新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

偏官の流年(日干:癸)

2019年08月16日 | 四柱・その他
日干:癸の人は、今年の流年が偏官です。

偏官は、自分を意味する日干を陰陽不配偶の(無情の尅)で尅する星ですので、命式によっては非常に荒れる年ともなります。
偏官は、比肩星より数えて七番目に当たる強い星のため、七殺とか鬼殺とか呼ばれています。

特に、偏官と傷官との尅は激しいので、それらが強烈に尅し合うと、事件や事故に巻き込まれる場合もあります。

命式のバランスが良かったり、偏官を抑える星(印綬・食神)が働いている場合は、それ程でもありませんが、それでも、普段の年よりも「カッ」と、しやすくなる傾向があると言えるでしょう。

・既婚の女性の場合、普段から夫に対する不満がある場合は、「心の中で、いい加減にしろ!」と、いう思いも出るでしょう。

・命式中に官星が太過して、忙しく走り回っている人は、偏官の時は増々忙しく走り回る傾向があります。

・また、偏官は、無情の尅で、我が身を尅する星ですので、職場やその他、誰かからプレッシャーをかけられたり、非難・批判される場合も出てきます。

・私の場合、偏官の流年は、黄色の信号の場合は、必ず止まります。過去、偏官の流年の時に、違反切符を切られた事が何度かありますね…。

・また、お年寄りの場合は、偏官の時期に無理をし過ぎて、体調を崩す場合もあります。

・そうそう、サラリーマンの場合は、人事等で職場の異動も起こる場合もありましたね…。

・偏官の年は、行動力も増し、目的に向かって走るには良い年ですが…?

偏官の時は、何かの変革が生じる時とも言えますね…。

命式本体にとって、偏官が良い働きをすれば良いのですが、そうで無い場合は、熟慮して行動することが求められます。

日頃から、宇宙の法則に従った正しい生き方をしていれば良いのですが…
そうで無い場合は、少々注意が必要な年とも言えます。


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コメント (3)
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