新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

12運には、この様なとらえ方もある。

2013年10月25日 |  四柱推命(十二運…地支星)
十二運を人間の一生で表すと…

(中庸運)
●胎…物事の始まりで、人間に例えると、受胎した様な状態の運。力は無いので、母体の保護が必要な状態。
●養…母の胎内で栄養をもらって少しずつ静かに育っている様な状態。時間はかかるが着実に発展する運気。
●長生…母体内で健やかに順調に育っている状態で、生れてからの可能性がある。

(荒れる運)
●沐浴…出産、暖かくて安心な母の胎内から離れ、現実の世界に生れて産湯をつかる。試練にも逢う、迷い・色情。

(旺相運)
●冠帯…父母のもとですくすくと育つ。元服したような年齢で、目的に向かって走る。若気の至り。
●建禄…親から独立して一人前になり一家を構える。強い意志力と独立心を持ち、一人で堂々と歩む。成財性。
●帝旺…上り詰めて人生の頂点に達する。成就・君臨、しかし、上りつめればその後は下る。行き過ぎに注意。

(弱運)
●衰…還暦を過ぎて、一線を退いた様な運気。人生の折り返し地点で、後進に道を譲る。控えめ淡泊。
●病…下り坂で、衰えを感じ、病を得る様な運。障害・行き詰まり・病気。無理に動けば破れるような運。

(休囚運)
●死…物事の発展・変化の止まる姿を表し、エネルギーが弱く静寂。陰のエネルギー。死んだ様なエネルギーの状態。
●墓…墓(地面の中に)入っているような状態。地に蔵される…蓄え、隠れる、古いもの、蓄財。
●絶…肉体が滅び、魂が転生を求めている様な状態。軽率・変転・拘らない。死の様な陰の世界は無い。


クリックしてね

新栄堂

コメント (3)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 四柱推命の勉強会がありました。 | トップ | 日柱:甲 »
最新の画像もっと見る

3 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
変通星の強弱 (ひまわり)
2014-08-06 07:44:10
こんにちは。
十二運の見方について質問があります。

「日干から各柱の地支を見た十二運は性格を主に見るのに用い、
各柱の天干からその地支を見た十二運は、その通変星のもつ意味の強弱を見るのに用いる。」

流派によっては、上記のような見方をすることもあるそうです。
例えば、月柱に正官があって、日干から見て病でも、月干から見て建禄の場合、良い夫に恵まれる、とみるそうです。

先生の流派では、このような見方をすることはありますか?

返信する
Unknown (ひまわり様へ)
2014-08-06 14:54:46
逢う十二運と居る十二運ですね・・・。
その様な見方をする場合もありますね。
両方の十二運が旺相すると良いですね。

返信する
Unknown (ひまわり)
2014-08-06 17:11:58
先生、ありがとうございます。

「逢う十二運」と「居る十二運」
このような見方も、面白いですね。


返信する

コメントを投稿

四柱推命(十二運…地支星)」カテゴリの最新記事