新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

病は気から

2022年02月03日 | 四柱・その他


科学が発達し、医学も発達したと言いますが病気は一向に減りません。
大きな病院へ行くと、1時間も2時間も待たなければ順番が来ませんね…
こんなにも医学が発達したのなら、少しは病人が減っても良いとは思いますが、不思議なものです。

先日、ある本を読んでいましたら、こんなことが書いてありました。
病気の原因には大きく3つあるそうです。
1. 毒物摂取による免疫力の低下。…添加物(防腐剤・界面活性剤etc...)。
2. 食物の栄養の低下。…化学肥料・農薬使用による栄養の低下etc...)。
3. ストレス。…職場や家庭での人間関係や仕事のミスマッチ等)。

今回は、3番のストレスについて、推命という観点から書きたいと思います。

病気とは、気の病と書きます。気の病ですから心の病とも言えるかも知れません。
医学の祖と呼ばれたヒポクラテス始め先人たちは「病気を診る事なかれ、病人を診よ」と言われたそうです。
病気になっている人の症状を診ないで、病気になっている人の心を診よと言っているのでしょうか…。

私達の感情と五臓にも以下の様な関係があると言われています。
例えば…
・怒(木性:肝)肝臓を病むと怒りっぽくなるか、反対に怒る気力もなくなるらしいです。
・喜・笑(火性:心)有頂天になって笑い過ぎると気が緩み心臓の力を弱めるらしいです。
・思・慮(土性:脾)物思いにふけり過ぎると気が結して脾や胃に害を及ぼすそうです。
・憂・悲(金性:肺)憂いや嘆きや悲しみの感情が強すぎると、肺を弱めるそうです。
・恐・驚(水性:腎)恐れや驚きの感情は気を乱して腎にストレスを生じやすくなるそうです。

現代生活はストレスが生じやすいとも言えます。
職場での人間関係、また、家庭での嫁姑や夫婦の関係でもストレスは発生します。

上図の命式は天干の並びが傷官と印綬とが並ぶ「印綬傷官格」という命式です。
五行を見ると、火の食傷と水の印星に星(●)が固まり、土の財星と金の官星に星(●)がありません。
命式本体の天干の並びも「印綬傷官」で、五行(丸い円)も印星と食傷とに星(●)が固まる表も裏も「印綬傷官」の命式です。
また、印綬と傷官との通関神である比肩に星(●)が少ないのも大きな特徴だと言えます。
印綬は学問や思考を表し、知的好奇心が旺盛な星です。
食傷は、敏感な感受性を表しますので、この様な命式の方は、感じやすく、また考えやすい性格の持ち主と言えます。
感じやすく考えやすいのですから、まるで自律神経の様な命式とも言えます。

自立神経と健康とは深い繋がりがあり、私達の内臓は自立神経に支配されていると言っても過言ではありません。
考え過ぎてネガティブな思考になると免疫力が下がりますし、感じすぎて神経質になり過ぎても免疫力はグッと下がります。
この様な命式の方は、気分転換を心掛け、何か夢中になれる楽しみを持つのも良いと思います。

(一般的な印綬傷官の特徴)
感受性が強く、学問芸能などの才能があると言われています。
五行に比肩星が強い方がこの星の並びは良く働いてくれます。
しかし、五行に比肩星が弱い場合には、精神ストレスを受けやすく、精神面の病になる場合もあります。
故に、子供の頃からスポーツ等で心身(特に精神)を鍛えておくと良いと言われています。
傷官が強い場合には言葉が強く鋭くなる傾向があるので、言葉で人を傷付けたり、自分自身も傷つく場合もあります。
このような命式の人は人を許す心を身につけるようにすれと心の平安が得られ、良い面が発揮できるようになります。
基本的に頭脳労働向きですが、スポーツマンなどでも活躍している人も多くおられます。

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新栄堂



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