四柱推命での良い命式とは、天干に財星と官星と印星の3つが並び、五行もバランス良く星(●)が配置されている命式とも言えます。…上図もその一つと言えます。
・経済や家庭を表す財星。
・地位名誉や社会的な発展を表す官星。
・趣味や文化、精神の安定を表す印星。
この3つが幸福の土台なのだと思います。
また、女性の場合は、月上の中心星に財星が出ている方が良いと言われ、
男性の場合は、月上が官星が良いとも言われています。
また、知的な分野の仕事をされる方は、印星が月上の方が良いかも知れません…。
この様に3つの宝が揃った命式を「財官印三宝の命」といい、運気の強い命式と言われいます。
女性でも、しっかりとされた性格の方が多い様です。
しかし、女性でこの様な命式を持っていると、女性の運勢の強さが男の運を上回る場合も出てきます。
特に、月上に官星を持つ財官印三宝の命の場合は、夫の代わりに仕事をする場合も出てきます。
夫の方が…お前(妻)がしっかりしているので、お前に任せておけば安心と、一家の主人としての立場を放棄してしまう場合もあるのですね…。
その結果、家庭や仕事を妻に任せて、遊び歩いてしまう場合も出てきます…。
…その様なケースも多いですね…。
それでは、妻の一番の仕事は何なのかと言いますと、夫を主人に仕上げる事だと思います。
この家は「俺がいなけれダメなんだな!」と思わせることも大切だと思います。
主人とは、一家に責任を持つものですし、家や家系を守ろうとするものが主人だと思います。
その様に、上手く持っていくのが賢い妻なのかも知れませんね…。
特に、夫が婿養子の場合は、婿に入るということは、その家系に接ぎ木された様なものです。
接ぎ木が上手くいかない場合は枯れてしまいます。
根っこが先祖なら、幹は親で、枝は接ぎ木した夫や妻です。
先祖や親から愛されて、スムーズに情が繋がっている状態は、大地の栄養が根や幹を通して枝や実に来ている状態とも言えます。
その様に、接ぎ木された枝と幹や根を繋ぐ仕事が、一番の妻の仕事とも言えます。
四柱推命的には、先祖を表す柱が年柱、親を表す柱が月柱、自分達夫婦を表す柱が日柱、そして、子供や子孫を表す柱が時柱と言われています。
命式本体を見て、年月日時に冲・刑や嫌な星が出ている場合は、少々傷の多い命式(課題の多い命式)とも言えます。
自分の命式を知って、命式の良さを活かせる工夫や考え方が大切だと思います…。
クリックしてね
新栄堂
天から大きな役目を与えられた人は、人一倍苦労するのでしょうね…。完全マイナスになると、完全プラスと一つになると思えます…。