新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

心と身体の関係(偏印と傷官から)

2022年02月10日 | 今日の出来事
心と体は互いに影響しあっています。
体の調子が悪いと、心もネガティブな思考になりますし、
心がネガティブになると、体の調子も悪くなります。
特に、21世紀になると心や魂という無形世界が中心となり、
現実世界と仮想現実とが混然となる時代を迎えています。
体と心が一つになる時代を迎えたのですね…。
20世紀まで…心<体
21世紀から…心>体

心が体に影響を及ぼす一例を言えば…
例えば、心が恐怖を感ずると顔が青ざめ、脈拍も上昇します。
また、恥ずかしいと思うと、顔が赤くなるのもその一例です。

心が自律神経に影響を与え、自律神経が身体に影響を与えるわけですね…。

さて、四柱推命では病気という観点で気になる星(変通星)は偏印と傷官です。
そして、偏印と傷官が悪く働くと、自律神経が乱れると言われています。
偏印にはそもそも病気という意味もあります。
・偏印の十二運に病が付く。
・旺相する偏印が食神という福禄の星を剋している(倒食)。
・また、偏印太過や十二運が沐浴の場合は、変に考え過ぎる為にネガティブになり、結果として免疫力が下がります。

もう一つの星(変通星)が傷官です。
傷官は良く働けば、天才的な才能を発揮します。
傷官という感受性の強いアンテナによって、偉大な閃きやアイデアが浮かびます。
現実を超えた次元の波長をキャッチするのはピカ一です。
例えば…
傷官の十二運に墓が付いた場合、霊的な感性が鋭い人がおられます。
また、傷官 帝旺(羊刃)や、傷官 沐浴もとても鋭い感受性を持っておられます。
また、傷官が固まる(4個以上)場合も特殊能力に恵まれる傾向があります。
良いものをキャッチした場合、素晴らしい芸術性や技術力に繋がりますが…
不安なネガティブな自我(エゴ)が絡むと、恐れを伴った妄想を持ってしまう場合もあります。
不安な妄想(心)は、免疫力を著しく下げると思います…。

偏印と傷官との並びは、自律神経の様なものかも知れませんね…。

人は愛によって生きます。
特に幼少期や思春期までの親からの愛は、その人の思考や魂に強い影響を与えます。
成人になって、職場や家庭での人間関係のストレスも多い今日ですが、
その本質的な原因は、小さい頃の親子の関係が内因しているとも言えます。
良くない偏印を持っ方は、母親との本質的な情関係…
敏感過ぎる傷官がある方は、心の奥に受けとめてもらえなかった傷が残っている場合もあります。
その様な内容が、成人してからの人とのストレスがきっかけで、病となって出現する場合も有るようです。

人を許すことは、自分を許すことでもあります。
そして、それは、自分を愛することに繋がると思います。

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コメント
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