お盆休みにソファに再会

お盆の休みに、牛窓のプールに出かけました。今年は、家族で出かけることもなかったので、久しぶりのおでかけとなりました。岡山県瀬戸内市牛窓にあるホテルリマーニのカジュアルレストラン（安い方のレストランってことですか）のソファに再会してきました。去年の夏、ここのソファが気に入って、同じメーカーのものを探したのでした。もう1年たったのか、と思うとともに相変わらずの座り心地の良さを実感しました。当院ソファの記事はこちらです。

肛門ポリープと直腸ポリープ

近いところに出来るので混同されることが多いのが、肛門ポリープと直腸ポリープ。肛門ポリープとは裂肛（切れ痔）の繰り返しによって、肛門歯状線部の肛門乳頭が腫れてできるものです。内容は「皮膚」の成分ですから、まず悪性化（癌化）することはありません。一方直腸ポリープは腫瘍性のもの、非腫瘍性のもの、悪性、良性色々あります。よくわからなかったら主治医にしっかり聞いてみてくださいね。正常な肛門の様子をご参照ください。

男性にも増えている？裂肛

最近、裂肛（切れ痔）の男性患者さんが増えている印象があります。以前から、肛門科患者の6割が痔核で、男性女性同数。残りの2割が裂肛でほぼ女性、2割が痔瘻でほぼ男性、と言われていました。痔瘻はほぼ男性というのは変わりありませんが、最近男性の切れ痔を多く見る気がします。本当でしょうか？これは私の印象でしかありません。はじめから女性が多いと思っているので、めずらしい男性患者が目立つだけかもしれません。よく調べてから再度お話ししますね。

切れやすい場所（切れ痔）

裂肛（切れ痔）の切れる場所は大体決まっています。肛門管の皮膚の部分の前方と後方です。切れる場所が1-2か所なら、大抵の場合、前か後ろです。さらに切れると右と左です。硬い便などで何度も繰り返していると4か所以上切れていることもあります。これは、括約筋の構造と血流の多い少ないと関係があると言われています。肛門の前方と後方は血のめぐりが悪いとする研究結果もあります。

手術後のガス（おなら）もれ？

質問いただきました。「5年前にレーザーによる内痔核治療を受けた後から、ガス（おなら）漏れがおきるようになった。括約筋損傷でしょうか」というものです。
まず、レーザーであろうと本質的には何の変わりもありません。ちゃんとした手術を受けていれば内痔核治療で括約筋を損傷することはまずありません（一部例外もあります）。肛門括約筋は加齢により1年毎に緩くなって行きます。手術との関連が心配でしたら、まず手術された医療機関で相談されてください。質問で気になる点は「自分ではおならが出ている感覚はない」「勝手にでているよう」「他人に指摘される」点についてです。おしりは感覚の鋭いところですから、おならが出れば本人は分かるのが普通です。他人からどのように指摘されるのかわかりませんが、本当に漏れているかどうかも、正確な判断が必要と思われます。

待合室から姫路城を見る

姫路城大好きのクリニックですから、待合室から姫路城がごらんになれます。写真は7月22日部分日食中の姫路城です。大手前通りの木が伸びてきていますが、見えなくなりそうになると丁度よいタイミングでカットされますので、いつも見ることができます。実は待合室だけではなく、受付さらに診察室の椅子からも見ることが出来るのです。診察中は閉じていますが、ドアとカーテンを開けると、この姫路城なのです。(M8+Noctilux50/1)
冬の姫路城はこちらです。

お盆休診のお知らせ

8月13日（木）、14日（金）はお盆休みの休診となります。お盆明けの診療は8月17日（月）からとなります。
みなさん、良いお休みをお過ごしください。

災害（水害）お見舞い申し上げます

佐用町、宍粟市他の方々、災害お見舞い申し上げます。当院へは佐用町から数名、宍粟市からはさらに多く通院していただいています。被害に遭われた地域の方々の安全、さらに二次被害のないことをお祈りします。千種川領域では、上郡町でも避難された方もあるとお聞きしました。皆さん御安全に。

記事をアップしようとしていると、静岡で震度6弱の地震がありました。静岡にいる数名の友人の顔が浮かびます。発電所の産業医の友人もいます。被害が少ないとよいですが。

大阪にて勉強会(2)

近畿肛門疾患懇談会の二次会では、大阪の黒川先生、岡山の森谷先生親しくご意見いただき、ありがとうございました。和歌山市「楽（らく）クリニック」の藤田先生は、以前姫路中央病院にて勤務され、そのときに姫路の人が「いいですよ」という意味で「らくです」（アクセントが「ら」です！）と言うのを気に入られ、今のクリニックの名前になった、なんていい話しもお聞きしました。いろんなところで繋がっているのですねえ。新快速で姫路に戻り、やはりY先生(お分かりですね)といつものところで1杯だけ飲んで、今回も午前さまでした。

大阪にて勉強会

大阪で開かれた近畿肛門疾患懇談会に出かけてきました(8/8土)。日本大腸肛門病学会の近畿地方会にあたります。近畿中心に多くの活発な肛門医が集まるので、毎回参加しています。山口県からも宇都宮先生がお見えで、以前から直に聞きたいことがあったので、お聞きしました。丁寧に答えていただき、感謝いたします。姫路地区も山田クリニック、石川病院(今脇先生)、クレモト外科（呉本先生、今回はお話しが出来ず失礼いたしました）、木村病院、田淵クリニックと出席が多かったです。情報交換の大切さを痛感しています。
京都・音羽病院の野村先生、本ブログを見ていただいてありがとうございました。同業者から見られているかと思うと、ちょっと照れくさいですね。