新栄堂の占い日記

私はプロの占い師ですが、鑑定をしながら日頃感じる事…を書いております。

傷官星の流年(焦り・破壊・闘争)

2009年06月04日 | 流年の解説
肉親関係では食神星同様、女性から見て子供の星。

現実と理想のギャップでイライラしやすく、社会に対して自分を無理にでも押し出そうとする時期ですので無理押しは禁物です。細かい計画と方針を持って冷静に進む事が大切です。
無理に押し通すと、人間関係のトラブルの原因を作り、他の協力者から告訴され、訴訟問題などにも注意しなければなりません。
女性の命式で官星が多い方の場合は、比肩の時に別居して、傷官で離婚訴訟が発生することもよくあります。
特に四柱や五行に官星が大過している場合には、その傾向が強くなり、問題が生じやすくなりますので、冷静な判断と対応が必要となります。…特に土日干の金の傷官の場合は注意が必要です。
傷官や官星に星(●)が多い場合には、財に星が2個以上出ていると中和しやすくなります(良いでしょう)。
比肩星の時期とは違い、傷官星は明るさと希望は出ます。しかし、感情的になり無理に押し進めるのは禁物です。
過去の出来事を整理し、結末をきちんとしておく事が大切かも知れません。
この時期は通常よりも敏感になりやすく、何事も感情的になりやすい時期です。
また、四柱及び五行で傷官星大過の流年は、特に 事故・怪我・手術などにも注意が必要です。
しかし、四柱の天干星に印星や財星が有る方や五行にも印星や財星が3個あれば、ある程度抑える事が出来るでしょう。
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食神星の流年(安定・平和・保守・過剰)

2009年06月01日 | 流年の解説
肉親関係では、女性から見て子供の星。作用は財を生じる星で、春の様な雰囲気。

比肩・敗財の苦しい時期が終え、食神の年がやって来ますと、やっと一息ついて食事も美味しくなり、心のゆとりも出てきます…冬が終わって春が来た様な気持ちになります。
春は恋の季節ですね…。若い人の場合は恋愛のそよ風が吹いてきてフェロモンも出やすい時期です。
しかし、この食神も4個以上固まったり、天干に食神・傷官と並ぶと仮傷官となり、傷官と同じ様な働きとなりますので、内面は神経質になりやすいものです。
また、命式本体や大運に偏財(沐浴)がある場合ですと、既婚の男性の場合は女性問題で流される場合もありますので、家庭を壊さない様に注意も必要ですね…。食神は色気の星で自主性に欠け、偏財があると女性にも縁がありますし、遊びやすい時期でもあるのです。
この様な時期は、男女の愛情問題が軽薄になる傾向もあるのです。
また、食神という春の様な良い星が来ても、四柱本体や大運に偏印が強く出ていて、それを抑える星(財星)が弱い場合には、「倒食」といって、食神の福禄が壊されてしまいます。
倒食になった場合は、健康面や様々な面で、儘ならない運気(前にも進めず、後ろにも下がれず…)となりますので注意が必要です。女性の場合はお子さんの事で苦労する場合もあります。
しかし、五行に食神が2個ぐらい迄で四柱も安定している場合は、食神本来の安定を得られます。
精神的にも物資的にも安定するので、自然と食欲も出てきます。
この時期から若い女性は太り始める人が多くなります。
また、子供が欲しい若いカップルには過傷官や倒食で無い限りは良い時期ともいえます。
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