新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

財官印三宝の命

2021年07月26日 | 四柱・その他


四柱推命での良い命式とは、天干に財星と官星と印星の3つが並び、五行もバランス良く星(●)が配置されている命式とも言えます。…上図もその一つと言えます。
・経済や家庭を表す財星。
・地位名誉や社会的な発展を表す官星。
・趣味や文化、精神の安定を表す印星。
この3つが幸福の土台なのだと思います。
また、女性の場合は、月上の中心星に財星が出ている方が良いと言われ、
男性の場合は、月上が官星が良いとも言われています。
また、知的な分野の仕事をされる方は、印星が月上の方が良いかも知れません…。

この様に3つの宝が揃った命式を「財官印三宝の命」といい、運気の強い命式と言われいます。
女性でも、しっかりとされた性格の方が多い様です。

しかし、女性でこの様な命式を持っていると、女性の運勢の強さが男の運を上回る場合も出てきます。
特に、月上に官星を持つ財官印三宝の命の場合は、夫の代わりに仕事をする場合も出てきます。

夫の方が…お前(妻)がしっかりしているので、お前に任せておけば安心と、一家の主人としての立場を放棄してしまう場合もあるのですね…。
その結果、家庭や仕事を妻に任せて、遊び歩いてしまう場合も出てきます…。
…その様なケースも多いですね…。

それでは、妻の一番の仕事は何なのかと言いますと、夫を主人に仕上げる事だと思います。
この家は「俺がいなけれダメなんだな!」と思わせることも大切だと思います。
主人とは、一家に責任を持つものですし、家や家系を守ろうとするものが主人だと思います。
その様に、上手く持っていくのが賢い妻なのかも知れませんね…。

特に、夫が婿養子の場合は、婿に入るということは、その家系に接ぎ木された様なものです。
接ぎ木が上手くいかない場合は枯れてしまいます。
根っこが先祖なら、幹は親で、枝は接ぎ木した夫や妻です。
先祖や親から愛されて、スムーズに情が繋がっている状態は、大地の栄養が根や幹を通して枝や実に来ている状態とも言えます。
その様に、接ぎ木された枝と幹や根を繋ぐ仕事が、一番の妻の仕事とも言えます。

四柱推命的には、先祖を表す柱が年柱、親を表す柱が月柱、自分達夫婦を表す柱が日柱、そして、子供や子孫を表す柱が時柱と言われています。
命式本体を見て、年月日時に冲・刑や嫌な星が出ている場合は、少々傷の多い命式(課題の多い命式)とも言えます。
自分の命式を知って、命式の良さを活かせる工夫や考え方が大切だと思います…。
クリックしてね

新栄堂

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2 コメント

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情念が空回りしてしまう (中村主水)
2021-07-29 00:55:08
いつもお世話になっております。5月のブログで、「陰騭録」のこと御紹介されていて感銘しました。古本屋で、安岡正篤さんの本があったので、何冊か読みました。素晴らしいことが書かれているのですが。晩年の細木数子の件など頭によぎり、どうもしっくりこなかったです。人様のスキャンダルを言う資格などないのに傲慢な態度を不快に感じられるでしょう。しかし人間の運命は定めれらていて、どうあがいても、変えられないような気がしてならないです。特に、極限状態に追い詰められていくと、たとえ美しい言葉であっても、人は救われないと思います。私の弟、1987年12月3日時間不明、の生き方を見ていると、何の苦労も知らず、就職、結婚、と挫折もなく順風満帆の人生を送っている気がします。家を継ぐというより、養子に入ったみたいと、父や母が嘆いています。実の弟を攻撃する、私の人格が疑われるようですが、敢えて書かせてもらいました。ただ、弟は、平凡ですが、性格は良いために、周囲から助けられるのでしょうか。長男の私は、弟と違って、直情径行、競争が好き、そして情熱家。その性格が全て裏目に出て、損をしています。私は、今月の7月19日で40歳になってしまいました。同級生は、超エリート。かつては、彼らに負けないぐらい、私も調子が良い時代がありました。このまま、破滅に向かっていくのでしょうか。様々な思いが交錯するため、支離滅裂な文章になりお許しください。
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Unknown (中村様へ)
2021-07-29 11:54:20
中村様は、様々なことを経験されたのですね…。
天から大きな役目を与えられた人は、人一倍苦労するのでしょうね…。完全マイナスになると、完全プラスと一つになると思えます…。
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