思いのたけが伝わらないとなんだかとてもがっかりする。
最近交際範囲が高齢者に囲まれているせいであろうか度々虚しさを覚える事が起きるようになった。
今日は市立美術館で作品展の受付当番日であった。
今日の当番は2名で行う。途中から仲間がやってきたので、お試しをして見た。
「アナと桜」と題した作品があった。作品展示の際にフリップを取りつて居た時にsazae3は既に気が付いていた。これは「アナと雪の女王」のアナとANA(飛行機会社名)を掛けて雪と桜を置き換えたに違いないでしょう!・・・フリップをとりつけながら心でなんとなく歌が流れて微笑んで作業をしていたのです。
本日は受付なので作品展を見た方の何人ぐらいがその事に気がつくのであろうか?等と興味を持ってひそかにほくそ笑んでいたのである。
しかしその事は見事というか無残というか、崩れてしまった。それを話しても全く反応が無いのである。これだけテレビでも巷でもいやっというほどアナと雪の女王のメロディーが脳にこびりついているのであるが、高齢者たちの脳には響いていないのであろうか?
その後もう二人の男性に問いかけて見た。それぞれ70歳以上です。やはり全く伝わらないのです。おまけに「アナはローマ字の方が会社名が分かるよね!」・・・ときました。。。あぁ~
出展したご本人に確認したのですが、桜の花と飛行機の画像は他に良い写真が沢山あったけれど、敢えてANAの文字が良く写っている飛行機が入っている写真を使ったという事です。私もそうだと感じておりました。
実は今回の件に先立ちまして、1年以上も前に「今でしょう!」が世間をときめかせていた頃、sazae3は「今でしょう!」という言葉を入れて俳句を作ったのです、俳句の同好会[高齢者の」のメンバーから「なんて事ですか?sazae3は・・今でしょう!とは何たることか!」「今何をしたいのか?それを書かなかったら何にもならないじゃないの!」ときついお叱りを・・・・マァ・・干されたという感じです。
こうして2件目の出来事にsazae3もいいかげんに嫌になってきました。多分もう少しだけお若い方なら・・きっと言葉を置き換え絡めたことを直ぐに気付いてくださるのではないかと・・些細なことですが・・・こうして高齢者は取り残されていくのでしょうね。。。
気がついて貰おうと説明したのですが、詳しく説明してもまだちんぷんかんぷんなのですっ!・・・ジェネレーションギャップと言うのでしょうか?このような事が増えてくるのですかねえ?
会話していても意思や意味が通じなければ虚しいだけです。
別に若年層の嗜好に合わせたくはありませんが、世の中で今何が起きているかには、いつも関心を持っていたいものです。
流行り物についてもそうですが、事件でも災害でも政治でも、とにかく「今」を知らなければ、自分の世界が狭くなってゆくだけですね。
昔は良かったとそればかりにしがみついている高齢者が増えては困ります。現実の自分の足元に目が行かない高齢者は厭ですね。
何と言いましょうか?
でもちょっとだけ無念!(考えたつもりだったんですが・・・)
でも私はしっかりと楽しませて頂きましたから・・・きっと見に来てくださっている中にも何人かは気がつかれた方もいたと思います。