新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

偏印 墓の大運。

2019年08月04日 | 四柱・その他
変通星の一つに「偏印」という星があります。
偏印は精神性と技能の星で、印綬と同様、学問・芸能・頭脳性の星ですが、印綬と比較するとマイナーな傾向があり、災難・孤独・病気・宗教・別離・損失等のネガティブな要素も持っています。

また、12運の一つに「墓」というものがあります。
「墓」は休囚運で、理財・過去・墓守・先祖・宗教性等の意味があり、マニアックな面も持っています。

偏印も墓も似た様な意味があるのですね…。
この様な星を持つと、神社仏閣等の古いものが好きで、ご朱印集めが好きな人も多いものです。
占いやスピリチュアル等に興味を持つ傾向があります。

私の知り合いの占い師の「Sさん」がこの様な事を言っていました。
彼女は、鑑定の他に四柱推命を教えていますが、最近 霊的な生徒が増えたと言っていました。
霊を感じる人が増えたというのです。
よくよく調べてみたら、Sさん自身の大運が「偏印 墓」になった頃からだと言うのです。
Sさんの大運のエネルギーが、霊的な生徒を引きつけていたのだと思いました。

また、偏印には病気という意味もあります。
そして、12運の墓には「入れもの」という意味もあります。
お金を入れるものが金庫(上記 理財の意味)ですし、調子の悪い人を入れるのが病室です。

歳を取って、偏印 墓の大運の時に、病気になって入院される方もおられます。

病気は、生活の赤信号ともいえます。
自分の生き方(食生活やライフスタイル)を もう一度見つめ直す時ともいえます。
印星(印綬・偏印)の時は、自分自身を内観し、宇宙の原則からずれていないかを見つめるには良い時期だと思います。
日々の生活が、魂の喜びとなっているのか…?
また、その様な生き方をしているのかを 教えているのかも知れません。
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新栄堂
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