姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

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血栓性外痔核どんな病気?

2011-02-24 12:50:32 | 血栓性外痔核(血まめ)
便が硬くて息んでしまった(力んだ、きばった)後や、力仕事や、おしりを冷やしてしまったなどの後に、「急に、おしりに何かできて」「痛い」時、この疑いがあります。簡単に言えば「おしりの血まめ」です。発症後数日間が痛みのピークです。小さいものの場合、放っておいても10日から2週間くらいで吸収されます。血まめの大きさにより、肛門のふちに「しわ」(=肛門皮垂、おしりのヒダ 気になりますか?を参照)が残ります。全く気がつかない間に治癒していることもあるくらい、普通の病気です。だれでも一生の内には何回かなることがあるものです。

正常な肛門の図と比べてみてください。この部分はうっ血しやすいので、血栓性外痔核ができやすいのです。大きくて痛くて便が出せなくなり、悪循環になっているものは、すぐに処置した方が楽になります。(肛門科ってすぐ手術なの?を参照)初出2009.3.5 改訂2011.2.24


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