新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

運勢について・・・4

2010年04月13日 |  四柱推命(変通星の意味)
■偏印・・・比肩が生まれた子供ならば、食傷は思春期の子供を現します。そして財星は20~30代、そして官星は40~50代というところでしょうか? その様に考えると、印星(偏印・印綬)は60~80代となります。
また、一生を一年で例えるならば、比肩は母体から分離をおこしたばかりの冬の様な時期を現し、食傷は麗らかな春の時期、そして財星と官星は働き盛りの夏運を現し、印星は枯葉の時期の秋を現します。そして地上を去って霊界に行く冬運の比肩に入ります。

偏印には、趣味や宗教、そして古典や芸能・芸術・病気という意味があります。
正官で、社会の一員として活躍したあなたも、60歳を迎え、第一線を退くこととなりました。今迄は、仕事一筋で活動し、頑張ったあなたです。しかし、退職した後は、好きな趣味に没頭したり、本を読んだり、宗教に入ったりして、自分の内面を見つめる時期となりました。中には神社・仏閣をめぐる方もいらっしゃいます。また、自己管理ができずに、病気になる方もいらっしゃいます。
草木も茂る夏の働き盛りの時期から、ご自分の内面を見詰める秋の運勢に入ってきました。
そして、印星の後に比肩(地上からの分離)を迎えるのです。

偏印の方は、物事を見つめる(考える)時に、少し面白い角度で見つめる方が多い様です。
そして、興味のあるものには没頭しますが、そうでないものは見向きもしない傾向があります。また偏印には数理という意味もありますので、理系の方が多い様です。
偏印には、裏という意味もありますので、占い(物事の隠れた世界)に興味を持つ方も多いですね。

■印綬・・・同じ印星なので、ほぼ偏印と同じ様な意味があります。しかし、偏印と比べると、目上からの引立てが多いのが印綬です。また、偏印の様な病気という意味合いはなくなります。そして、偏印がマイナーなら印綬はメジャーな星です。また、偏印が理系ならば、印綬は文系の様な意味合いもあります。
宗教の教祖に多いのが印綬で、信者に多いのが偏印ですね。
印綬には実母という意味もありますので、母親との関係は印綬の方が良いですね。
人の運勢を季節でいえば、冬運(胎中からの分離:比肩星)幼少期→春運(思春期:食傷)→夏運:働き盛り(財星&官星)→秋運:晩年(印星) となります。印星は最後の季節ですので、どちらかといいますと、甘えん坊の末っ子に多い星です。

新栄堂

クリックしてね
コメント (12)
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする