新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

大運の最後っ屁

2018年02月19日 | 今日の出来事
四柱推命には様々な流派があります。
流派が異なると大運の取り方にも違いがあります。

① 各年運…初代高木乗氏、安田靖先生、朝田啓郷氏等が採用していた大運の取り方。
例えば…(5年運の場合)

1歳~5歳
6歳~10歳
11歳~15歳
16歳~20歳
21歳~25歳
… … …

② 十年運…立運を起点として、一律に十年を大運の一周期として大運を取る方法。(阿部泰山派をはじめとして、多くの多くの流派がこの取り方を採用している。)

1歳~5歳(立運)
6歳~15歳
16歳~25歳
26歳~35歳
36歳~45歳
… … …

※ 当方の流派は安田流ですので、①に該当します。

私の知り合いのAさんの大運は、逆行6年運。
彼の大運は、安田流で見ると、比肩の大運(6年間)の最後の年となります。
通常、比肩の大運はあまり良い大運ではないので、嫌な大運の最後は”気を付けろ”という意味も込めて、「大運の最後っ屁」という表現をしています。

日干:甲の彼…
今年の2月の月運は甲寅 比肩 建禄(比肩)。
3月の月運は乙卯 敗財 帝王(敗財)と、少々嫌な2カ月間が続きます。
木の比肩が固まりますので、木尅土と、太過した比肩が土の財星を尅します。
それとなく彼に尋ると…
兄妹や従弟との関係で気を使った。
また、少々お金も使った(流れた)とのこと。

比肩には、兄弟や従弟という意味もありますし、財を尅すとお金や人間関係も流れます。
彼の場合は、幸いにも「生き金」だったとのこと。
少々気を使ったが、それを通して気付きもあったと言っていました。
嫌な大運の最後っ屁は、何かを精算しなければいけないとき。
それを通して己(おのれ)の不足を気付けば、次のステージに上がることができると思います。

女子スピードスケート500の「小平奈緒」選手も辛い冬の時期を感謝して越えて、今回の五輪レコード「金」があります。
冬の運勢は己(おのれ)を磨くには良い時期ですね…。
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新栄堂







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