いま咲いているアザミはこれだけで、例年、大株になって始末に
困る鬼アザミは、ことしは影も形もない。
もっとも、栽培していたわけではないので、どこからか種が飛ん
できて生えたものだからである。
写真のアザミは葉にほとんど棘がなく、園芸種らしいのだが本当
の名前は分からない。
【薊(あざみ)】
・菊(きく)科。
・学名 Cirsium japonicum(野薊(のあざみ))
Cirsium : アザミ属
japonicum : 日本の
Cirsium(サーシアム、キルシウム)は、
ギリシャ語の古名の「cirsion」が語源。
「cirsos(静脈腫)」の症状に対して薬効を持つ植物
があり、その植物にアザミが似ていることからこの名前になった。
・葉は羽状に裂け、縁にとげがある。
・沖縄の八重山では、とげを「あざ」と呼ぶことから、「あざぎ」
(とげの多い木)と呼ばれ、しだいに「あざみ」になった。
・また、「アザム」の言葉に由来するという説もある。
「アザム」には「驚きあきれる」とか「興ざめする」の意味があり、
花が美しいので手折ろうとするとトゲにさされて痛いので、「驚き
あきれ、興ざめする」ということからこの名前がついたらしい。
・薊の種類はいろいろあり、どれもよく似ていて分類が難しい。
日本だけでも60種類もあるらしい。
・春咲きのアザミはごく少なく、ほとんどのアザミが夏から秋にかけて咲く。
・花のあとはタンポポみたいな種(たね)になり、風に乗って飛びます。
・別名 「野薊(のあざみ)」
(出典:「季節の花300」)
困る鬼アザミは、ことしは影も形もない。
もっとも、栽培していたわけではないので、どこからか種が飛ん
できて生えたものだからである。
写真のアザミは葉にほとんど棘がなく、園芸種らしいのだが本当
の名前は分からない。
【薊(あざみ)】
・菊(きく)科。
・学名 Cirsium japonicum(野薊(のあざみ))
Cirsium : アザミ属
japonicum : 日本の
Cirsium(サーシアム、キルシウム)は、
ギリシャ語の古名の「cirsion」が語源。
「cirsos(静脈腫)」の症状に対して薬効を持つ植物
があり、その植物にアザミが似ていることからこの名前になった。
・葉は羽状に裂け、縁にとげがある。
・沖縄の八重山では、とげを「あざ」と呼ぶことから、「あざぎ」
(とげの多い木)と呼ばれ、しだいに「あざみ」になった。
・また、「アザム」の言葉に由来するという説もある。
「アザム」には「驚きあきれる」とか「興ざめする」の意味があり、
花が美しいので手折ろうとするとトゲにさされて痛いので、「驚き
あきれ、興ざめする」ということからこの名前がついたらしい。
・薊の種類はいろいろあり、どれもよく似ていて分類が難しい。
日本だけでも60種類もあるらしい。
・春咲きのアザミはごく少なく、ほとんどのアザミが夏から秋にかけて咲く。
・花のあとはタンポポみたいな種(たね)になり、風に乗って飛びます。
・別名 「野薊(のあざみ)」
(出典:「季節の花300」)