■ 発病には虚証と実証の二つのパターンがある。
・その見極め方は抵抗力(正気)の強さと病邪の勢いのバランス。
・虚証は正気(抵抗力)が弱っているために起こる病気で、体のどこかに不調があれば、正気(抵抗力)は弱くなる。そのために、病邪の勢いが強くなくても病気を発生する場合がある。病気の症状は激しくないが、だるさや微熱や軽い咳等があらわれ、回復するまでに時間がかかり慢性化する場合もある。
・実証は、体の正気は弱まっていないが、勢いの強い病邪が原因となり、外邪の勢いが強いために病気になる場合である。この場合は、激しい症状があらわれるが、症状は一過性のもので、回復は早い傾向があります。
● 虚証では、正気(抵抗力)を衰えさせる原因によって下記の四つに分類できる。
1.気虚…気の作用が低下していて疲れやすかったり、食欲不振・息切れなどの症状があらわれやすい。
2.陽虚…体を温める陽気が不足している状態で、気虚のの症状に冷えの症状がプラスされる。
3.血虚…血の作用が低下している状態で、肌のつやが無い、目のかすみ、動悸、月経の異常等が起こりやすい。
4.陰虚…血だけでなく、津液や精の働きが低下している状態で、血虚の症状のはか、肌の乾燥やほてり、のぼせなどの症状があらわれやすい。
※ 病気自体を治療するのではなく、病気の原因をとり除く治療も必要。
● 治療法
1.虚証の人…体力の低下、正気の衰えを回復させる治療が必要。その為には正気の衰えの原因を見極める必要がある。正気が弱まる理由として、気・血・津液の不足、臓腑の失調等が考えられる。そして、その不足を補い、バランスを調整する治療が大切。
2.実証の人…病邪を追い出す治療を行う。…そのためには、病邪の種類を特定する必要がある。そして、それを追い出す薬を使う。
(東洋医学の本から)
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・その見極め方は抵抗力(正気)の強さと病邪の勢いのバランス。
・虚証は正気(抵抗力)が弱っているために起こる病気で、体のどこかに不調があれば、正気(抵抗力)は弱くなる。そのために、病邪の勢いが強くなくても病気を発生する場合がある。病気の症状は激しくないが、だるさや微熱や軽い咳等があらわれ、回復するまでに時間がかかり慢性化する場合もある。
・実証は、体の正気は弱まっていないが、勢いの強い病邪が原因となり、外邪の勢いが強いために病気になる場合である。この場合は、激しい症状があらわれるが、症状は一過性のもので、回復は早い傾向があります。
● 虚証では、正気(抵抗力)を衰えさせる原因によって下記の四つに分類できる。
1.気虚…気の作用が低下していて疲れやすかったり、食欲不振・息切れなどの症状があらわれやすい。
2.陽虚…体を温める陽気が不足している状態で、気虚のの症状に冷えの症状がプラスされる。
3.血虚…血の作用が低下している状態で、肌のつやが無い、目のかすみ、動悸、月経の異常等が起こりやすい。
4.陰虚…血だけでなく、津液や精の働きが低下している状態で、血虚の症状のはか、肌の乾燥やほてり、のぼせなどの症状があらわれやすい。
※ 病気自体を治療するのではなく、病気の原因をとり除く治療も必要。
● 治療法
1.虚証の人…体力の低下、正気の衰えを回復させる治療が必要。その為には正気の衰えの原因を見極める必要がある。正気が弱まる理由として、気・血・津液の不足、臓腑の失調等が考えられる。そして、その不足を補い、バランスを調整する治療が大切。
2.実証の人…病邪を追い出す治療を行う。…そのためには、病邪の種類を特定する必要がある。そして、それを追い出す薬を使う。
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