姫路大手前・岡崎外科 消化器肛門クリニック ブログ・肛門科通信

姫路城が好きで姫路在住の消化器・肛門科医によるクリニックのブログです。胃腸肛門の情報あり、気軽にお越し下さい。

痔瘻(10)治療:シートン法の切れ方

2010-05-03 00:37:07 | 痔瘻・肛門周囲膿瘍
痔瘻の治療としてのシートン法については、中々イメージしにくいと思います。アラビアゴムが括約筋を「ゆっくり切る」様子を示します。シートンが体の外へ吐き出されて行く過程で、この図で青の斜め線になっているところが、その部分です。ご本人も分からないうちに少しずつ切れて行きます。最初にかけたシートン(ゴム)の位置を図で確認してみてください。ゴムは自然に痔瘻の管を切り開き、周囲を清浄化しながら、最後は自然に体外へ排出されます。(初出6/22/2009)
 姫路肛門科岡崎外科のブログです。携帯向けHPはこちらです
コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 中濠の土手:姫路大手前肛門... | トップ | 痔瘻(11)治療:シートンと開... »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

痔瘻・肛門周囲膿瘍」カテゴリの最新記事