新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

安田流の四柱形式の説明 2

2015年02月24日 | ★当方の四柱推命について
●「傷官生財格」…天干に傷官と財星とが並ぶ命式を言います。無から有を生みだす命式で財運と商才に恵まれる並びです。一般的に目先が利き、損か得かの観念が発達している並びで商売や営業等を好む人が多い(特に偏財の場合)。また、五行に比肩星が太過していると物に賭ける傾向が出て、稼いでも流してしまう傾向が出て来る。

●「倒食」…命式の天干に食神と偏印とが並ぶものを「倒食」といいます。手先が器用で才能がある人が多いが、飽きやすいところもあるので、運気が長続きせずに人生が儘ならなくなる場合もある。また、性格は男性の場合は迫力がなく優柔不断な場合もある。そして、女性の場合は偏印を抑える財星が無い場合は、子供の事で苦労する場合もある。行運に財星が来た時が発展のチャンスとなる。

●「劫財倒食」…倒食に劫財が並ぶ命式のことを言う。運気が長続きし難く人生が儘ならない傾向となる。性格は出るべき時に出ないで、出てはいけない時に出てしまって失敗を招く場合が多い。

●「比肩倒食」…倒食に比肩が並んだ命式で、表面は柔らかく見えても、弱い者には非常に強さと強引さを示し、時として人を叱りつけることもあり、強気と弱気が同居しています。手先が器用であったり、才能はあるのですが、周囲との調和が保てず、失敗を招くケースがあり、金銭問題と人間関係には注意して下さい。

●「仮傷官倒食」…倒食に食傷が並んだ命式をいいます。感受性が強く、手先の器用さや特殊な才能はありますが、運気は長続きしないきらいがあります。

●「偏官倒食」…倒食に偏官が並んだ命式をいいます。気の強さと気の小ささが同居していて、運気が長続きしない傾向があります。出る時に出ないで、出てはいけない時に出てしまう場合もあります。

●「ダブル倒食」…食神と偏印とがダブルで並んでいる命式です。手先が器用で才能はあるのですが、運気は長続きしない傾向があります。男性は優柔不断になりやすく、女性は子供の事で苦労しやすいところがあります。また慢性病にも注意の暗示があります。

●「倒食解除型」…倒食に財星が並んで倒食性が解除されている命式です。好命な命式で学問芸能の才能が有り、サラリーマンよりも才能で生きて行く人が多い様です。男性は迫力には欠けますが、優しさから女性にも人気が出る場合もあります。

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2 コメント

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倒食に通関星はなし? (りんご)
2016-11-20 23:02:29
倒食の偏印を抑えるのは偏財ということはわかるのですが、偏印の気を漏らす、比肩星は倒食の通関星にはならないのでしょうか。
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Unknown (りんご様へ)
2016-11-20 23:40:42
比肩は、偏印を抑える偏財の働きをストップします。
返信する

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