手術中にO里先生から言われた「助太刀(すけだち)なされよ」には感じ入りました。私たち外科医のやっていることは、まさしく助太刀なのです。悪いところを切り取り、良いところをつなぎ、何だかすごく治している感じがしますが、実は助太刀です。縫ってつないでも、本当は治っていくのは患者さんの力。私たちはその邪魔をしないようにすることが一番の仕事です。肛門外科でも、大きな傷を作ることがありますが、治りやすく感染しない傷に作るのが仕事、実際に治っていく力は患者さんのものです。世界の外科の父、パレと言う人は、「私が処置し、神が治したもうた」と言いましたが、極東の国では「助太刀なされよ」だったのです。この言葉は、今もお尻の手術をしながら、また内視鏡をすすめながら、おりに触れ思い出します。そして懐かしくO里先生を思い、頭の中が「しん」とします。
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