オムツが汚れれば、夜中でも泣きます。ある面自分のことしか考えていない時期です。
月柱が比肩星(劫財・敗財)の方は、大運の最初が比肩星(劫財・敗財)になります。
ですから、小さい頃は注意が必要です。生まれてから3歳になるまでは気を付けてください。季節でいえば厳しい冬の様な運気の時期です。

■食神(色気・恋愛)…中学校に入ると容姿も気になり、異性にも興味が出てまいります。
食神はホンワカした感受性の星です。何となく色気も出てきて、初恋の季節ですね。
四季でいえば桜の花が咲く春の様な時期です。春爛漫、桜の花も満開になり、花見に出かけます。美しい花の下で美味しい料理とお酒を飲んで…そこで憧れの先輩と出逢い恋におちる…四柱本体にもよりますが、行運に食神が来る時に男女の出逢いが多くなる傾向があります。冬の様な厳しい時期が過ぎて、何となく浮かれやすい時期なのです。恋愛のそよ風が吹いてくる季節です。そよ風が吹いてくるので、帆をかかげて下さい。帆を掲げるという行動を起こすことは、あなたの努力ですよ!

■傷官(焦燥)…傷官は鋭い感受性の星です。歳の頃はハイティーンです。子供でも大人でもない時期ですね。理想を求め社会に一歩を踏み出しますが、理想と現実のギャップを知って、イライラしたり反発しやすい時期ともいえます。なかなか不安定な時期ですね。
昔は、学生運動もありました。十二運では沐浴もこの様な運気の時期ですね。
沐浴も上昇志向はありますが、荒れやすい意味もあります。
食神の恋愛がすすんで、女性1人に2人の男性という三角関係の様な時期でもあります。
恋敵が現れ時の気持ちの様なものです。心の中はイライラカリカリととてもナーバスになっています。
あの優しい鹿も三角関係になると、角を突き立てて命がけの戦いをします。傷官にはその様な感受性や争いの様な世界があります。

続く…!

新栄堂

クリックしてね
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする