新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

あるカップル

2020年11月18日 | 今日の出来事
四柱推命の変通星は全部で10個(11個)あります。
比肩から始まり、食傷→ 財星→ 官星→ 印星ですね...
食傷(食神・傷官)は思春期の様な感受性の星で、食神はほんわかとした感受性を持ち、傷官は鋭敏な感受性を持っています。
また、印星は思考や理性を表す年寄りの様な星です。
冷静客観的で、物事を理詰めで考える傾向があります。

その食傷が強く働きやすい年代が、多感で純粋な思春期の頃とも言えます。
また、思考を表す印星は、学習という積み重ねが必要でもあるので、歳を取る程強く働くとも言われています。
命式の天干に印星が重ねて出る人は、歳と共に理屈っぽくなる傾向が出てきます。

この様なカップルが居ました…
・女性の命式は傷官と正財とが主体の命式。
・男性の命式は、正官→ 印綬→ 比肩と気が流れる星で、五行の食傷と財星に星が不及。
家庭的だが敏感な女性と、仕事には意識があるが、女心が分からない男性。
敏感で直管力豊かな女性と、理詰めで考える男性。
タイプは全く異なりますが、互いが一つになると丸いリンゴの様になると思います。
究極の相性なのかも知れません…。
食傷・財星+官星・印星で一回りするのですから、二人が一つになれば全てを網羅することが可能かも知れません…。

年頃の女性は、彼氏から「綺麗だね!・逢いたかった」と、言ってもらいたいものです。
月上に、女心がわかる「偏財」でも出ていれば、女性を喜ばす言葉も出てくると思いますが、
食神や財星が弱い男性は、あまり情的ではないのかも知れません…
人の心を上手に掴む星は偏財かも知れません…
偏財が中心星の男性は、上手には話すことができるかも知れません…。

実は、私達夫婦も性格は正反対だと思います。
結婚して40年近くなりますが、性格の違いを強く感じます。
私の不足のものを妻が持っていますし、妻の不足なものを私が持っています。
二人が一つになってやっと一人前になるのかも知れません…。
男性と女性は宇宙の半分と半分です。
互いが一つになって、丸い宇宙になるのだと思います。
家の中に男と女、家庭は宇宙の最小単位なのでしょう…

皆様は、どの様なカップルなのでしょうか…

コメント (3)
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