じいじのひとりごと

高齢者の悲哀と愚痴を綴っています
唯一の相棒、mシュナウザーのベルが残り人生を伴走してくれます

思わぬ遺品

2009年07月03日 | 日々のこと

妻の勤めていた病院のSさんから、今から訪れたいと電話があった。

妻が使っていたデスクに鍵がかかった引き出しがあって、合鍵が見つかったので内容品をお届けしますとのこと。

  

「確認はしないでそのままそっくりお持ちしました」と

あわせて丁寧に線香を上げて帰られた。

どうもこういう時に、何もお構いが出来ないのが心苦しい・・・

   

     

0907032 2,30年に亘る病院でのスナップや忘年会、慰安旅行などの写真が大部分であった。

一枚ずつ見ていると、私の知らなかった面が見えきたりして、また思い出が蘇ってしまった。

  

腕時計が2つ出てきた。

一つは動かなかったが、大きな時代物の腕時計(多分脈を測るとき使っていたのだろうか)は、

竜頭を巻くと再び秒針がコツコツと刻み始めた。

   

だが、・・・時は再び戻ってはくれないのだなあ。

コメント (2)
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